LED搭載でスマホとの連携やジェスチャーによる操作が可能なキーボード「Keys」

小型で持ち運びやすいサイズで、スマートフォンなどと接続してどこでも演奏を楽しめる光るキーボードが「Keys」です。Keysはアプリと連携することで演奏の練習に使ったり、音楽ゲームを楽しむこともできるようになっています。

Learn. Play. Repeat. – Keys
http://www.playkeys.io/

Keysの特徴や使い方は、以下のムービーなどで紹介されています。

Keys: Modular LED Music Keyboard with Gestures - YouTube

この白いキーボードが「Keys」です。2オクターブ分の鍵盤を持ち、内蔵されたLEDでそれぞれの鍵盤が個別に光るようになっています。楽譜のようにスマートフォンをセットし、Keysとスマートフォンのアプリを連携して演奏などをすることができます。

光る鍵盤を追いかけてKeysを演奏する女の子。譜面を覚えなくても曲を演奏できるので楽しそう。

また、押した瞬間に鍵盤を光らせることも可能です。

黒鍵の間に搭載された3つのセンサーは、センサー上にかざした手の動きでさまざまなコントロールが可能になる「ジェスチャーセンサー」です。音程やサスティン、MIDIパラメータのコントロールなどを割り当てることができます。

こちらの男性のように、右手でメロディーを演奏しつつ、左手を上下させて音色に変化を与えたり……

アナログシンセのようにフィルターを動かしまくることも可能。

KeysはMIDIに完全対応しているので、演奏はもちろんPCなどにつないでMIDIインターフェースとして使うこともできます。

140種類以上のアプリに対応しており、スマートフォンの狭い画面に悩まされずに音ゲーを楽しむこともできそうです。

また、Keysはマグネットで2台を連結して使うことも可能。連結は自動で認識されるようになっており、難しい設定は必要なさそうです。

Keysのスペック一覧は以下のようになっています。幅32cm×奥行き10.6cm×高さ2cmというコンパクトサイズで重量は約900グラム。本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵し、1度の充電で約8時間使用することができます。MIDI信号はUSB変換ケーブルで出力するようになっており、PCやスマートフォンなどに接続でき、セッティングしやすいiPhone用ドックをオプションから選ぶことも可能。

このKeysはクラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募集中。3月5日にスタートしたIndiegogoキャンペーンですが、およそ1日が経過した記事作成時点で目標金額の5万ドル(約600万円)に対して約3万ドル(約360万円)の出資が集まっています。

Keysは88ドル(約1万円)の出資で本体を1台ゲットすることが可能。全てのKeysには練習用として20曲の楽曲が無料でついてきます。

KeysとiPhone用のドックが1台ずつセットになった「Learning Kit」は115ドル(約1万4000円)、さらに2台のKeysを連結して使える「Ultimate Learning Kit」は203ドル(約2万4000円)です。

Keysを4台セットにした「Producer Kit」は352ドル(約4万2000円)となっていますが、特に割引きなどはない模様です。

なお、アメリカ国外への発送には、各セット共通で20ドル(約2400円)の送料が別途必要。出資の締め切りは日本時間で2015年4月10日16時59分となっており、出荷時期は2015年8月ごろが予定されています。

Keys: Modular LED Music Keyboard with Gestures | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/keys-modular-led-music-keyboard-with-gestures/