取材

全身フル可動フィギュア「馬」「骸骨武者」など「タケヤ式自在置物」がすごいクオリティ


江戸時代にルーツを持つ日本の金属工芸のひとつ自在置物を竹谷隆之氏の解釈で仕上げた可動フィギュアが「タケヤ式自在置物」です。ワンダーフェスティバル 2015[夏]では、タケヤ式自在置物シリーズの41個のパーツからなる「馬」や「武者骸骨」が展示されていました。

造型総指揮、竹谷隆之でおくる海洋堂新フィギュアプロジェクト
http://kt-jizai.com/

海洋堂のブースにやってきました。


何やら怪しい一角を発見。


そこには日本の伝統工芸品をフィギュアとして製作してしまった「タケヤ式自在置物」シリーズの新作がずらーり。


左側に展示されているのは馬を精巧な可動フィギュアにしてしまった「馬 鉄錆地調」と「馬 着彩」。原形製作は竹谷隆之氏で、どちらも価格未定です。


前から見たところ


横からはこうで、リアルな馬が立体化されています。


「馬」には41個ものパーツが使われており、計26個のジョイントを搭載している気合いの入りっぷり。


普通の馬っぽく塗装するとこんな感じになり、馬らしさがググっとアップ。特におなかの具合は本物の馬を忠実に再現しています。


シルバーに仕上げると何かの伝説に出てきそうな神々しさを放っています。


尻尾の向きまで可動式でした。


タケヤ式自在置物は馬だけにとどまらず、リアリティのあるガイコツまで可動フィギュア化。遠くを眺めるようなポーズをとっているのは「骸骨 着彩」で価格は1体税別5800円。


甲冑や陣笠を着込んだ戦争仕様のガイコツも発見。こっちは「骸骨武者」で価格は未定。


骨の質感はもちろんのこと、くたびれた感じの鎧の精度も相当なレベル。


別アングルから見たところ。


日本刀を構えているのですが、どう見ても戦う構えというよりは、今からホームランを放つような意気込みが感じられます。


陣笠をかぶった武者骸骨は先端が三叉になった長槍を構えています。


骨になっても敵を討ち取る気迫は顕在。


声帯はないはずですが、叫ぶような表情は真剣そのものです。

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in 取材,   生き物, Posted by darkhorse_log

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