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au発表会2015SUMMERまとめ、auオリジナルモデル4機種や物販サービス「au WALLET Market」などが登場


2015年5月14日12時から「au発表会 2015 SUMMER」が開催されます。前日のNTTドコモ2015夏新サービス・新商品発表会では、新しいポイントサービスの「dポイント」や夏の新モデル12機種が発表されたわけですが、auから発表される新サービス・新モデルが一体全体どうなるのか、その全貌を明らかにすべく、今回も会場から発表会の様子をリアルタイム更新&速攻新機種レビューを行います。また、記事を更新する度に通知がGIGAZINEの公式TwitterFacebookGoogle+アカウントで行われるので、フォローしておくと最新状況がすぐにわかります。

au発表会 | スマートフォン・携帯電話 | au
http://www.au.kddi.com/mobile/product/selection/presentation/


発表会の会場はココ。


案内に従って歩くと……


受付に到着。


待機列はこんな感じだったのですが……


入場開始直前になるとこの人だかりに。


・2015/05/14 11:53
会場内はこんな感じ。現在絶賛入場中です。


会場の後方には大量のカメラ。


・2015/05/14 12:03
auの夏モデルは、スマートフォン7機種、その他タブレットが2機種、auケータイ1機種の全10モデルです。スマートフォンはauオリジナルモデルが4機種も登場します。

・Galaxy S6 edge
・Xperia Z4
・AQUOS SERIE
・isai vivid
・HTC J butterfly
・TORQUE
・URBANO
・Xperia Z Tablet
・Qua tab
・AQUOS K


・2015/05/14 12:09
KDDIの田中孝司代表取締役社長が登場して発表会がスタート。


続いて、auのCM「三太郎」シリーズでイメージキャラクターを務める松田翔太さんと有村架純さんが登場。


・2015/05/14 12:15
桃太郎役の松田翔太さんとかぐや姫役の有村架純さん


そして「三太郎」シリーズの新CMが公開されました。


新CMで鍵を握るのはカメ


と、浦島太郎。


もちろんいつものメンバーも登場。


3人が目指すのは竜宮城


次は、浦島太郎と乙姫の恋物語になる……?


Summer au


あたらしい自由。au


・2015/05/14 12:25
桃太郎が田中社長にかぐや姫を紹介する、という一幕もありました。


・2015/05/14 12:31
ここから新商品新サービスに関するプレゼンがスタート。


あたらしい自由au


auは春モデルで「学生も家族も1人1人、選べる自由。」というキャッチコピーのもと複数端末をラインアップ。


サービス開始から1年が経過したau WALLETの会員数は2015年2月24日の時点で1000万人を突破。


クレジットカードも好評です。


・2015/05/14 12:34
そんなauが新たに目指すのは、「生活革命」


「モバイルサービス」と「リアルサービス」という2つの進化ドメインから、生活革命を目指します。


・2015/05/14 12:37
auの生活革命の軸となるひとつ「モバイルサービス」から発表がスタート。まずは、田中社長イチオシのAQUOS Kが紹介されます。


au VoLTE対応で4G LTEでの通信も可能な、通称「ガラホ」。


au VoLTEは、人口カバー率99%を誇る4G LTE圏内で使用可能で……


さらに、従来の通話よりも高音質&高品質通話が可能になります。


そんなVoLTEを、auでは3Gケータイ並の料金水準で提供。プランは1798円から選択可能。


なんと電話カケ放題が3000円から使用可能となっています。


・2015/05/14 12:42
続いて夏の新型スマートフォン7機種を紹介。


スマートフォンのテーマは「カメラ」


ネットワークは、4G LTEキャリアアグリケーションの受信最大225MbpsとWiMAX 2+キャリアアグリケーションの受信時最大220Mbpsによりダブルで超高速化。


夏モデルは全機種がau VoLTEシンクコールに対応。


Galaxy S6 edge


メインカメラでもサブカメラでもF値1.9レンズだから明るくきれいに撮影可能。


Xperia Z4


プレミアムおまかせオートの進化、「料理」モードが使えます。


・2015/05/14 12:47
AQUOS SERIE


世界最高のスーパースロー映像が撮影可能。


isai vivid


LASER CAM F1.8搭載で、従来モデルよりも明るくきれいな写真が撮影できます。


さらに、幅広い色表現・高コントラスト・高輝度も実現。


HTC J butterfly


インカメ13Mで自分撮りも新次元へ。


・2015/05/14 12:51
TORQUE


海の中でもキレイに撮れる1300万画素カメラ搭載。


URBANO


大人のためのスマートフォンで、美しく強く、スタイリッシュなメタルボディに仕上がっています。


その他、データお預かりアプリを使えば全てのデータを1つのアプリで管理できるようになり、マルチデバイスでもっと楽しく便利なモバイルライフが実現可能になります。


その他、先進層はマルチデバイスでビデオライフを楽しんでいるとのことなので……


先進層向けに新型タブレット2機種も発表。


ひとつはXperia Z4 Tablet


もうひとつはauオリジナルタブレットのQua tab


Qua tabはau シェアリンクに対応。au シェアリンクはスマートフォンとタブレットをセットで使うためのサービスです。


モバイルは、「3M」で生活改革


・2015/05/14 12:57
続いてauのもうひとつの生活革命の軸「リアルサービス」について。


au WALLETは開業から1周年を迎えました。


利用者から寄せられた声は好評ばかり。


au WALLET×KamiMado


au WALLETは街のどこでも使えます。


さらに、ポイントが貯まる、au WALLETポイントアップ店も多数登場しており……。


43社2万8000店舗へ大幅に拡大中です。


au WALLET×じぶん銀行


au WALLETは1周年記念キャンペーンも実施予定。


使わないなんて、損!


