無料で自動的にロイヤリティフリーの音楽を作成してダウンロードもできる「Jukedeck」
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自分で撮影・作成したムービーに音楽を挿入するには、自ら作曲するか、音源サイトなどでロイヤリティフリーの音源を入手するという手があります。そんなムービー用の音源を「ジャンル×曲調×テンポ」を入力するだけで、人工知能が自動的に作成してくれるのが「Jukedeck」です。手間をかけずに他人と重複しないロイヤリティフリーの音源を作ることができ、ダウンロードもできるとのことなので使ってみました。
Jukedeck
https://www.jukedeck.com/
トップページには3行のテキストが表示されており、最初はここからサクっと曲が作れるようになっています。3行のテキストはそれぞれ一番上が「ジャンル」、真ん中が「曲調」、一番下が「曲の長さ」の選択なので、気分に合わせて選んでいけばOK。
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たとえば「ジャンル」だと、「フォーク」「ロック」「エレクトロニック」「アンビエント」から選びます。
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全て選択したら「CREATE MY TRACK」をクリック。
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すると10秒ほどで「ROCK」で「DARK」な「1分」の曲が自動的に作り出されました。サムネイルをクリックすると音楽を再生することができます。
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実際にJukedeckで作成した曲は以下のムービーで聞くことができます。
簡単にロイヤリティフリーの音楽が作成できる「Jukedeck」で「ROCK/DARK」の音楽を作るとこんな感じ - YouTube
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さらに音楽を作るには「CREATE TRACK」のところにある「+」をクリック。
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2曲目以降の作曲はさらに詳細な設定が可能になります。「Essential」の項目は「ジャンル」「曲調」「曲の長さ」ですが……
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「Instruments」をクリックすると、「Instruments(楽器)」を切り替えたり、「Percussion(パーカッション)」のオン・オフが可能。選択できる楽器はジャンルによって変化します。
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最後は「Tempo」に切り替えて、曲の速度を「SLOW」「MEDIUM」「FAST」の3段階に変更できるほか、BPMの値を入力して設定することも可能。BPM値で細かく曲の速度を調整可能なのは、ムービーなどに曲を挿入する際に便利そう。
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全て設定したら「CREATE TRACK」をクリックすると、設定した内容が反映された曲が自動生成されるというわけです。
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あっという間にロイヤリティフリーで使える音楽トラックがどんどんできてしまいました。曲の作成はアカウントなしで何曲でも可能ですが、作成した曲のダウンロードにはSIGN UPしてアカウントを作成する必要があります。
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アカウントを作るには画面上部の「LOGIN/SIGNUP」をクリック。
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メールアドレスと好きなパスワードを入力したら「SIGN UP」をクリック。
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さらに「LOGIN」に切り替えてメールアドレスとパスワードを入力し、「LOGIN」をクリックすればOK。
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ログインした状態で、ダウンロードしたい曲のサムネイル内にあるダウンロードボタンを押すと……
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価格表の「FREE(無料)」の枠が選択されているので「DOWNLOAD」をクリックすると、MP3ファイルのダウンロードが始まります。曲のダウンロードは「個人または小規模ビジネス(従業員数10人未満)」の利用に限って月に5曲まで無料で行うことができ、それ以降は「6.99ドル(約850円)/1曲」の料金が必要となります。ビジネスの規模によって価格が異なり、大規模ビジネス(従業員数10人以上)だと「21.99ドル(約2700円)/1曲」で、ロイヤリティフリーの曲をダウンロード可能。「199ドル(約2万4000円)/1曲」で著作権を買い取るというオプションも用意されています。
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なお、友人などほかの人がダウンロードできるリンクも表示されるので、誰かに曲を聴いてもらいたい時にササッと教えられるわけです。
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