ハードウェア

全自動ゴミ回収ロボット開発計画「ROAR」を実際に動かすデモムービーをボルボが公開


ドローンが飛行してゴミ箱までのルートを発見し、通信している回収ロボットが軒先に置かれたゴミ箱を自動的に回収する一連のシステムが「The ROAR(Robot-based Autonomous Refuse)」プロジェクトです。3つの大学とボルボグループがコラボレーションしている開発計画で、実際に試作機によって全自動でゴミ収集が完了するデモンストレーションをムービーで公開しています。
bot-based Autonomous Refuse)」です。3つの大学とボルボグループがコラボレーションしている開発計画で、実際に試作機によって全自動でゴミ収集が完了するデモンストレーションをムービーで公開しています。

Drone to help refuse-collecting robot find refuse bins | Global News
http://news.volvogroup.com/2016/02/25/drone-to-help-refuse-collecting-robot-find-refuse-bins/

ゴミ回収ロボットが実際に動いている様子は、以下のムービーで見ることができます。

The ROAR project - YouTube


ゴミ収集車の後ろに積まれている車輪付きのマシンがゴミ回収ロボット。チャルマース工科大学・Mälardalen大学・ペンシルベニア州立大学とボルボグループによるプロジェクトです。


回収地点でごみ回収車が止まると、その屋根からドローンが飛びたちます。


ドローンが周囲をカメラでスキャン


ゴミ箱を発見すると、目的地までのルートをゴミ回収ロボットに伝達します。


ルート上に障害物があると……


ゴミ回収ロボットは自動的に物体を検知し、障害物のない新ルートに移行します。回収ロボットはGPSやLIDAR(ライダー)といったセンサー類や、カメラなどの機器を搭載しているとのこと。


到着すると、ゴミ箱にアームが伸びていき……


自動的に積み込まれました。


そのままトラックに戻り、後部にゴミ箱をセットします。するとトラックがゴミ箱を持ち上げ、ゴミ箱を空にするという自動でゴミ収集が可能なシステムとなっています。


なお、ドライバーは座っているだけでゴミの回収が終わるわけですが、運転席からトラック後方をカメラで確認することができます。


外の状況に合わせて、ボタンを押せばロボットを停止させられるほか、赤いラインに通行人が入ると自動的にストップする機能を持っており、安全性も確保しています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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