でも、auショップではなぜ端末とアクセサリーしか買えないの?


というわけで、auは新たに日々の「お買いもの」をもっと自由にするサービスをスタート。


それが、「au WALLET Market」でauが物販サービスをスタートさせます。auのあたらしいコマースは2015年夏オープン予定です。


この新しいビジネスに関しては、コンシューマーマーケティング本部コンシューマービジネス開発部長の村元伸弥氏が解説してくれます。


・2015/05/14 13:06
現在のEC市場は拡大の一途をたどっています。


リアル店舗も規模拡大の流れアリ。


お客様側としては、「興味はあるけど面倒くさい」や「自分で探し出せない」「クレジットカード決済はなんか不安」といった意見が多め。


そこで、auがあたらしくコマースビジネスに参入するわけ。


どうやるの?


auが持つ2つのアセット


ひとつは、約3600万人のauのお客様。


もうひとつは、全国約2500店舗のauショップの存在。


これらによって。月間約1000万人のご来店が見込めるのでは……ということのよう。


・2015/05/14 13:12
実際auは何を売るのか?


日常購入頻度の高い商品に加え、価値提案型の商品をラインアップ予定とのこと。


例えば厳選した米や……


富士の天然水


違いがわかるコーヒー豆


厳選した無農薬野菜


上質なお肉など。


いいものを「ちょっといいもの」にできるよう計画中。


実際に「いいもの」をauが、提供できるの?


日本各地のパートナーとともに「いいもの」をご提案します


パートナーとしては、秋川牧場や……


食文化などなどを予定中。


「auらしく、自由なものも欲しい」という田中社長からの提案。


例えば「auのキャラとかは?」


桃太郎の提供はムリですが……


上質な桃なら提供可能。


かぐや姫を販売することも難しいところですが……


おいしいたけのこならばオススメできます。


金太郎に値段をつけるなんて滅相もないことですが……


国産の生マカなら販売可能。


そういうわけで浦島太郎の販売も不可能なわけですが……


おいしいマグロなら販売できます。


そんなわけで日々の生活を楽しくする商品を大幅拡充予定となっています。


・2015/05/14 13:18
日々の生活を楽しくする、いろいろ from HYPPER MARKETも登場。


HYPER MARKET


Iot/WoTの世界を目指したらどうか?ということで、家電製品の提供についても考えを巡らせている最中とのこと。


生活革命にもう一歩近づける~夢~、としてau WALLET Marketで販売した厳選された米を、INFOJARで炊いたり……


ゴミ出しの日や雨の日を教えてくれるゴミ箱や傘立て、といった便利な家電製品の提供を目指していきたい、とのこと。


これらにより、auショップは生活革命ステーションへ変化していくわけです。


・2015/05/14 13:25
どうやって売るの?


実は、au SHINJUKU バーチャルモールにてトライアルをやっていたそうです。


実際に「au SHINJUKU バーチャルモール」で購入したお客様の声はこんな感じ。


スタッフによる丁寧な商品説明があるので、通常のECとはひと味違うものに仕上がっています。


申し込みの流れは以下の通り。


au WALLET Marketに関しては、auショップでもお客さまセンターでもサポート予定です。


もちろんau WALLETで購入することも可能。


これにより、auショップがブランド体験スポットになる、というのが理想像。


つまり、モバイルサービスとリアルサービスの2本の柱で、あなたの街に愛されるauショップになりたいというわけ。


au WALLET Marketは2015年夏オープンです。


・2015/05/14 13:29
もっと、お客様に寄り添えないか


この疑問に答えてくれるのがKDDI株式会社バリュー事業本部金融・コマース推進本部長の勝木朋彦氏。


auショップがお客さまとのもう一つの接点になります。


さらに、auスマホからも新しいお買いもの体験が可能になります。


なぜ、こんないい体験をおトクに提供できるの?


秘訣は「商品開拓力」と「タイムセール」のノウハウ。


実生活を「コマース」で生活革命。


au WALLET Marketは2015年夏から一部のauショップでスタートし、店舗は順次拡大予定となっています。もちろん取扱商品も順次拡大予定です。


まとめ。auが目指す「生活革命」を実現するための、2つの進化ドメインが「モバイルサービス」と「リアルサービス」


「モバイルサービス」としては夏モデル全10機種がリリースされました。


そして、「リアルサービス」としてはau WALLET Marketが発表され、auが本気で物販に挑戦することが明かされました。


・2015/05/14 14:36
発表会後は質疑応答がスタート。


・ITメディア イノウエ
auウォレットマーケットについてだが、現在でもauショップでの接客時間が延び、来店客の待ち時間が長くなっているという現状がある。auウォレットマーケットが本格化すると、客の待ち時間がさらに長くなると思うがどのように考えているか?

