試食

厳選されたコーヒー豆を一杯ずつドリップして入れる新形態のコーヒーチェーン「ブルーボトルコーヒー」に行ってきました


「日本の喫茶文化に魅了されながら発展してきた」というブルーボトルコーヒーは2015年2月6日に日本初の清澄白河店をオープンさせました。厳選された生豆をお店でローストし、多くのコーヒーチェーンと違って一杯ずつドリップしてコーヒーをいれるというブルーボトルコーヒーはどんなお店なのか、実際に行ってきました。

ブルーボトルコーヒー
https://bluebottlecoffee.jp/

日本第一店舗であるブルーボトルコーヒー[清澄白河 ロースタリー&カフェ]の住所は東京都江東区平野1丁目4−8。


清澄白河駅から住宅街をてくてく歩くこと5分……


ブルーボトルコーヒーの白い建物を発見。


開店直後に到着したのですが、この時点で既に人が並んでいました。


待っている人が寒くないように、ということでストーブが置かれています。


ブルーボトルコーヒーの開店は8時で、8時10分ごろに到着したところ、待つこと15分ほどでお店の中に入れました。


入り口やカウンターの横はガラス張りなので、日光が店内に差し込んでいて開放的な雰囲気です。建物の中に入るとまず列に案内され、並んで注文後に席につく形です。


店頭ではコーヒー豆やオリジナルグッズの販売を行っており……


その隣にはミル。


何やら大きな機械もあります。


そして、お客さんの目の前でコーヒーがドリップされていきます。


メニューはカウンターの向こうで大きく掲げられているため、列に並びながら注文するものを決められます。


列が進んでいくと、レジの横にガラスのショーケースを発見。


カップケーキやパウンドケーキ・ワッフルなどのフードメニューが陳列されています。


レジの奥は倉庫のような雰囲気。


フォークリフトも置いてあります。


棚の上には豆が入っていると思わしき袋が積まれており、これをフォークリフトで上げ下ろししていく様子です。


巨大な機械は豆をローストするためのもの。


5分ほど並んで注文へ。注文と一緒に名前を聞かれ、商品の受け渡しの際に名前を呼ばれるようになっています。日本ではあまり行われませんが、海外のスターバックスなどで行われるアレと同じです。


ということで、注文後、待っている間にコーヒーの作られる様子をしげしげ見てみました。コーヒーは紙コップかガラスもしくは陶器のコップで提供されるようになっており、コーヒーが注がれる前にコップは一度お湯で温められます。


店員さんが手際よく豆にお湯を注いでいきます。


一杯一杯を丁寧に。


最後にコップの中に入っていたお湯を捨ててドリップされたコーヒーを注ぎ入れます。


そしてレジで告げた名前を呼ばれてカウンターでコーヒーを受け取ります。


ワッフルは注文後に焼かれます。生地の上にザラザラと砂糖がかけられていく様子が見えました。


何の機械だろう、と思っていたものはエスプレッソマシンでした。使われていたのはKees van der Westenの「Spirit」というもの。


名前が呼ばれ、まずはコーヒーが手渡されました。


さらにワッフルもゲットし、席へと移動。この時あった席はすべて大きな机にイスが並べてあるという相席タイプでした。


こんな感じで席につきます。


注文したのはドリップコーヒー「シングル オリジン(550円)」とワッフル(500円)。コーヒーは「ブレンド」と「シングル オリジン」の2種類から選択可能で、店員さんによるとシングル オリジンは1種類の豆をドリップしているため酸味が強く豆の個性を感じやすいとのこと。シングル オリジンは4種類の豆を日替わりで使用しているそうで、お店を訪れた日は「ケニア・ニエリ・ガサイジ」というロサンゼルス・東京店舗のみで扱われている豆が使われていました。


いい香りのコーヒーをブラックで飲んでみます。まず感じたのは、店員さんの言っていた通りの強い酸味で、苦みはそこまで強くありません。今までお店で「このコーヒーはナッツのような舌触りが……」「フローラルな香りが……」と言われても「う~ん、そう言わればそんなような……?」としか思わなかったのですが、何も知らずに飲んでも酸味の奥に「何だろう?」と思うような華やかな香りの存在を感じました。後で聞いたところケニアにはシトラスの香りがあるとのこと。どっちがいいのかは個人の好みによる気がしますが、これまでスターバックスで飲んできた濃いケニアコーヒーとは全く別の味だということは分かります。なお、お店を訪れた編集部員は普段ドリップ式コーヒーとインスタントを飲む割合が半々くらいの特にこだわりを持たないコーヒー派です。


ワッフルは焼きたてのものをコーヒーフィルターに挟んで手渡されるので、熱々です。生地自体の甘さはそれほどではないのですが、追加で振りかけられていた砂糖がしっかり甘さをプラスしていて、コーヒーとよく合います。


表面には砂糖が振りかけられているのでカリカリ・ジャリジャリしていて、クリームブリュレのカラメル部分が好きな人なら嬉しい感じ。


お店の中には砂糖などが置いてある台もありました。


ミルクも置いてあるので、ブラックを楽しんだ後でミルクコーヒーにすることも可能です。


カプチーノを頼んだ場合は陶器のカップに入れられ、かわいい泡のアートが施された状態で手渡されました。


ブルーボトルコーヒーではコーヒーだけでなく、豆の販売も行われています。


店頭にずらりと並ぶコーヒー豆はすべて焙煎後48時間以内の新鮮なものとのことです。


豆を購入する場合は列に並ばなくてOKで、クレジットカードでの支払いはSquareで行われていました。


ブルーボトルコーヒーは現在のところ開店後から朝10時ごろまでなら待ち時間10~15分ほどで入れるとのことなのですが、10時を過ぎると人が増えるため1時間ほど待ち時間があるとのこと。2月17日の16時頃にもお店に行ったのですが、雨天にも関わらず以下のような長蛇の列ができていおり、入店を断念していたのでした。今回は比較的すぐに入れましたが、8時10分ごろに到着してから席につくまでだいたい20分ほどかかったので、時間に余裕がある時に訪れた方がよさそうです。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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