氷の器に入って見た目も非常に涼やかなかき氷を「PAGE ONE」で食べてきた
氷で作った器に入れることで、食べる前に見ただけでも涼しさを感じるようなかき氷が、京都・祇園にある「PAGE ONE」というカフェで食べられるということだったので、実際に行ってみました。
PAGE ONE - カフェ&ダイニングバー 京都 祇園下河原
http://www.pageone-gion.com/index.html
場所はここ、東大路通から東へちょっと入ったところで、八坂神社の南楼門からまっすぐ南へ進めばたどり着きます。公共交通機関使用の場合、阪急京都線の河原町駅や京阪本線の祇園四条駅から徒歩15分ほど。炎天下を歩くのが辛い場合は市バスを使って「東山安井」バス停で降りると、徒歩3分ほどです。
奥にわずかに見える信号が東大路通の「東山安井」交差点。ちょっと上り坂になっているところを東へ進み……
突き当たりを右折。
「氷」の文字が出ているのがPAGE ONEです。
炎天下、多くの人が涼を求めて待機中。
南隣には「森田氷室本店」という氷屋さんがあります。
この「森田氷室本店」がPAGE ONEをプロデュースしています。
店内はかなりおしゃれな雰囲気。テーブル席とカウンター席がありますが、カフェのときはカウンター席は使用しないようです。
2階は半吹き抜けになっています。
今回は「生搾り オレンジ」(税込900円)、「生搾り 苺」(税込950円)、「宇治金時」(税込1000円)の3つを注文。
鮮やかなかき氷はもちろんなのですが、まず注目したいのは器が氷でできているということで、とても涼やか。この器のおかげか、それとも隣の氷屋から持ってきている氷のおかげか、溶ける速度はわりとゆっくりでした。
ちょっとわかりづらいですが、iPhone SEと比較するとサイズはこれぐらいで、複数サイズがあるお店なら「大盛り」に分類されていそう。
多くの人が注文していたのがこの「生搾り 苺」。シロップだけではなく、いちごの果肉入りソースがたっぷりかかっています。
さらに、側面にはカットした果実があちこちに貼り付けられていて、いちごづくし。
「生搾り オレンジ」は、氷の山の上にカットオレンジが鎮座。
ちなみに、上だけではなく、このあと中からも果実がゴロゴロ出てきます。
そして「宇治抹茶」。
かき氷と器との境目に、あんこがギュッと盛られています。
その反対側には、かき氷に包み込まれそうな白玉。
宇治抹茶には黒蜜、生搾り 苺には練乳がついてきます。
練乳はかなりの量があったので、まずは半分ぐらいかけてみました。果実の味を生かすためか、シロップの甘みはちょっと弱めなので、練乳が加わることで甘み+酸味のある味に化けます。
ほぼ器の高さぐらいまでかき氷が減ってから残った練乳を一気がけ。最後に甘さのラストスパートといった感じで、量が多くても飽きません。
氷の山のど真ん中までオレンジ色に染まった「生搾り オレンジ」は、果実の酸味が特徴的。しかし、他2品には練乳や黒蜜のように味を変化させる要素があったので、オレンジオンリーというのはちょっと寂しいかも。
かき氷の抹茶味には、時に「抹茶色のシロップ」というだけでかなり甘みの強いものもありますが、この「宇治抹茶」は甘みのない、しっかりとした苦みを感じる品。
それゆえに、黒蜜とあんこがキーとなってきます。
白玉・あんこ・抹茶の取り合わせはたまりません。
食べきって外に出ると「ああ……あったかい」と思うぐらい涼しくなれます。ちなみに、かき氷にプラス200円でコーヒーを注文できるので、冷えすぎるという時にはコーヒーで一息つくのもアリです。
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