試食

さわやかなベリーの香りにだしが効いて脳が混乱状態に陥る「ベリーベリー納豆」でいろいろ試してみた


納豆トースト」のレシピが大量に考案されており、納豆はご飯だけでなくパンとの相性も良いことが知られています。「おかめ納豆」のタカノフーズは「パンに合わせる納豆」として、ストロベリー・ブルーベリー・クランベリーの3種のベリーソースをかけて食べるという、ご飯に合わせる納豆の概念を捨て去った「ベリーベリー納豆」の販売をスタートしました。全く味の予想が付かないベリーベリー納豆は果たしてどんな味わいなのか?本当にパンに合うのか?ということで、あれこれ試してみました。

これがベリーベリー納豆。いちごをあしらったピンクのパッケージが特徴的です。


「ストロベリー・ブルーベリー・クランベリー」という、従来の納豆からは想像もつかない言葉が並んでいます。


原材料を見ると、たれは砂糖・食塩・発酵調味料・しょうゆ・いちご果汁・クランベリー果汁・ブルーベリー果汁などを合わせたもの。


ビニールを外すと、見た目は普通の納豆と変わりなし。


たれのパッケージデザインも、言われなければ普通の納豆と間違ってしまいそうなデザイン。


ベリーベリーなのは付属のたれのみで、納豆自体にベリー系の味付けはされていません。


たれをお皿に開封してみると、薄いピンク色のたれが出現。部屋中にお菓子っぽいベリー系の香料がぶわっと漂います。そのまま少しなめてみると、ベリー系の華やかな香りとは裏腹に、だしの味わいが口の中に広がります。あとから甘みもやってくるのですが、だしが思ったより効いていて、脳が混乱状態に陥りました。


ということで、よく混ぜた納豆にベリーソースをかけます。


ソースを混ぜ合わせてそのまま食べてみると、納豆に絡んだせいか、そのままソースをなめた時よりも甘みが強めな印象。後からしょうゆの塩気とだしの風味も感じられます。ただし、ベリー系の香りがぷんぷんするにもかかわらず、酸味は全くないため、なんとも形容しがたい不思議過ぎる味わいでした。


「パンに合わせる新感覚」ということで、トーストした食パンにバターを塗って、「ベリーベリー納豆トースト」を作ってみました。


恐る恐るかじると、思ったより悪くはなく、確かにご飯に合わせるよりは、パンに合わせた方が正解と言えそう。


パッケージには「ベリー納豆ブルスケッタ」なるレシピが書かれていたので、作ってみます。まずはフランスパンをカット。


サッとトーストしたらバターを塗ります。


上からベリーベリー納豆をかけて……


マヨネーズの次にトマトの順番でのせれば完成。奥の方には「ベリー系なら合うはず」ということでブルーベリーをのせてアレンジ。


まずはノーマルの方から食べてみると、まろやかなマヨネーズ・ベリーの香りのする納豆・酸味あふれるプチトマトが口の中で戦争状態に。特にトマトとベリーベリー納豆の相性が悪く、完食すら厳しいレベル。


一方で、ブルーベリーの甘みがベリーベリー納豆の香りと一致するためか、ブルーベリーとの相性は良さげ。マヨネーズとトマトを抜いて、ブルーベリーとベリーベリー納豆をのせたブルスケッタならアリかもしれません。


普通の納豆と同じ感覚で食材と合わせるより、「お菓子と合わせた方が良いのでは?」ということになり、パンケーキを用意。バター・ホイップクリーム・クリームチーズものせてみました。


そこにベリーベリー納豆をイン。横で見ていた人からは、「うわあああ」という悲鳴が上がっていました。


「ベリーベリー納豆パンケーキ」が完成しました。勇気を振り絞って食べてみます。


ホイップクリーム・クリームチーズとともにベリーベリー納豆をのせたパンケーキは、想像以上に「アリ」な印象。ホイップクリームでだしの味はほぼ消えてしまいますが、納豆からはほのかにベリーの香りがし、パンケーキの上でジャムっぽい役割を果たしていました。ほんのり塩気が残りますが、ベーコンやウインナーと合わせるパンケーキもあるように、さほど違和感はありません。


「これは徹底的に甘くした方が良い」という結論に行き着き、ブルーベリーとメイプルシロップもかけてしまいました。


もはや全く納豆とはかけ離れた味わいですが、これはこれでOK。他に類を見ない独特な味わいなので、ベストマッチなレシピを追求する楽しみも得られるかも。なお、ベリーベリー納豆は期間限定販売で、イオンでは210円となっていました。常食するのは厳しいですが、話のネタに一度試してみるのはよさそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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