レビュー

一目で見やすく実用性重視のカレンダーデザインが毎年大好評のAmazonオリジナル卓上カレンダー2016年版を2種まとめてレビュー


カレンダーは、いまやスマートフォンの無料アプリで簡単に見ることができたり、100円ショップなどで安価な製品を手に入れたりできる中、Amazon.co.jpは約900円という少し高めの価格設定の卓上カレンダーを毎年発売しています。値段相応にしっかりと丈夫な作りで、翌々月のカレンダーまで一目で確認できる実用性重視のコンセプトを毎年踏襲しつつ、デザインが少しずつ洗練されているので、今年は一体どのように進化しているのか確かめてみました。

Amazon.co.jp: Amazon.co.jp限定 オリジナル カレンダー 2016 卓上 kindle: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B017XC1OSY/

◆アマゾンカラー
「Amazon.co.jp限定オリジナルカレンダー2016卓上」は、細部のデザインが異なる「アマゾンカラー」と「キンドルバージョン」の2種類がありますが、まずは表紙がAmazonのロゴを連想させる黄色のアマゾンカラーから見てみます。表紙のカラーは、2015年版と比べて少し明るめの色合いに変化しています。


表紙左下には、おなじみのAmazon.co.jpのロゴ入り。


カレンダーと台座をとめているリングは厚紙製で、少し力を加えたくらいでは全く変形しない丈夫な作り。


リングの端は型押しして固定されていて金属製の留め金などは一切なく、その他の素材も全て紙製なので、カレンダーを捨てる際に分別不要な点もグッドです。


台紙の底を何度か折り曲げて、折り目をしっかりつけると……


このように卓上でカレンダーを自立させることが可能。


机の上に立てた際の大きさは、高さ13.5cm×幅18cm×奥行き8cm。iPhone 6s Plusと比べると、高さは一回り小さめです。


カレンダーは日曜始まりで、土曜日が青、日曜日と祝日が赤で書かれたシンプルなデザイン。紙の左右の端までカレンダーが目いっぱい広がっていて、上部の余白には前後3カ月分のミニカレンダーを配置するなど、紙上のスペースを極限まで突き詰めた実用的な作りです。


マスとマスの間は点線で区切ってあり、日付の数字はマスの左上に小さく打ってあるので、最低限の予定を書くには十分なサイズ。大安や仏滅などの「六曜」は載っていませんが、元日や成人の日など「国民の祝日」は記載してあります。


カレンダー上部のミニカレンダーは、前月・翌月・翌々月の3カ月分。前後月の日付や曜日を確認したいときにカレンダーをめくらなくてもパッと一目で確認できるようになっています。


カレンダーの裏面には、昨年までの横書きカレンダーとは異なり、前々月・前月・当月・翌月・翌々月・翌々々月の6カ月分のミニカレンダーが書かれています。カレンダーをめくる手間が省けて、一目で見た際の利便性がより向上している感じ。


カレンダー上部の横長のスペースは、Amazonのイメージカラーであるオレンジ色を基調としていて、毎月少しずつデザインが異なっています。1月はオレンジ地に黄色の水玉模様が映えるポップなデザイン。


2月は冬物衣類をイメージさせるようなタータンチェック。


3月は、色合いの異なる3種類のオレンジ色でストライプ柄を描いています。


6月は斜線を組み合わせたデザイン。


9月は矢羽をもとにした和柄の「矢絣(やがすり)」のような形です。


12月は暖かそうな編み物っぽいデザイン。


裏表紙には2017年のカレンダーがついているので、年末になってカレンダーを使い切っても、次のカレンダーを買うまでの間に翌年の日付をばっちり確認できます。


◆キンドルバージョン
続いては、Kindle端末の待ち受け画面をイメージしたイラストがカレンダー紙面にのっている「キンドルバージョン」を見てみます。使われている紙はアマゾンカラーのカレンダーよりも分厚めで、少しざらっとした手触りです。


表紙のイラストは淡いパステル調のグラデーションで、木の下で子どもが読書しているデザインは2012年版の卓上カレンダーとよく似ています。しかしよくよく見てみると、新たにウサギが登場していたり、子どもの背丈が伸びたり髪型が変わっていたりと、細部が少しずつ異なっていることが分かります。


リング部分はアマゾンカラーのカレンダーと同じく厚紙製。カレンダーのデザインに合わせて、白いリングが採用されています。


大きさもアマゾンカラーのカレンダーと全く同じ。


ぺらりとめくって1月のカレンダーを見てみます。カレンダーの背面に淡い色合いで季節のイラストが描かれていて、1月は葉っぱが枯れた木の下でシカやリスなどの動物がたたずんでいるデザイン。土日祝の表記や前後3カ月分のミニカレンダーの配置などは、アマゾンカラーのカレンダーと全く同じですが……


ミニカレンダー上部の「amazon」のロゴが、白黒ではなくカラーになっています。


日付の数字のフォントはアマゾンカラーよりも太めなので、視認性はキンドルバージョンの方が高そうです。


裏面は前々月・前月・当月・翌月・翌々月・翌々々月の6カ月分のミニカレンダー。


2月のカレンダーは、雪が降る中で白鳥の親子が湖で暮らしているデザイン。


3月になると、木に花が咲き始めました。


4月は、花が満開に咲いた木や、チューリップ、ツバメとモグラが春の訪れを感じさせてくれます。


梅雨入りの6月は、キツネの親子が木の下で雨宿り。


2種類のカレンダーを比べてみるとこんな感じ。フォントはアマゾンカラーの方がスッキリとした直線的で、イラストが入っておらず超絶シンプルなデザインなので、オフィスに置くならばアマゾンカラーの方が向いていそう。一方のキンドルバージョンも、カレンダーの背面にうっすらとイラストが入っているだけで余分な要素は全くないと言い切れるデザインなので、男女問わずさまざまな場で使えそうです。


なお、Amazon.co.jp限定オリジナルカレンダー2016は、アマゾンカラーとキンドルバージョンの2種類ともに、1台税込918円となっています。

Amazon.co.jp: Amazon.co.jp限定 オリジナル カレンダー 2016 卓上 kindle: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B017XC1OSY/

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in レビュー,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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