毎月3日間だけ限定で販売される笹屋伊織の「どら焼き」を食べてみました
京都にある和菓子専門店「笹屋伊織」は1716年に開業したお店で、まもなく創業300年になる歴史を持つ老舗です。特に笹屋伊織で有名な商品が、江戸時代の末期から販売されている円柱の形状で竹の皮に包まれた「どら焼」。弘法大師(空海)の命日の21日の前後にしか発売されない特別な一品になっているとのことで、買って食べてみました。
どら焼 | 京都の和菓子専門店「笹屋伊織」
http://www.sasayaiori.com/dorayaki/
笹屋伊織のどら焼きは、紙に包まれた状態で販売されています。
原材料は小麦粉・砂糖・小豆・還元でん粉糖化物・水あめ・蜂蜜・植物油脂。
外側の紙を剥がすと、模様が入った箱が出現。
さらに箱から出すと、銅鑼が描かれた紙と竹の葉に包まれたどら焼きが登場。
さらにビニールにも包まれていました。
さっそく開けてみます。
竹の葉をはがすと、円柱状のどら焼きが出てきました。外側は「どら焼き」というよりはクレープっぽい雰囲気。
表面には小さな穴があり、焼き目が付いています。
端まであんこがたっぷり。
竹の葉が付いた状態でカットするのが正しい食べ方とのことで、竹の葉を付けた状態で切ってみます。
やや切りにくかったものの、カット完了。
食べてみると、どら焼きの皮がミルクレープのように何層にも重なっており、モチモチとした食感で、甘さ控えめの上品なあんことマッチ。かなりクレープに食感が近いので、和菓子ながら洋菓子っぽいようにも感じられますが、竹がほんのりと香り和のテイストを醸しだしています。
温めてもおいしく食べられるとのことで、レンジで温めてみます。
温めて食べてみたところ、竹の香りが強くなり、より和のテイストが強くなります。オーブンで温める方法もすすめられていたので、オーブンでも温めてみましたが、焼くとより竹の香りが強く感じられたので、竹の葉の良さを活かしたいなら焼くのがオススメです。
なお、笹屋伊織のどら焼きの価格は税込で1512円で、毎月20~22日に全国の笹屋伊織37店舗で購入が可能。通販でも購入することができますが、毎月の予約締切日が15日なので、注意が必要です。
どら焼 | 京都の和菓子専門店「笹屋伊織」
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