田中社長
店舗での待ち時間が長くなっている時に、既に特定の店舗で行っているように、お客様によっては「バーチャルモール」で時間を過ごしてもらうようなケースもある。待っている時間を有効に使ってもらえないかということも、その背景にある。auショップでスマホを選ぶだけでなく、店舗に来ていただいて生活を確認する、ショッピングを楽しむようにもなってもらいたいと考えている。

・時事通信 ハシモト
まずauウォレットについて。ドコモが「dポイント」と「Ponta」の相互交換を開始することを発表しているなど、他社の取り組みも進んできた中で、auウォレットと他社は何が違うのか、何が強みか?

また、AQUOS Kについて。ドコモは3G通信網を使った端末を出したのに対しAQUOS KはLTE通信網を使うと言うことだが、その理由は?

田中社長
ドコモ、ソフトバンクともにauウォレットに似たサービスを開始するようだが、auが1年前にauウォレットを始めた時には「なぜ通信事業者が?」という声が多かった。しかし、他社の動向を見ていると、auが作りだした流れは正しかったのだと思っている。実際にサービスに対する問い合わせも多く、auの戦略はよくできていると思っている。

他社のサービスと違っているところは、「オープンである」ということ。サービスのバックボーンにはマスターカードがおり、マスターカードが使える店であればどこでもauウォレットを使えるというのがメリットとなっている。特定のコンビニチェーンなどに利用が制限されると言うことがない。また、ポイントをいつでもマネーに変えていける、どこでも使えると言うことが大きく変わっている。

バリュー事業本部 金融・コマース推進本部長・勝木
社長の話に付け加えて、「自由である」「誰でもどこでも使える」という点を挙げておきたい。auウォレットにはクレジットカードのような審査がなく、またプリペイド方式があり、若年層でも自由に使うことができる。そして、マスターカードの使える店であればどこでも使えるというメリットもある。

田中社長
2つめの「AQUOS K」についての質問だが、他社はそもそも「ガラケーの本体+中身がアンドロイド」というものだが、auでは両社のいいところを組み合わせた端末作りを行っている。ガラケーの形だが、いろいろな機能を使え、しかも料金はガラケー並みというのがポイント。他社と違うのは、ガラケーとスマホのいいところを、ガラケーの形の中に入れたということで、LTE通信網でテザリングでき、しかも料金はガラケー並みというメリットがある。

商品・CS統括本部 プロダクト企画本部長・小林
auは他社とはスタンスが違うと考えている。ガラケーが作りたかったのではなく、ガラケーを進歩させたかった。LTEの高速ネットワークに対応させ、
クアッドコアのCPUを搭載し、非常にサクサク動く。自宅に帰ったらWi-Fiにも接続でき、外でも存分に使えるというのがポイント。

田中社長
LTEに接続すると、キレイな写真が早いネットワークで家族に送れるというメリットがある。そのため、13メガピクセルのカメラを搭載しているのもポイント。

小林本部長
LINEで写真を送ることが多いが、ガラケーだとすぐに通信量の上限に達したり、なにより通信が遅い。そういったことに対応できる端末にしたかった。

・フリー イシノ
春モデルを出した時に、ユーザーの広がりにあわせて子ども・シニア向け端末作りを表明していたが、今回は王道でハイスペックが多いと思う。その点については?

また、auショップを活用して物販と言うことだが、ショップの混雑をさらに悪くしてしまう懸念がある。待っている時間を活用するということだが、ショップにユーザーが滞在する時間がさらに長くなるのか?既存の手続きを短くするなど対策はあるのか?

田中社長
春には若年・シニア向けのセグメントマーケティングに沿った品揃えをしていたが、それぞれシーズンに合わせた内容を発表して行こうと考えている。そのため、今回は「Summer au」をテーマにしている。その究極の形は「TORQUE」を使って海中で写真を撮って、そのままシェアするようなイメージ。そういう意味ではセグメントアピールができていると思う。今後もシーズンごとにテーマを設けてやっていきたい

ショップの混雑緩和の方法と言うことだが、色んなアプローチを行っている。店舗のフロアには「フロアアドバイザ」としてスタッフが接客にあたり、待ち時間を利用してお客様にアドバイスをするような試みをとっている。いまは単なる「苦痛」になっている待ち時間を、良くしていきたいと考えている。


端末購入時などの作業時間は、もっと短くしていかなければと思っている。また、商材にあわせて売り場を拡張するような取り組みもしている。

スマホの世界はもう伸びしろがないと思われているが、いろいろな機会にショップに来てもらうような店舗運営をして行きたい

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in 取材,   モバイル,   ピックアップ, Posted by logu_ii

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