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東京まで物理的距離ではなく交通費が各都道府県からどれぐらいになるかが一目瞭然の「交通費変形地図(都道府県ver)」

by hans-johnson

日本で最も乗降客の多い新宿駅(東京)を起点として、各都道府県で最も乗降客の多い駅まで行くのにどれぐらいの交通費がかかるのか、最安パターンで図示した地図がTumblrで公開されています。

Geodata Visualize - 交通費変形地図(都道府県ver)...
http://geodatavisualize.tumblr.com/post/149822189576/%E4%BA%A4%E9%80%9A%E8%B2%BB%E5%A4%89%E5%BD%A2%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8Cver

制作したのは地図・地理・位置・空間に関わる作品を作っているGeodata Visualize。かかる交通費については乗換案内サービスのジョルダン、および旅行比較サイトのトラベルコちゃんを用いて算出しており、乗換案内に含まれていない格安の夜行バス路線は対象外だとのこと。

地図上には、新宿駅を中心に「5000円未満」「1万円未満」「1万円以上」の3つの輪が描かれていて、交通費に応じて都道府県が配置されています。


これによると、もっとも近いのは神奈川県(横浜駅)で、交通費は電車で421円。これは、新宿から山手線で渋谷へ移動し、渋谷から東急東横線で横浜へ移動するというパターン。

それに次ぐのが、東京に隣接する埼玉県、千葉県。あとは順当に関東、南東北、甲信越の都道府県が並びます。


北の方を見てみると、北海道や青森県よりも新潟県、秋田県の方が高くなっています。なお、調べてみたところ、格安のバス路線なら新宿~新潟間は4300円、新宿~秋田間は6400円というものがあり、新宿~青森間の7000円の方が高くなります。

西は、距離では最も遠い沖縄県が福岡県や兵庫県などと近い位置にあり、最も交通費が高かったのは長崎県の1万4191円だったとのこと。地図を作るにあたって用いた運賃はGoogleスプレッドシートで公開されています。

都道府県別駅料金 - Google スプレッドシート
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1G0jxwgoqFkGWqk51uFG1QrpTPWPhiRcexcZWPehqw8E/

なお、9月6日現在、このスプレッドシートは共同編集が可能な設定となっていて、より安い料金があるという情報がある人は書き込んで情報提供ができるようになっています。

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in メモ, Posted by logc_nt

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