「iOS 10」や「macOS」などが発表される?Appleの開発者イベント「WWDC2016」の正式な開催日が明らかに
Appleが毎年開催している開発者向けイベント「WWDC」が、今年は2016年6月13日(月)から17日(金)までの5日間にわたって開催されることが明らかになりました。開催日時はAppleがメディアに向けて送っている招待状から明らかになっています。
Apple’s WWDC 2016 Extravaganza Will Kick Off June 13 | WIRED
http://www.wired.com/2016/06/apple-wwdc-2016-june-13/
WWDC kicks off on June 13; Apple sends out press invitations
http://www.neowin.net/news/wwdc-kicks-off-on-june-13-apple-sends-out-press-invitations
Appleは毎年恒例の開発者向けイベント・WWDCに向け、各メディアに招待状を送信し始めており、これによりWWDCの正式な開催日時が「2016年6月13日(月)~17日(金)」であることが明らかになりました。この招待状によると、キーノートが行われるのは現地時間の10時(日本時間で26時)からとなっています。
これまでのWWDCの傾向からすると、Appleの新端末が発表されることはなさそうですが、「次世代のさまざまなプラットフォームが発表される場になるだろう」と海外ニュースメディアのNeowin。また、2016年のWWDCは「例年よりも多くの話題が飛び出すだろう」とも述べています。
By Daniel Spiess
今回登場が予想されているのは、iPhoneやiPad向けOSであるiOSの最新バージョンとなる「iOS 10」や、Mac向けOSのOS Xの最新バージョンなど。特に、OS Xは新バージョンから「macOS」という名称に変更されるとうわさされており、これがWWDCの中で発表される可能性は高そうです。また、Apple Watch向けOSの最新バージョンとなる「watchOS 3」や、Apple TV向けOSの最新版となる「tvOS 10」も登場する見込み。
また、Siriが初めてPC向けのOSに搭載されることになるかもしれません。
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これらに加え、SiriのSDKが公開され、サードパーティー製アプリとSiriが統合していく可能性をNeowinは示唆しています。また、WWDCは開発者向けイベントであり、これまでAppleがハードウェアの発表を行ってこなかったことから、うわさされる「Apple Watch 2」がWWDCの中で発表されることはなさそう、とNeowin。
なお、WWDCの開催日時は2016年4月の時点でAppleがiOSに組み込んでいる音声認識アシスタントのSiriがこっそりバラしていました。
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