「ちびまる子ちゃん」がクオリティ高すぎなドーナツとして完全再現されたので、ムシャムシャ食べてみました

「できるだけ自然で添加物を含まない材料を選び、お店で一つひとつ丁寧に手作り」しているというドーナツ専門店のフロレスタが、ちびまる子ちゃんTVアニメ化25周年と12月23日に公開される映画を記念し、まる子や家族みんなをドーナツにして、12月1日から提供開始しています。12月1日(水)から10日(木)まではまる子とおじいちゃんのドーナツが登場しているとのことなので、実際に買って食べてみました。

ちびまる子ちゃんTVアニメ化25周年＆映画公開記念　「まる子、ドーナツになるの巻」コラボドーナツ発売のおしらせ | ドーナツのフロレスタ | ネイチャードーナツ
http://www.nature-doughnuts.jp/news/2015113001.htm

ちびまる子ちゃんのコラボドーナツは全国にあるフロレスタのうち24店舗での販売となっているので、今回は京都・四条河原町にある本輪菓京都本店に行ってきました。

コラボドーナツは冷凍販売となっており、ショーケースにはおじいちゃんとまる子の見本が置かれていました。

ということで、購入。4つ以上コラボドーナツを購入すると保冷バッグに入れてもらえます。

これがコラボドーナツ。1つ1つ袋で密閉されています。

保冷剤とセットで保冷バッグに入れられていたため、編集部に持ち帰った時でもまだひんやり冷たい状態でした。

裏面を見てみると、原材料名には小麦粉・卵・無調整豆乳・有機チョコレート・ストロベリーパウダー・きなこ・クーベルチュールなどが記載されており、自然派っぽい雰囲気がうかがえます。

ドーナツは5分ほど常温で放置すれば解凍が完了するとのことなので、しばし待機。なお、まる子やおじいちゃんの顔はチョコレートでコーティングされており、レンジやトースターで熱するとデロデロになってしまうので注意しましょう。

まる子ドーナツの大きさはこのくらい。

顔はきなこのチョコレート、髪はミルクチョコレートとなっており、口や頬はストロベリーチョコレートで描かれています。後から描き足されたためか、前髪のギザギザが少し盛り上がっていて、1つ1つ手作りであることが分かります。

チョコレートでコーティングされた突起はおかっぱを表現。

表から見るとドーナツぽくないのですが、ひっくり返すとちゃんとドーナツでした。きなこのチョコレートで表面の穴をふさいでいるわけです。

食べてみると、まずチョコレートコーティングに使われているきなこの味が口に広がります。一度冷凍されているので、ドーナツの表面は揚げたてのようにサクサクしておらず、しっとりめ。豆乳が使われている生地は甘すぎることがなく、油っこすぎることもなく、優しい味わいです。まる子を完全再現した見た目もさることながら、上品でやさしい味のドーナツの完成度も非常に高い一品となっていました。

まる子のおかっぱ部分はアーモンドが使われていました。

穴の部分のチョコレートは分厚く、全体としてきな粉の味がかなり押し出されていました。

12月1日(火)～10日(木)の間は、まる子と一緒におじいちゃんも売られています。

これもコーティングのベースはきなこのチョコレートで、顔や髪がミルクチョコレートで描かれています。

裏面はこんな感じ。

おじいちゃんも食べてみます。

全体として、まる子のドーナツと同じ味・食感なのですが、おじいちゃんは髪の毛がないのでミルクチョコレートの割合が少なく、よりきなこの味が強く出ています。

まる子の耳はアーモンドでしたが、全体的にミルクチョコレートの分量が少ないからか、おじいちゃんの耳にはクーベルチュールが使われていました。少しビターなチョコレートなので、甘いきなこチョコレート味のドーナツにアクセントを加えています。

フランダースの犬をテーマにした「世界名作劇場40周年記念コラボドーナツ」は「パト……ラッシュ……？」となりましたが、3つずつ購入したまる子・おじいちゃんのドーナツを見比べてみると、多少差がありましたが、どれも完成度高く再現されていました。なお、まる子・おじいちゃんのドーナツはいずれも税込450円です。