スター・ウォーズのJ・J・エイブラムス監督による名作ゲーム2タイトルの映画化プロジェクトが進行中

「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」や「スター・トレック」のリブート版映画シリーズ、テレビドラマ「LOST」シリーズなどを手がけたJ・J・エイブラムス監督が、ゲーム「Portal」および「Half-Life」の映画化について、プロジェクトが進行中であることを明らかにしています。

J.J. Abrams: Portal, Half-Life Movies Still Happening - IGN News - YouTube

最新作「10 クローバーフィールド・レーン」のインタビュー中、ゲーム「Portal」と「Half-Life」の映画化プロジェクトに質問が及ぶと、J・J・エイブラムス監督は「エキサイティングな最新情報はありません」としながらも、「すでに脚本家は決まっていて、一緒に両作品のシナリオに取り組んでいる最中です」と話しました。

PortalとHalf-Lifeは、ゲーム配信サービスの「Steam」を運営しているValveが開発を手がけたタイトル。PortalはFPSとパズルを組み合わせたゲームで、その画期的なゲーム性から多数のゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、また、Half-Lifeは1998年に発売されたFPSで、FPSに「謎解き要素」や「ストーリー性」を加えたことが評価され、50以上のゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞した名作ゲームです。

By Brendan Riley

両作品の映画化については、2013年にラスベガスで開催された「D.I.C.E. Summit 2013」で、J・J・エイブラムス監督とValveの共同創設者ゲイブ・ニューウェル氏によるキーノートで明らかにされましたが、それ以降大きな発表はありませんでした。ちなみに、このときのキーノートでは、J・J・エイブラムス監督がValveの新作ゲームの開発に協力することが明かされており、そちらのプロジェクトも大いに気になるところです。