レビュー

瞬時に組み立て可能で手軽にハイクオリティ写真が撮れるポータブルスタジオ「Foldio2」を使ってみた


小さな子どもでも片手で楽々と持ち運べるサイズ&重量ながら、約1分で組み立て可能で、デジタル一眼レフカメラでもスマートフォンでも手軽にワンランク上の写真が撮れるようになるというポータブルスタジオが「Foldio2」です。Kickstarterにて出資していたのですが、ついに実物が届いたので実際に使ってどんな写真が撮れるのか試してみました。

foldio
http://orangemonkie.com/foldio/

Foldio2がどれくらいお手軽に使えるのかは以下のムービーを見れば分かります。

「Foldio2」のお片付けは超絶簡単 - YouTube


◆フォトレビュー
これが「Foldio2」


裏面には使用イメージが大きくプリントされていました。


箱を開けると……


中には「KICKSTARTER×foldio」と書かれた袋と、Foldio2用のLEDテープライトとアダプタ、変換プラグ、Y字ケーブルが入っていました。


これはFoldio2の説明書。説明書きは全て英語です。


「KICKSTARTER×foldio」と書かれた袋の中には……


Foldio2の本体と撮影時に使用する背景用の紙。


背景紙は左からグレー・ホワイト・ブラック・グリーンの4色分ついてきて、ホワイト以外は起毛紙です。


Foldio2の本体がコレ。


実際に身長170cmの成人男性が手に持ってみるとこれくらいのサイズ感。


パカリと開けると中は三つ折りになっており……


各面に2つずつ三角形のパカパカ開くフタパーツがついています。フタパーツは白いシールの下に埋め込まれた磁石で固定できるようになっています。


フタパーツ同士を磁石でくっつけるとこんな感じの1面だけ開いた立方体になり、この中に被写体を入れて撮影することになります。


大箱の中に入っていた細長い箱の中身は、Foldio2用のLEDテープライトとアダプタ、変換プラグ、Y字ケーブル。


これがLEDテープライト。Foldio2に貼り付けて使用します。


袋から出すとこう。


端についている丸いパーツが光量を調節するためのスイッチ。


逆側にはアダプタから電源を供給してもらうためのプラグ。


裏面はこんな感じで、Foldio2に貼り付けるための両面テープがペタリと貼り付けられています。


これはアダプタと変換プラグ。


日本国内で使用する場合はAタイプの変換プラグをアダプタにくっつけてやればOK。


そして、付属のY字ケーブルをアダプタとつなげば、1つのコンセントからFoldio2に取り付けた2つのLEDテープライトに同時に給電できるようになるわけです。


というわけで実際にLEDテープライトとアダプタを接続。


そして光らせてみました。LEDテープライトのライトカラーはホワイトで、1本当たり27個の光源が埋め込まれており、色温度は5700K。


というわけで、使用する前にLEDテープライトをFoldio2に貼り付けます。貼り付けるのはFoldio2を組み立てた時にぴょろっとはみ出す赤枠部分。2箇所はみ出す部分があるのですが、磁石がついていない方にLEDテープライトを2つ貼り付けます。


LEDテープライトの裏面にある両面テープをペロリ。


そしてこんな感じに貼り付ければOK。


2本並ぶとこんな感じ。


あとは、Foldio2の内側に赤枠のような板が磁石でひっついているので……


これで背景紙を留めて……


LEDテープライトを貼り付けた面が天面にくるようにFoldio2をセットして、背景紙を下に流すようにセットすればOKです。


あとはLEDテープライトにアダプタのプラグを挿して……


これで準備完了


LEDテープライトのスイッチを回せばこんな感じでライトが光ってミニスタジオの完成。


実際にFoldio2を組み立てる様子は以下のムービーで確認できます。

「Foldio2」を組み立てるのに必要な時間はこれくらい - YouTube


背景をグレーにするとこう。


ブラック


グリーン


Foldio2を片付ける際は以下の様な感じ。

「Foldio2」のお片付けは超絶簡単 - YouTube


◆実際にFoldio2で写真を撮影してみた
使用するカメラは4K撮影に対応したPanasonicのミラーレス一眼「LUMIX GH4」。写真は全てiAモード(インテリジェントオートモード)で撮影しており、ISO・シャッター速度・絞り・ホワイトバランスなどは全てカメラがオートでセットしています。なお、写真に対する補正も一切行っておらず、オリジナルのものをリサイズのみしています。

・背景ホワイト
PS4のコントローラー


iPhone 6


Apple Watch


・背景グレー
PS4のコントローラー


iPhone 6


Apple Watch


・背景ブラック
PS4のコントローラー


iPhone 6


Apple Watch


・おまけ
インテリジェントオートモードを使用せずに撮影してみるとこんな感じ。以下の写真も補正は一切行っていません。


なお、「Foldio2」は現在のところKickstarterもしくはMakuakeからプロジェクトに出資した人のみゲットできる模様ですが、「Foldio2」よりもコンパクトなサイズの「Foldio1」やLEDテープライト、背景用の紙などは以下から購入可能です。

Foldio shop

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in レビュー,   動画, Posted by logu_ii

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