ハードウェア

GoProのバッテリーを通常の3倍長持ちさせる拡張バッテリー「Extended Battery Pack」

By Tom Hart

アクションカメラの代名詞的存在であるGoProのバッテリー持ちを通常の3倍以上にしてしまうのが「Extended Battery Pack」です。

GoPro Hero 4, 3/3+ Extended Battery Pack- Limefuel Epic by Limefuel — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/limefuel/gopro-hero-4-hero-3-extended-battery-pack-limefuel

「Extended Battery Pack」がどんな製品かは以下のムービーを見ればよく分かります。


海に飛び込む際の様子をGoProで撮影


飛び込もうとしたまさにその時……


バッテリーが切れてしまい……


肝心の部分を撮影し損ねてしまった模様。


バンジージャンプも……


ジャンプした瞬間にバッテリー切れ。


スノボーや……


子どもの成長記録など、GoProは汎用性が高いのでさまざまな場面で大活躍しそうなのですが、いかんせん本体が小さいので付属のバッテリーでは容量が少な過ぎで、撮影時間も物足りなかったりします。


そんな時に役立つのがGoProの稼働時間を飛躍的に長くする「Extended Battery Pack」。GoPro HERO 4用の拡張バッテリーが「EPIC L38G4」で、1080p60fpsのムービーを撮影する場合は5時間42分も撮影可能。


GoPro HERO 3/3+用のものが「EPIC L52G3」。1080p60fpsのムービーを撮影する場合は7時間3分撮影可能で、バッテリーが切れる前にSDカードの容量が満タンになってしまうそう。


「EPIC L38G4」の容量は3800mAh。GoPro HERO 4用バッテリーの容量は1160mAhなので、容量は3倍以上。


これに加え、「EPIC L38G4」をGoPro HERO 4に取り付けた際にバッテリーとGoPro本体を同時に保護できる専用ケースもあり、これを使えばGoProのアクションカメラとしての機能を損なわずに長時間稼働させられるようになります。


GoPro HERO 3用のバッテリーは1050mAh、GoPro HERO 3+用のバッテリーは1180mAhですが、「EPIC L52G3」は5200mAhで5倍近くまで容量をパワーアップさせられます。


使用方法は簡単で、付属のバッテリーを外し……


そこに拡張バッテリーを取り付けるだけ。


後は普通に使うだけで、それまでの3倍以上の電池持ちになります。


なお、拡張バッテリーをフル充電するのにかかる時間は、「EPIC L52G3」が7~12時間、「EPIC L38G4」が5~8時間で、両方とも繰り返し500回以上使用可能なリチウムイオン電池です。


これで、通常バッテリーでは撮れなかったシーンが撮影可能になるわけです。


「EPIC L38G4」をGoPro HERO 4に取り付け方法は以下の通り。

まずカバーを取り外し……


「EPIC L38G4」を取り付けます。


GoPro HERO 4内に入るバッテリーと外側にくっついているバッテリーは薄いシートでつなげばOK。


通常状態の2倍程度の厚みになり、GoPro HERO 4シルバーエディションの場合は背面モニターが使えなくなる、という点には注意が必要。


「EPIC L52G3」の取り付け方は「EPIC L38G4」よりも簡単で……


背面にそのまま装着するだけでOK。


「Extended Battery Pack」は現在Kickstarterにて出資を募っている最中で、記事執筆中の段階で既に目標額をはるかに超える5万7000ドル(約690万円)以上が集まっているので製品化はほぼ確実。出資額によってゲットできるバッテリーのタイプや専用アクセサリの種類が異なっており、35ドル(約4200円)の出資を行えばGoPro HERO 3/3+用の5200mAhバッテリーと専用カバー2種類のセットがゲット可能で、Twitter・Facebook・Google+のいずれかでプロジェクトのことをシェアすれば限定100名がバッテリー容量を5500mAhにアップしてもらえます。また、GoPro HERO用の4000mAhバッテリーと専用カバーのセットも35ドル(約4200円)でゲット可能。


GoPro HERO 4用の拡張バッテリーと専用ケースのセットは45ドル(約5400円)でゲット可能で、こちらもTwitter・Facebook・Google+のいずれかでプロジェクトのことをシェアすれば限定100名がバッテリー容量を4000mAhにアップしてもらえます。


配送予定は2015年4月となっており、日本への配送には別個で25ドル(約3000円)~35ドル(約4200円)が必要になります。

なお、「Extended Battery Pack」の出資期限は2015年3月26日(木)15時59分です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

4K撮影を新型「GoPro HERO 4」のブラックとシルバーでしてみたよレビュー - GIGAZINE

「GoPro」を無線LANで遠隔操作できる「Wi-Fi Combo Kit」を使ってみた - GIGAZINE

GoProが新機種発表、激安モデル&液晶付きモデル&正統進化ハイエンドモデルの3種類 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.