魚をボックスに入れ約2分間レンジでチンするだけの「レンジで焼き魚ボックス」をいろいろな魚で試してみた

短時間で仕上がるうえに、グリルなどを使用しないので後片付けも楽チンなのが旭化成の「レンジで焼き魚ボックス」(税込231円)。専用のボックスに入れて約2分ほどレンジでチンするだけで、手軽に焼き魚が完成するとのことなので、いろいろな魚で試してみることにしました。

クックパー レンジで焼き魚ボックス｜旭化成ホームプロダクツ
http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/cookper/items/yakizakana_box.html

パッケージはこんな感じ。

使用方法は、ボックスに魚を入れ、ボックスを閉じ、お皿に乗せてレンジでチンするだけとかなり手軽。

加熱時間の目安によると、だいたい約2分程度で仕上がるようになっています。また、調理時の注意として、「卵を持つ魚や、魚卵には使用しない」や「冷凍魚は、解凍してからボックスに入れ、加熱する」などがあるので、しっかりと読んでおきましょう。

中には4ボックス入り。

組み立て方もちゃんと記載されているので、迷うこともありません。それにしても、何か見たことあるような形状です……。

ボックスの中にもちゃんと加熱時間の目安が記載されているので、いちいちパッケージを見なくても良いようになっています。

約2分という早さで仕上がる秘密は、このボックスの中央にある発熱シート。短時間で高温になるそうです。

では、いろいろな魚を調理してみることに。

まずはお弁当のおかずなどにもよく使われる塩銀鮭から。魚をボックスの発熱シートの上に置きます。

ボックスを組み立てるとこんな感じで、横側もガードを立てることができるようになっており、このために電子レンジ内が汚れることもありません。

耐熱製の皿の上にセットし……

600ワットで2分間加熱していきます。

途中でボンッと音がしますが、仕様なので問題無し。

ということで、完成。身の焼けた香ばしい匂いがフワリ。

身がボックス内にくっついてしまうことも無いので、取り出す際に身崩れもしにくく、お皿にも取りやすいのはグッド。

外見ではしっかりと熱が通っているように見えますが中はどうでしょうか。

中もちゃんと加熱されており、食べてみると塩がきいていながらも甘みのある身の味がしっかりと味わえました。手軽なうえに時間もかからないので、慌ただしい朝などに重宝しそうです。

次は塩サバでチャレンジ！ボックスは連続して2回まで使用できるのですが、魚の風味は残るので、魚の種類が変わる場合はボックスも変えることをオススメします。

完成。皮には焦げ目もついており、グリルで焼いたような仕上がりです。

反対側もしっかりと加熱されています。まぶしい程に照り輝く脂がなんとも言えず、食欲をそそります。

中身もしっかりと加熱されています。脂の乗った身はウマウマ。キッチンに魚を焼くグリルが無い家でも、これがあれば気軽に焼き魚が楽しめそう。

こちらはさわらの西京漬け。

600ワットで2分間加熱して完成。レンジ内にはやはり焼いた魚の匂いが充満しますが、電子レンジの中はもちろん、お皿の上も汚れることは無いので、時間がたてば匂いも消えていきます。

ボックスを開けると同時に、加熱された西京味噌の甘みある風味が広がります。

火加減はバッチリ。半生でもなく加熱し過ぎでもなく、ちょうどよい感じ。グリルで焼く場合は焼き具合のチェックが欠かせませんが、このボックスを利用する調理方法ならば、説明通りに加熱しさえすれば、適度な焼き加減に仕上がります。

直火で焼いたようなパリッとした皮の食感も楽しめます。

これまでは切り身でしたが、こんどはアジの開きで試してみます。

開き魚の場合は切り身魚と加熱時間が違うので、要注意。

完成です。

かぼすの果汁をお好みでかけるのも良し。

アジの開きも熱の通り具合は適度な感じで、さっぱりとした身のうま味を十分に味わうことができました。

手軽に短時間で仕上がり、さらに片付けもボックスを捨てるだけと楽チンなので、一人暮らしの慌ただしい中で料理をする必要があるときなどには重宝しそう。なお、2切れが一気に焼けるラインナップもあります。