時間がたっても劣化しない「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」を飲み比べてみた
20種の焙煎豆をブレンドし、深入り・浅煎りなど挽き方によって豆の個性を保てるように4焙煎機を使用、100%アラビカエスプレッソを増量して奥深さを出して、豆を研磨して雑味をカットなど、ダイドードリンコの技術と労力を結集させたボトル缶コーヒーが「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」です。香料を使っておらず、「時間がたっても香りが変わらない」とのことなので、どんなものなのか、実際に飲んでみました。
これが「世界一」の本気。|ダイドーブレンド|ダイドードリンコ
http://blend.dydo.co.jp/champion/
これが「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」。金色の260gボトル缶です。
パッケージに書かれている「世界一のバリスタ」とは2013年チャンピオンのピート・リカータ氏。現在は後進の育成にもあたっており、実際に教え子がバリスタチャンピオンにも選ばれているとのこと。
原材料名を見てみると、香料が一切入っていないことがわかります。
香料なしで缶コーヒーがコーヒーとしてちゃんと成立するのか?と気になるところなので、「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」と、「プレミアムボス微糖」を比べて飲んでみました。なおプレミアムボス微糖は原材料名の7番目に香料が並んでいます。
まずはキャップの開けたてすぐを試飲。色はやや「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」が濃い目です。
どちらもキャップをあけるとすぐにコーヒーの香りがふわりと広がりますが、香りの種類が微妙に違うことがわかります。両者ともにコーヒーの香りには違いないのですが、プレミアムボス微糖の製品はいわゆる「缶コーヒー」のイメージに近く、逆にいうとダイドーブレンドの方は「缶コーヒー」っぽくない、通常のコーヒーに近い香りです。
また、実際に口に含んでみたところ、プレミアムボス微糖の製品は舌の上にベタッと残り、やや水っぽさが感じられる一方で、ダイドーブレンドは上あごのあたりまでフワッとコーヒー独特の香りが広がるのが特徴。
時間が経過すると、差はどんどん大きくなっていきます。30分~1時間ほど経過した時点でグラスに鼻を近づけてみると香りの絶対量はプレミアムボス微糖の方が強いのですが、ダイドーブレンドの方は香りの絶対量は少なくなっているものの、飲んだ時の印象は変わらないまま。一方でプレミアムボス微糖の製品は独特の甘い香りが口の中に広がり、最初の「コーヒー」とは別物になっていました。
「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」は税抜130円。現在もAmazonなどで販売されていますが、4種の焙煎機を使用した新20種焙煎豆ブレンドは3月14日にリリース予定。また、4月からはキリンビバレッジとダイドードリンコが自販機で扱う相互供給を開始し、自販機の売り上げが年々落ちていく状況を打破するべく、ダイドードリンコの自販機では「午後の紅茶」が扱われるとともに、キリンビバレッジの自販機では「ダイドーブレンド ブレンドコーヒー」と「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」が提供されるとのことです。
なお、「ダイドーブレンド微糖 世界一のバリスタ監修」には数量限定で映画「ゴジラ」に登場するキャラクター5種がデスクトップアイテムになったオマケがついてきます。写真に写っているのはスマホスタンドのメカゴジラですが、他にもゴジラのペンスタンド、モスラ(幼虫)の名刺スタンドなどがあります。
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