QRコード・クトゥルフ神話・24世紀などユニークすぎるデザインてんこ盛りのサイコロ「Dice Empire」レビュー

計算された複雑なデザインで近未来的な雰囲気を醸し出すサイコロやあふれんばかりの高級感を放ちまくるサイコロなど、デザインや素材にこだわったサイコロが現れる中で、ガイコツ・クトゥルフ神話・切り裂きジャック・ハザードシンボル・QRコード・ゾンビ・ドラゴン・24世紀など、とにかくさまざまなものをモチーフにイラストなどで数字を表現しているユニークなサイコロが「Dice Empire」です。クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで出資したところ商品が届いたので、どんなデザインがあるのかしげしげ見てみました。
Dice Empire
http://diceempire.com/
Dice Empire
http://diceempire.com/one_big_list/
Dice Empireは以下のような箱に入って到着。

パカッと箱を開けると、サイコロがぎっしり詰められていました。

サイコロをじゃらじゃら箱の外に出してみるとこんな感じ。一度にサイコロを見た量としては人生最高かもしれません。

サイコロは全て16mm四方。iPhone 5と比較するとこのくらいの大きさです。

指でヒョイっとつまめるサイズです。

とにかくさまざまなデザインがあり、中にはQRコードで表記してあり、パッと見ただけでは数字が分からないものもあります。

いろんな種類のサイコロがぐちゃぐちゃになったので、とりあえず分類してみました。

例えば白・黄色・緑・赤・黒・水色のカラフルなサイコロがたくさんセットになっているのは「Dia De Los Die!」というもの。

原色のサイコロに同じく原色でドクロが描かれており、南米っぽい雰囲気です。

ドクロが数字を示してくれていて、これは一目でしっかり数字が分かります。

数字の「6」はいろんな向きのドクロが6個並んでいました。

ミギーのような触手のような何かが数字を示してくれるのは「Yog-Sothoth(ヨグ=ソトース)」、クトゥルフ神話に登場する架空の神性です。

1から6までの数字を十字架のようにつなげると、1枚のイラストになります。

ナイフや血痕で数字が示されるのは「Jack the Ripper& Jill the Victim(切り裂きジャックと被害者ジル)」

「THE HAZARD DUKES(ハザードデュークス)」はハザードシンボルのバイオハザードと放射能標識をかたどったデザイン。

「Dice Nouveau(ダイス・ヌーヴォー)」は19世紀末からはやりだしたアール・ヌーヴォー様式っぽい感じです。白いサイコロと……

ベージュのサイコロがあります。

「Henna Tempest(ヘンナ騒動)」は、「ヘンナ」という染料を使って描かれるインドのタトゥーっぽいデザインです。

タコの足で数字を表した「Crushing Depths(深海のクルーズ)」

左手で数字を表す「Left-Handed(左利き)」はゲームの時に左利きのゲーマーがサイコロを振って、誰が先行か決めることができるという独自ルールを持ったサイコロ。

「8-Bit Blacklight(8-Bitブラックライト)」と「F8-Bit Blacklight(F8-Bitブラックライト)」はブラックライトを当てると光る黒いサイコロ。

QRコードの書かれているサイコロは、そのままだと全く何の数字か分かりません。

しかし、QRコードを読み込むと……

「one=1」ということが判明。

「Chinese(チャイニーズ)」は中国っぽい漢数字デザイン。

「Modest Medusa(穏やかなメドゥーサ)」はかわいいメドゥーサが数字を伝えてくれます。

蜂の巣っぽい「Honey Pot(ハニーポット)」は、たくさん並ぶ六角形のうち塗りつぶされている部分が数字を示してます。

「Mainframe(メインフレーム)」は回路図が描かれているかのようなデザインです。

プラスとマイナスだけが書かれたサイコロ「Fudge Royale」。空欄になっている面もあります。

オオカミとその足跡で数字が書かれた「Apollo(アポローン)」とシカとその足跡で数字が書かれた「Artemis(アルテミス)」。オオカミはアポローンの、シカはアルテミスの聖獣です。

脳みそを求めるゾンビがだんだんかわいく見えてくる「Brains...(脳...)」と、武士っぽいイラストが描かれた「Naked Blade(抜刀)」。

ディズニーランドのアトラクションにもなっている「Leagues 20K(海底2万マイル)」から名前が取られたサイコロはベージュ・緑・白・水色のサイコロがセットになっています。

「Lightning Bolt!(稲妻)」と「Fireball!(火の玉)」は、そのままのデザインです。

アール・デコで使われそうな装飾文字で数字を書いた「Deco D6(デコD6)」と、プラスとマイナスだけのサイコロ「Deco Fudge(デコ・ファッジ)」

「Dungeonesque(ダンジョン風)」というサイコロは、地下に閉じ込められた人が何日経過したかを把握できるように壁などに残すひっかき傷っぽいアレ。

龍と数字が描かれた「Dragons(ドラゴン)」。

ポップなドクロのイラストが描かれたのが「Stretch Skulls(ドクロのストレッチ)」

何がStretch(引き伸ばし)なのかというと、もちのようにドクロが引っ張られて分離していっていました。

「Robot Uprising(ロボットの反乱)」は電子っぽいデザイン。

月の満ち欠けと数字を示してくれる「Luna Cycle(月の周期)」

「Forty Five(45)」集中線が引かれたようなデザインになっています。

朽ちかけた建築物とローマ数字が書かれた「Rome(ローマ)」

トランプっぽいデザインの「High Roller(ハイローラー)」。ハイローラーとは高額な掛け金で遊ぶギャンブラーのことで、カジノをイメージしたデザインのサイコロになっています。

「Harbinger(前兆)」と名付けられたサイコロはスチームパンクっぽいかっこいいデザイン。

「Hot Fudge(ホット・ファッジ)」はひび割れがプラスとマイナスを示しているかのような見た目です。

エジプトの壁画などで見かけるようなイラスト入りの「Hieroglyphic(象形文字)」。

このおじさんは誰だ?というと、エドガー・アラン・ポー。ポーの作品の一つである「大鴉」のイラストも入っていますが、どっちが1でどっちが6なのかは謎。使用する時に決める必要がありそうです。

「Celtic Ninja(ケルトのニンジャ)」はケルト族の伝統的な模様と手裏剣を組み合わせている様子。

雲と星のイラストが描かれた「Star Power(星の力)」

「Orbital Chaos(軌道のカオス)」は「24世紀半ばに宇宙飛行士のために開発された」というストーリーが付いているサイコロとなっています。

なお、現在のところDice Empireに販売ページなどはありませんが、近いうちに商品化され購入できるようになる可能性もあるので、気になる人は要チェックです。
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in レビュー, デザイン, Posted by darkhorse_log
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