Wi-Fi接続のワインボトルでいつでもワインを購入可能&詰替式で酸化を防止できる「Kuvée」
「ワインの鮮度を開封後に長く保ちたい」「一度にいろいろなワインを楽しみたい」「ボトル入りワインは栓抜きが面倒」といった悩みを一度に解決できるワインボトルが「Kuvée」です。ボトル本体がWi-Fiに接続しているため、ワインの情報を詳しく表示したり、ワインを追加で購入したりが可能で、さらにカートリッジ式のため味が劣化しにくく鮮度を長期間保つこともできるようになっています。
Kuvée
http://kuvee.com/
Kuvéeが一体どんなワインボトルなのかは、以下のムービーなどを見るとわかります。
Welcome to Kuvée on Vimeo
Kuvéeは一見すると普通のワインボトルと同じような形。
アルミ製のカートリッジボトルを取り出して……
Kuvéeの底からカートリッジを差し込みます。
すると、Kuvéeの表面のディスプレイ部分に、カートリッジに入っているワインの情報が表示されます。
さらに、ワインの残量を確認することも可能。
ディスプレイをスクロールすれば、ワインの産地などの情報を詳しく知ることができます。
ワインを飲む際は、通常のボトルワインと同様にグラスに注いで飲めばOKです。
「ワインを開封すると味がすぐに落ちてしまう」と困り顔の女性。
そこでKuvéeの出番。女性が普段好んで飲んでいる銘柄と同じワインのカートリッジをKuvéeに装着します。
カートリッジの情報を読み取って、Kuvéeのディスプレイにワインのラベルが表示されます。
一般的なワインボトルは、開封後3日~1週間程度で徐々に酸化していき味が落ちてしまうものですが、Kuvéeはカートリッジのフタが特殊な構造のため、最大30日間もワインを酸化させずにおいしさを保つことができるとのこと。
おいしいワインを飲むことができて女性はニッコリ。
飲みたいワインの種類が異なり、ケンカ中のカップル。
ここでもKuvéeの出番。まずはシャルドネのカートリッジを挿して……
片方のグラスに注ぎます。
続いてカートリッジを入れ替えます。
もう一方のグラスには赤ワインを注ぎます。
Kuvéeのカートリッジを入れ替えることで、一度にいろいろな種類のワインが飲めるため、大人数が集まる場面でも活躍しそうです。
ワインの残量が少なくなったら、Kuvéeのディスプレイから直接ワインを注文することができ、48種類のワインから好みのものを選ぶことができるようになっています。
銘柄と数量を選んで……
ポチッとタップ一発で購入。カートリッジの価格は、1本750ml入りで15ドル(約1700円)~30ドル(約3400円)程度です。
ワインに詳しくない人でも、Kuvéeユーザーの口コミを参考に、オススメのワインを探すことができます。
実際にKuvéeを使ってワインを飲んでみたレビュー動画は以下から見ることができます。
The gloriously dumb Wi-Fi wine bottle of the future - YouTube
Kuvéeは底面が丸く空いており、金属製らしき部品が見えています。
カートリッジを底から挿して使用します。
ワインを注いでいる最中は、ディスプレイにワインを注いでいるイラストが表示されるようです。
カートリッジを外す際にはボトル上部のボタンを使用。
ボトルの形状は、円柱と直方体が合体したような感じ。
カートリッジのキャップ部分は以下のようになっていて、空気が入ってワインが酸化するのを防ぐ役割があります。
KuvéeはクラウドファンディングサイトのIndiegogoで予約を受け付けており、199ドル(約2万2600円)の出資でKuvée1本とワインカートリッジ4本をゲット可能です。出荷は2016年12月を予定していますが、発送可能地域は記事作成時点ではアメリカ国内のみとなっている点に注意が必要です。
Kuvée: The Smart Wine Bottle that Keeps Wine Fresh | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/kuvee-the-smart-wine-bottle-that-keeps-wine-fresh/
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