動物の頭蓋骨を3Dスキャンしてメタリックなミニチュア&アクセサリーにした「FIRE&BONE 4」
オオカミや恐竜の頭蓋骨をミニチュア化してジュエリーに変えた「FIRE&BONE」シリーズに、新たにアメリカアリゲーター、ジャコウウシ、コヨーテ、ヤギなど8種類の生き物の頭蓋骨が追加されました。さらに、これまでより大きなサイズの卓上用ミニチュアや、角・爪をミニチュア化したジュエリーも作られています。
Tiny, Digitally-Captured, Metal Animal Skulls – Fire & Bone
http://www.fireandbone.com/
FIRE & BONE 4: Tiny, Digitally Captured, Metal Animal Skulls by Fire & Bone — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/fireandbone/fire-and-bone-4-tiny-digitally-captured-metal-anim
以下のムービーからミニチュア化された頭蓋骨の様子を見ることができます。
FIRE&BONEは動物の頭蓋骨を高解像度で3Dスキャンし、ミニチュア化させたもの。
「FIRE&BONE 4」とあるようにKickstarterでプロジェクトが行われるのは4度目で、新たに8種類の生き物が精密にミニチュア化されました。いずれのミニチュアも木製の飾り台を付属させることができます。
チェーンがセットになっており、ミニチュアに通すとこんな感じ。
ネックレスとしても使えるようになっています。
新たに追加されたミニチュアは、アメリカアリゲーター、ジャコウウシ、コヨーテ、ヤギ、白尾シカ、クズリ、アフリカクロトキ、アライグマという8種の生き物の頭蓋骨を元にしています。
さらに、頭蓋骨以外のパーツをミニチュアにしたものも。左がシカの角で、右がコヨーテの爪です。これらのミニチュアは過去の出資者からのリクエストを元にしているとのこと。
アメリカンアリゲーターは顎の骨が動くようになっています。画像をクリックすると実際に顎が動く様子をGIFアニメで確認可能です。
白尾シカ、クズリ、コヨーテについても顎が開く仕組みとのこと。
また、新しい試みとして、これまでのミニチュアよりも大きな全長3インチ(約7.6cm)の卓上用ミニチュアも制作されます。色は白と黒の2色展開。
以下のような感じで、卓上用のミニチュアはメリノ種の羊、タイリクオオカミ、クズリの3モデルが用意される予定です。
ミニチュアの製作にあたっては、動物の頭蓋骨の実物をデジタルスキャンしていますが、家庭用の3Dスキャナーでは取り込めないような詳細までデータ化しているため、ハイクオリティなミニチュアを実現することに成功しています。
その後、3Dプリンターでモデルを出力して型を作り、ロストワックス製法を用いてホワイトブロンズ、ステアリングシルバー、イエローブロンズの3種類の金属で鋳造しているとのこと。
それぞれのミニチュアは指でつまめるほどのサイズ。
過去のシリーズと合わせると、全部で35種類の生き物の頭蓋骨がミニチュアにされていることになります。
FIRE&BONE 4はKickstarterで製品化のための出資を募っているところで、目標額が6000ドル(約62万円)のところ、既に3万9000ドル(約406万円)以上を集めることに成功しています。
それぞれのアイテムをゲットするには出資が必要で、コヨーテの爪ペンダントは25ドル(約2600円)、シカの角ペンダントをゲットするには30ドル(約3100円)、新たに追加された8種類の頭蓋骨ミニチュアとペンダントチェーンのセットを1つゲットするには35ドル(約3600円)の出資が必要で、さらに飾り台を追加したい場合は必要な出資額が40ドル(約4200円)になります。またデスクトップ用の大きめサイズのミニチュアは、1つ50ドル(約5200円)でゲット可能になるなど、額に応じてゲットできるアイテムや数が変化する仕組みです。日本への発送の場合は別途送料が13ドル(約1400円)かかる点に注意。
なお、締切は日本時間で2016年7月13日(水)21時となっています。
FIRE & BONE 4: Tiny, Digitally Captured, Metal Animal Skulls by Fire & Bone — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/fireandbone/fire-and-bone-4-tiny-digitally-captured-metal-anim
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