Microsoftが買収したロック画面管理アプリの「エコー」がどんなものなのか使ってみました
MicrosoftがAndroid向けロック画面アプリ「エコー・ロックスクリーン通知」の開発元であるDouble Labsというスタートアップを買収しました。エコーはロック画面にメールやLINE、ニュースなどの通知を表示し、その通知の内容にロック画面から直接アクセスできるというアプリで、通知を劇的に管理しやすくなるとのことなので実際に使ってみました。
エコー・ロックスクリーン通知 - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.doublelabs.androscreen.echo
まずは上記URLをスマートフォンで開いて「インストール」をタップします。
「同意する」をタップ。
インストールが終わるとホーム画面にエコーのアイコンが生成されるので、タップして起動します。
チュートリアルは右から左にスワイプしてスキップ。
チュートリアルが終わったら、「TURN NOTIFICATION ON」をタップします。
「Echo Lockscreen」の右側にあるチェックボックスをタップ。
有効にするかどうかを聞かれたら「OK」をタップし、設定の完了です。
エコー・ロックスクリーン通知を使用する時は、画面ロックをオフにする必要があるので、「セキュリティ」の「画面のロック」が「なし」になっているか確認。
これがエコーのロック画面です。通知が何もない状態だと以下の画像のような感じで、左から右にスワイプしてロックを解除します。
通知があるときがこちらの画像。一番上の「PRIORITY」をタップすると……
GメールやLINEの通知が表示されました。そのままGメールの通知をタップすると……
Gメールの画面が開きます。
LINEをタップすれば……
メッセージが開いて、そのまま返信することが可能。
「WORK」の下にあるのは「カレンダー」の通知。
ロック画面から通知をタップするとカレンダーが開きます。ロック画面からワンタップで必要な情報にたどり着けるのはなかなかグッド。
なお、通知の上に表示されている「PRIORITY」「WORK」「OTHER」は通知のグループを意味します。エコーはデフォルトでアプリがグループ分けされていて、上述の他にも「SOCIAL」や「MEDIA」といったグループがあります。
グループ分けは、ユーザーが好きなようにカスタマイズ可能。自分でカスタマイズするにはホーム画面からエコーのアイコンをタップして起動。
グループをカスタマイズするには「Notification groups」をタップします。
この画面では各グループに分けられたアプリを確認できます。一番トップは「PRIORITY」で、これは通知の優先度が高いグループ。右から左にスワイプすると……
「SOCIAL」を表示。
さらに「WORK」や「MEDIA」などが続きます。
グループのカスタマイズをLINEでテスト。まずは「PRORITY」の「LINE」をタップします。
「SOCIAL」にチェックを入れて「OK」をタップすると、LINEがSOCIALのグループに振り分けられます。
試しにメッセージを受信すると、SOCIALのグループにLINEの通知が表示されました。これは通知を管理するのに役立ちそうな機能です。
また、エコーのアプリの画面で「Notification stats」をタップすると……
画面上部に「受け取った通知の回数」と「確認した通知の回数」が表示されました。また、画面中央には画面をアンロックした1時間ごとの回数がグラフで表示されています。
「エコーは便利そうだけれど、スワイプでアンロックするのはセキュリティが不安」という人は「Security」をタップして、アンロック方法を変更するのがオススメ。
「Pattern」をタップします。
アンロックのパターンを入力したら設定は完了です。
アンロック方法をパターンにすると実際にどのように動作するのかというと、通知をタップした後に……
パターンの入力画面が表示されます。これでパターンを入力すれば、そのまま通知されたアプリが起動するというわけです。
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