どれくらい正確に押しているか感知して精密なプレイを可能にするゲーミングキーボード「Wooting one」
ゲームをプレイするにあたって反応の悪いコントローラーを使ってしまうと、自分のスキルにかかわらず高スコアをとるのは難しくなります。そんな問題を解決するべく開発されたのがアナログキーボード「Wooting one」で、キーストロークの深みを正確に把握して、キャラクターの動きを細かく操作することができます。
Wooting | Analog mechanical keyboard
http://www.wooting.nl/
「Wooting one」を使ってゲームをプレイしている様子などは、以下のムービーから見ることができます。
これがWooting one。一見すると普通のキーボードのようですが……
このキーがゲームをプレイするにあたって絶大な効果を発揮するとのこと。
全てのキーは指の沈み具合を正確に感知することが可能。通常のキーボードでは0か100(押しているか押していないか)ですが、0~100%の強度を感知できるわけです。
緻密なコントロールさばきが要求されるレーシングゲームでは、通常のキーボードでは再現できない緻密なハンドルさばきを行えます。
FPSゲームでは敵から見えるか見えないかというギリギリのところを見極め、こっそりとヘッドショットを決めています。
WarcraftのようなMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)でも細かい操作が可能になるので、e-Sportsの分野でも底力を発揮できるかも。なお、ゲーミングキーボードとして使えるのはゲームパッド、またはXinputに対応しているゲームのみなので要注意。
深度を感知できるアナログモードからデジタルモードへの切り替えはボタン1つで可能。デジタルモードに切り替えれば通常のタイピングも問題なく行うことができます。
キーの引っ張り強度は55cN(センチニュートン)で、カチカチと物理的にタイプできます。CHERRY MXキースイッチを採用しており、タイピングの耐久回数は1000万回。
全てのキーは交換可能で、キーキャップを外すと軸が露出します。
この軸自体も好きな位置にカスタマイズできるので、好きな配置でキーボードを利用可能です。また、各キーのバックライト設定にも対応しています。
キーボードごとにタイピング深度を感知する「RED」かノーマルタイプの「BLUE」に変更するのもOK。
Wooting oneはKickstarterで出資を募集中で、139ユーロ(約1万7000円)でWooting oneを1つゲット可能。Wooting one本体のほか、micro-USBケーブル・キーキャップ/スイッチを外すツールなどが含まれます。日本への発送は別途20ユーロ(約2500円)の送料が必要で、配送時期は2016年11月ごろの予定。出資の締め切りは2016年6月23日(木)の22時です。
The Analog mechanical keyboard for precise movement in Games by Wooting — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/wooting/the-analog-mechanical-keyboard-for-precise-movemen
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