試食

「ブルーボトルコーヒー」の日本2店舗目の「青山 Cafe」に行って限定メニューを食べてみた


「コーヒー界のApple」の異名を持ち、2015年の2月に清澄白河にロースターを完備した店舗をオープンしたブルーボトルコーヒーが、3月7日(土)に日本で2店舗目となる「青山 Café」を表参道駅の近くにオープンさせました。清澄白河のお店同様にこだわりのコーヒーが飲めるだけでなく、青山の店舗でしか食べられないフードメニューが置いてあるとのことで、さっそくお店に行ってきました。

青山 Café | 日本 Blue Bottle
https://bluebottlecoffee.jp/cafes/aoyama

ブルーボトル 青山 Caféの住所は「港区南青山3-13-14」で、表参道の駅から3分ほどの場所にあります。


清澄白河の店舗は長い行列ができていたので、開店時間10時の約1時間前に店舗に行ってみました。


張り紙が貼られており、お店の前に並ぶことができず、青山通り沿いに並ぶようです。


「青山通り沿いに長い行列ができているのでは……」と予想していたものの、1時間ほど前だと並んでいたのは5人。


10時の開店前には30人ほどの行列ができていました。


開店時間の10分ほど前になると、警備員さんがお店の前まで連れていってくれます。


お店の前に到着。


ブルーボトルのマークが書かれた看板がお店の前にありますが、外装はいたってシンプルです。


お店のある2階へ。


お店に入るとコーヒーよりもパンの香りが店内に漂っており、ロースターが完備されていないせいかそこまでコーヒーの香りは強烈ではありません。


オープンキッチンの右側がコーヒーやエスプレッソを入れるスペース、左側が調理スペースになっていました。


コーヒーのメニューは清澄白河の店舗と基本的に変わらないようです。


飲食のメニューは清澄でも売っていたワッフルの他に「ベニエ(ソルテッドキャラメルソース)(税込600円)」やカタネベーカリーのパンを使った「ポーチドエッグ&トースト(税込850円)」といった食事メニューも置かれていました。今回は青山限定のフードメニュー2品と、シングルオリジンのコーヒー(税込550円)とラテ(税込520円)を注文してみます。


コーヒーだけでなく、フードメニューも注文を受けてから調理を始めるため待ち時間がかかります。注文ができ次第名前が呼ばれるのは清澄白河の店舗と一緒ですが、番号札も一緒に手渡されました。


メニューができるまで少々時間がかかるようなので、店内を見て待つことに。店内は光が多く差し込み、リラックスできそうな設計。


席はすぐに多くの人で埋まり、しばらくは混雑しそうではありますが、清澄の店舗よりも席が多く用意されています。


さまざまなコーヒー豆やグッズを置いたスペースも。


青山店限定のトートバッグや手ぬぐいが売られていました。


奥にある対面席はちょと変わったオシャレなデザイン。


スピーカーは縦長のものが使われていました。


テラス席も用意されていましたが、ドアに鍵がかかっており、外には出られませんでした。


野外の立ち席も用意されていました。


店内の一角には、水出しコーヒー用の器具が置かれていました。現在水出しコーヒーは販売されていませんが、青山の店舗では販売を予定しているそうです。


一通り店内を見学し、カウンターの前へ。


一杯ずつ丁寧にコーヒーを抽出しています。


エスプレッソマシンは清澄白河のお店と一緒でKees van der Westenの「Spirit」を使用。


ブルーボトルのマークも入っていました。


キッチンの左奥にパンを焼くトースター、右奥にフライヤーが確認できます。


コーヒーの抽出が終わり……


透明のコップでコーヒーが提供されました。


待つこと10分ほどですべてのメニューが到着。


ポーチドエッグ&トーストは、見た目も鮮やか。


ポーチドエッグはコショウがかかっており、白身がしっかり固まっています。


パンは厚切りで、イギリスパンっぽい見た目。


さっそくポーチドエッグから食べてみると、ぷるんとした白身の食感に、絶妙な半熟加減の黄身がグッド。家庭で作るゆで卵と食感が違い、なかなか真似するのが難しそうな料理といえそう。


もちろん、パンに黄身を漬けて食べてもグッド。パンにはかなりバターがたっぷり塗られていたので「こってりしているのではないかな?」と食べる前は思いましたが、小麦の甘味や旨味がしっかりと感じられ、もっちりした食感で、パンの味に存在感があります。


トマトはフルーツトマトが使われており、甘味がギュッとつまっておりオリーブオイルや塩が味を引き立てます。決して安くはありませんが、かなりのこだわりが感じられる一皿でした。


ドリップコーヒーは、「パプアニューギニア・ワギバリー・ハニー」というものが提供されていました。


口に含むと、爽やかな酸味が心地よく、苦味がほとんどないクリアな味に仕上がっており、飲みやすいコーヒー。クセが強くはないのでコーヒーが苦手な人でも飲めそうな一杯に仕上がっており、多くの人に好まれそうです。


ベニエは生地を油で揚げたお菓子で、ソルテッドキャラメルソースが付いてきます。


たっぷり砂糖がまぶされていました。


かじってみると、柔らかく半生っぽい食感で、卵が入っているようでコクがある味。ようじも2つ付いているので、シェアして食べるのにも良さそうです。


ソルテッドキャラメルソースをかけて食べてみます。


香ばしいキャラメルに強めの塩が効いており、コクや甘味がより強く感じられます。ベニエには砂糖がかかっているので「ソースをかけると甘くなりすぎてしまうのでは?」と食べる前は思いましたが、ソースをかけても甘くなりすぎることはありませんでした。


最後に、ホットのラテを飲んでみます。使われている豆はグアテマラやコンゴ産です。


ふわふわのフォームミルクは口当たりが良く、キャラメルのような香ばしさを感じる苦味があまり強くない優しい味のラテ。砂糖は入っていませんが、微かに甘味が感じられ、とても飲みやすい味に仕上がっていました。


ブルーボトルコーヒーの青山店は10時から21時までの営業になっており、清澄白河のお店に比べ遅くまで営業しています。午前中に訪れたところ、お店を出る11時頃は10人程度しか待っている人がおらず、比較的空いているので、あまり行列に並びたくない人は青山の店舗に行ってみるとよさそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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