ゲーミングキーボードは実は巨大モニターに変身可能?
PCゲームで遊ぶ際に重要な要素にはPC本体のスペックや映像を映すためのディスプレイ、コントローラー代わりになるマウスなどがあります。キーボードもそんな重要な要素のひとつで、キーの押し心地や同時押し可能なキーの数などがゲームのプレイ体験を劇的に向上させてくれることがあるため、PCゲーム用の「ゲーミングキーボード」が各メーカーから販売されるほどです。そんなゲーミングキーボードにはさまざまなタイプのものが存在するのですが、なぜか多くのものがキーのバックライトをカラフルに点灯させることが可能で、そんなゲーミングキーボードの特性を活かした驚きのムービーが公開されています。
The Great Wall of Logitech G at PAX East 2016 - YouTube
ピカピカ光る何かが映し出され……
2頭身の少年と少女がテクテク歩きます。
この巨大モニターは、なんと160個のキーボードで構成されています。
再びモニターの全体像が映し出されました。何やら登場キャラクターの少年と少女が、楽しくお外でピクニックをしている模様。
そして突如空からUFOが飛来。
UFOに気づく少年と少女。
UFOは少年に狙いを定めて……
怪しい光を浴びせ、少年を連れ去ってしまいます。
これに少女は激高。
宇宙服のようなパワードスーツのようなものに着替え……
宇宙船に乗って……
少年を助けるための旅に出ます。
少年をさらったUFOを追って宇宙を旅する少女と宇宙船。
その姿はファミコン時代の横スクロールシューティングゲームのようです。
巨大モニターは多彩な色表現で少年と少女とUFOの物語を演出しますが、実際はただのゲーミングキーボードだというのだから驚き。
なお、映像中で流れている音は16個のワイヤレススピーカー「UE MEGABOOM」から流れているものです。
画面は再び少女と宇宙船に戻り、目の前には大量のモンスターの群れ。
ドッカンバッカンと派手なエフェクトが表示され……
キーボードがさまざまな色にピカリピカリ。
そしてついに少年をさらっていったUFOを追い詰めます。
と思いきや、急にUFOがまばゆい光に包まれて……
謎のモンスターに変身。
少年を助けるための最後の関門、といわんばかりに死闘を繰り広げる少女とモンスター。
少女の乗る宇宙船は一瞬動きを止めて……
最終兵器っぽい見た目の巨大ミサイルを発射。
そしてモンスターを直撃。
モンスターの全身にひびが入り……
無事少年を救出することに成功しました。
最後は2人仲良くピクニックをして終了。
このゲーミングキーボードを使った展示は、2016年4月22日から24日までアメリカ・ボストンで開催されたゲーム関連イベントのPAX East 2016で展示されていたもの。展示を行ったのはロジクールのゲーミングブランドであるロジクールGで、キーボード製のモニターを設営する様子がTwitter上で公開されています。
The power of the G810 + the art of @iam8bit. See the science behind the creation of our #GreatWallofLogitechG!https://t.co/idcLHipxeG
— LogitechG (@LogitechG) 2016年4月24日
なお、ムービー中で大量に並べられているキーボードは、ロジクールGから販売されているゲーミングキーボード「G810」。G810は各キーのバックライトを最大1680万色から自由にカスタマイズ可能で、これを利用してカラフルなキーボード製のモニターをロジクールGが作り出したというわけです。なお、G810は日本では税抜2万750円で販売されています。
ロジクールG810 Orion Spectrum RGBメカニカル ゲーミング キーボード
http://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/product/g810-orion-spectrum-rgb-gaming-keyboard
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