メモ

「Winamp」がまたも別会社に買収か、所有会社の株の過半数が買い占められる

By Rufus Gefangenen

音楽プレイヤーソフト「Winamp」は2013年にソフトの配布およびオンラインサービスを停止しましたが、インターネットラジオサービス「Radionomy」に買収され、開発が続けられていました。そんなRadionomyの株の過半数をフランスの大企業ヴィヴェンディが買い占めたことが発表されました。

Winamp and Shoutcast Now Owned by Vivendi, Orthers | Variety
http://variety.com/2015/digital/news/vivendi-buys-majority-stake-in-winamp-shoutcast-owner-radionomy-1201664170/


WinampはMP3再生ソフトの先駆けとして1997年に登場し、デジタル音楽の分野で大きな成功を収めましたが、AppleのiTunesの登場により、ユーザーが流出してしまいました。2001年にアメリカの大手インターネット企業「AOL」が、Winampを所有していたNullsoftを買収しましたが、2013年にソフト提供の終了を発表しました。

Winampをオープンソース化して救うプロジェクトがWinampの熱心なユーザーによって行われていましたが、2014年にストリーミングラジオサイト「SHOUTcast」とともに、ヨーロッパの大手オンラインラジオサービス「Radionomy」に買収されました。買収後にShoutcastのストリーミング技術の開発を維持していたのは、Winampの開発陣だったとのことで、Winampについても開発が続けられていたとのことですが、新バージョンの発表などはされていない状態です。

そんな中で明らかになったのが、この「ヴィヴェンディがRadionomyの株を64.4%獲得した」ということ。現時点では、ヴィヴェンディが主導権を握って今後のWinampをどうこうする、というような話は出ていませんが、果たしてどうなっていくのか……。

By ImHoboTown

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
音楽プレイヤーソフト「Winamp」が公式サイト閉鎖へ、ダウンロードも不可能に - GIGAZINE

Winampを買収したインターネットラジオサービス「Radionomy」の狙いは? - GIGAZINE

サポート終了が決定したWinampをMicrosoftが買収すべく交渉中か - GIGAZINE

Winampをオープンソース化してユーザーが救おうとする「Save Winamp」 - GIGAZINE

Winampを携帯音楽プレイヤーに - GIGAZINE

4億円以上を集め名だたるミュージシャンが絶賛するハイレゾ音楽プレイヤー「PonoPlayer」は一体何がすごいのか? - GIGAZINE

in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.