電子レンジで焼きの調理ができる「焼けるんプレート」で魚と肉を焼いてみたレビュー
一般的に電子レンジで調理した食べ物に焼き目を付けることは原理的にほぼ不可能といえますが、和平フレイズの調理器具「焼けるんプレート」はそんな電子レンジの限界をクリアしてくれるアイテムのようです。なぜ電子レンジで火を使ったような焼き色が付けられるのか、果たして本当に「焼く」ことができるのか、実物を手に入れて試してみました。
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ということでさっそく焼けるんプレートを買ってきました。陶器製のため、けっこうズッシリした商品になっています。
焼けるんプレートが「焼ける」秘密は食材だけでなく、プレートそのものも発熱するというところにあるとのこと。お皿に加えてフタも発熱するため、上下から食材を挟み撃ちで加熱することができるようです。
一例として、アジの塩焼きは2分で焼けるとのこと。ただし、その上に書かれているように3分30秒の予熱を行う時間を考えておく必要があります。
プレートそのものが発熱するのは、電子レンジのマイクロ波に反応して発熱する成分を材料に練り込んでいるためとのこと。果たして何度まで温度が上昇するのか、あとで実際に試してみます。
パッケージの中には、焼けるんプレートとフタ、そしてこの製品を使ったレシピが入っています。
プレートと、少し小ぶりなふたのセット
プレートの表面には波模様が刻まれており、食材から出た水分や油が流れるようになっているとのこと。
フタは「落としぶた」とのことで、プレートよりも完全に一回り小さいサイズ。積極的に食材にタッチして加熱するように作られているようです。
レシピには、例えば鮭の塩焼きがあります。
また、サバの塩焼きやサワラの西京焼きといった定番メニューが掲載されていました。
サンマの塩焼き、そして焼き鳥を焼くことも可能とのこと。
有頭エビをそのまま塩焼きにすることも可能なようです。
◆あれこれ焼いて食べてみた
さっそくいろいろ焼いて食べてみます。まずは鮭の切り身を2枚買ってきました。1枚は焼けるんプレートで、もう1枚はコンロの魚焼き器で焼いて比べてみます。
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