試食

「ぐでたま」がかき氷になったり、うどんという名のしがらみに捕らわれた「ぐでたまかふぇ」に行ってきた


世界一やる気のない卵「ぐでたま」が母かもしれない鶏肉に囲まれたり、うどんというしがらみに捕らわれたり、全く覇気がない表情でかき氷にのっかったりしている料理の数々を食べられるのが「ぐでたまかふぇ」です。和風メニューを中心とした関西初の店舗が大阪・梅田のHEP FIVEに登場したので、どんな感じなのか、実際にお店に行って確かめてきました。

関西初の「ぐでたまかふぇ」期間限定でHEP FIVE 7Fにオープン! | ニュース・イベント | サンリオ
http://www.sanrio.co.jp/news/gu-cafe-hepfive-20150717/

ぐでたまかふぇは阪急梅田駅から徒歩1分ほどで到着するHEP FIVEの7階に期間限定オープンしています。


お店はこんな感じ。入り口の前には野点傘が置かれており、和の雰囲気です。


フードメニューはごはんやうどんを中心に4種類、デザートが5種類、ソフトドリンクは9種類用意してあるとのこと。


平日の14時半ごろに訪れたのですが、特に待機列などはできていなかったので、スムーズに入店できました。


ライトはほんのり笑顔のぐでたま。


壁には和傘や日本画っぽいデザインのぐでたまイラストが飾ってあります。


今回は3人がけのテーブル席へ通されました。


メニューはこんな感じ。


ということで、まずは「ぐでらっくすかき氷/マンゴーミルク(税抜1150円)」から食べてみます。


かき氷の高さはiPhone 5sよりも少し小さいくらい。


マンゴーシロップと練乳がたっぷりかけてあるかき氷に、全く覇気が感じられない表情のぐでたまがのっかっています。


寒天やさくらんぼ、餅っぽいお菓子やわらび餅、あんこなど、あんみつっぽい具材がたっぷり使ってある豪華版かき氷です。


てっぺんのぐでたまはもしや卵……?と思い、おそるおそる持ち上げてみますが、卵の黄身のように崩れて液体が漏れてしまうことはありません。


もぐもぐ食べてみたところ、ぐでたまは卵ではなく甘酸っぱいアプリコットでした。


かき氷はきめの細かなふんわり氷。マンゴーのシロップはとろりと濃厚で、ただ甘いだけでなくほのかに酸味もあり、マンゴーを愛する人であれば満足できるに違いないジューシーさです。


手前にあるのがわらびもちで、奥が白玉。もちもち系の具がたっぷり入っているので、かき氷がやや溶けてしまってジュースのような状態になっても、飲み物ではなくデザートとして最後まで楽しめました。


続いて「ぐで抹茶プリン(税抜600円)」


これはぐでたまが載っているのではなく、グラスがぐでたまの顔になっていました。


トッピングはホイップクリーム・さくらんぼ・抹茶シロップ。


大きく一口で食べて見ると、ぐでたまの「揺らさないで~」という声が聞こえてきそうな柔らかプリン。こってりしたクリーミーな舌触りで、抹茶の苦みはほとんどありません。「抹茶プリン」というよりは「抹茶ミルクプリン」のようなまろやかな一品でした。


ぐでたまかふぇにはデザート系のメニューだけでなく、フード系のメニューも存在します。以下はぐでたまがうどんに絡まった「しがらみうどん(税抜900円)」


油揚げのふとんに包まれながらもしがらみからは逃れられていません。


具はかつおぶし・ネギ・天かすの3種類。


さっそく食べてみたところ、取り立てて特徴はないものの、うどんのコシはしっかりしており、カツオだしの味も強く感じられました。


卵はやや固めの半熟で、うどんとたっぷり絡めてもよく合います。


油揚げはかむとつゆがジュワッと出てきてジューシーでした。


なお、つゆの中にうどんが浸されているタイプではないので冷たいうどんか?と思いきや、温かいうどんです。


ぐでたまが半熟卵と鶏肉の中に埋もれている「親子かも丼(税込1100円)」もあります。


母かもしれない鶏肉と兄弟かもしれない卵に囲まれるぐでたま。


たれの味が染みた玉ネギ・柔らか卵・鶏肉・ご飯がいい感じで絡み合っており、しっかり和の味わいです。


ぐでたまをツンツンしていたところ中の液体がこぼれだしてしまったので……


親子丼と絡めて食べてみます。親子丼に使ってある卵は固すぎず柔らかすぎず絶妙な火入れ具合なのですが、とろりとした黄身を絡めると、だしの味の卵かけごはんっぽい感じです。


鶏肉もたっぷり使ってあるので、キャラクターとコラボした料理で時々あるような、お肉が小さすぎ&少なすぎで悲しくなってしまうこともありませんでした。


最後はドリンクとして「ぐでまっちゃらて」と「ぐでまんご~らっし~」を注文。いずれも税抜800円です。


なお、ドリンクを注文すると「もう帰ってもいい?」というぐでたまコースターがもらえます。


青い和傘を挿しているのが「ぐでまっちゃらて」


グラスの上部には少し緑色になったミルク、底の方には抹茶シロップがたまっていました。


和傘には少し模様が入っています。


ぐでたま要素はマシュマロで表現してあり、ホイップクリームとミントの葉も載せられています。


飲んでみたところ、抹茶よりもミルクの味わいが強く、甘さ・渋みともに控えめで飲みやすい作り。ホイップクリームもそこまで多くなく、比較的あっさりとしているので、デザート系のメニューと一緒に頼んでも口の中があまあまになりすぎないのがいいところです。


そしてこれが「ぐでまんご~らっし~」


これもホイップクリームとマシュマロ・ミントが盛りつけられています。


グラスの中ではマンゴー果汁とラッシーが混ざりあっています。


見た目から甘く濃厚な味を想像していたのですが、マンゴーの酸味がきいており、ラッシーの甘酸っぱさもあって、これも非常にあっさりした仕上がり。濃厚すぎず、単体としてもデザートのお供としても飲みやすくなっていました。


なお、ぐでたまカフェは「ぐでたま in おおさか」というイベントの一環として出店されており、9月6日(日)までの期間限定店舗です。梅田近辺ではカフェ以外にもフォトスポットやスタンプラリーなどが開催されているとのことで、ぐでたまと夏の思い出作りができるようになっています。

あと、カフェまで行けない人向けに、自宅でぐでたまカフェを再現できる「ちっちゃいちっちゃいぐでたまカフェ」というのもあります。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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