取材

マシュマロをほおばりつつ「おじマシュ」アニメ化についてやわらかい雰囲気でトークが展開された「おじさんとマシュマロ アニメ化発表会」


2016年1月の放送開始が決定しているアニメ「おじさんとマシュマロ」の詳細を、総監督が自ら語る発表会がマチ★アソビ vol.15で行われました。

『おじさんとマシュマロ』アニメ化発表会 マチ★アソビ
http://www.machiasobi.com/events/ozisan.html

「おじさんとマシュマロ」のアニメ化発表会は、マチ★アソビvol.15の最終日に東公園ステージでひらさわひさよし総監督の司会で開催されました。原作者の音井れこ丸さんは台湾にいるため参加できなかったとのこと。


開始早々、会場のお客さんにマシュマロを配り始めるひらさわ総監督。


マシュマロを配りつつ、まずは「原作について」ということで、ひらさわ総監督が「原作を知っている人は?」と質問すると会場内からちらほらと手があがりました。「おじさんとマシュマロ」はマシュマロが大好物のおじさんと、おじさんに好意を寄せるOLの恋愛模様を描いた作品で、pixiv上で音井れこ丸(トイレ籠)さんが掲載していたもの。これまでにコミックスが計2巻発売されています。


続いてアニメ「おじさんとマシュマロ」の現時点で解禁できる情報が公開されました。アニメは3分程度のショートアニメで2016年1月から放送開始予定。話数は合計12~13本を予定しているとのこと。なぜすべて「予定」なのかというと、編集部が忙しくて誰もジャッジできないからだそうです。


そして、「以上っ!」と、突然スライドが終わってしまいました……。


ここからはアニメに登場予定のキャラクターの紹介が行われます。まずは主人公の日下(ヒゲ)さん。メタボ体型の中年のおじさんで、「食べっこましゅまろ」というマシュマロが大好物です。


若林さんは、日下さんの事が大好きなOLで、オフィスで2人のドタバタコメディが繰り広げられます。


MIO5(みおこ)は語尾に「~でがす」とつけて話すため、でがすという愛称がつけられています。アニメ登場人物としての説明は「謎の女」となっています。


「今回、お出しできる情報は以上ですっ!」とのことで、またもスライドが終わってしまいました。


続いて「制作秘話的な話」ということで、会場限定で秘密の制作話が語られました。


そして資料を作りながらネタが尽きてしまった……と困り果てていた総監督のもとに、原作者の音井さんがTwitter上でおじマシュアニメに期待していることや質問を募集してくれたそうです。


【募】皆よかったら今日イベントで1時間トークするおじマシュアニメの総監督ひらさわさん(@DNE_bu_HH)へアニメに期待すること、原作の好きな所などを@で送ってあげてください!トークイベントなのにぼくが台湾だからひらさわさん1人で出演って状況なんです!頑張れーだけでもいいし!

— 音井れこ丸@トイレ籠 (@toire_komoru)

というわけで、まず最初は音井さんから総監督への質問。果たして質問といえるのかどうか?な内容ですが、会場のお客さんも巻き込んだトークが繰り広げられました。


応援コメントに対しては、日下さんの体のぷよぷよ感をかわいく表現したい、とひらさわ総監督。ビーズクッションのような、筋肉を感じさせないぷよぷよの質感を音井さんと共に追求しているそうです。


続いての「絵柄と声のイメージがあっていることを重視」というコメントに、ひらさわ総監督は「ピンポイントで来たねー」と語り、例えば若林さんの「~っすか」「~すよ」という口調は、疑問文にするか、脅し口調にするかなど、いろいろな言い方が考えられますが、音井さん・ひらさわ総監督共に「若林さんは淡々と言ってるイメージ」という思いがあるそうです。オーディションはまだ行われていませんが「普通のトーンで普通に喋ってくれる人」を選ぶのが難しいだろうなと思ってるとのこと。若林はヒゲさんの前では無表情だから表情を出しにくく、試行錯誤をしていく流れになると予想しているそうです。

さらに「若林の弟や社長、でがすさんや工場見学など色々なキャラを」という要望に、ひらさわ総監督は工場見学のエピソードがお気に入りで、先輩と後輩がめちゃくちゃ面白いのでアニメに多分出すと語っていました。


おじさんとマシュマロの略称は「おじマシ」か「おじマシュ」かという疑問には、会場の投票によって「おじマシュ」に決定。ひらさわ総監督がアニメ化するにあたって大事にしたいことは、1番は日下さんのかわいさで、2番は若林とひげさんの関係性とのこと。サブにもキャラが立っている人物が多いのでいろいろと出していきたいそうです。さらに「日下さんと若林さんの精神的なつながりを出していきたい」とも語っていました。


会場からの質問コーナーでは、「食べっこましゅまろの商品化は?」という質問があり、ひらさわ総監督は「僕も先生もみんなやりたいと思っています」とコメント。マシュマロを製造している会社は国内に圧倒的シェアをもつ会社が1つと、あと1社くらいしかないそうです。商品化が実現した暁には、マチ★アソビに持ち込んで売ったり、焼きマシュマロを売ったり、クレープ屋さんなどとコラボもやってみたいと語っていました。

さらに「日下さんは立派な体格だが、実際は強いのか弱いのか?」という質問に、ひらさわ総監督は強いというイメージを持っているそうです。日下さんはIT企業に勤めているのですが、原作ではプログラミングやエンジニア的な作業をしているシーンが描かれておらず、音井さんに日下さんの役職を聞こうかなと思っているとのこと。


トークショーの最後には、会場で配られたマシュマロの残りと、トークで使用した資料をめぐってジャンケン大会が行われました。ひらさわ総監督は、マチ★アソビで飲んだり食べたりしながら「だんちがい」を鑑賞する上映会を開催したので、次のマチ★アソビではマシュマロを食べながらおじマシュ上映会をやりたいと語っていました。

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in 取材,   マンガ,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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