斬新すぎるカラフルでモチモチの生八つ橋&和菓子を「nikiniki」で買って食べてみた
京都の定番おみやげとして「八つ橋」が定番となっていますが、320年以上の歴史を持つ八つ橋がつぶあんと組み合わされたのは昭和35年のことでした。「生八つ橋と食材のさらなる組み合わせを提案しよう」ということでできたお店が「nikiniki」で、チョコレートやコンフィ、つまりジャムなどと一緒にもちもちの生八つ橋を合わせた、和菓子のような洋菓子のような新感覚のおやつが食べられるようになっています。
nikiniki
http://www.nikiniki.co.jp/
nikinikiの八つ橋は洋菓子が入っていそうな緑色のボックスに詰められています。
パカリ。
中には「カレ・ド・カネールのお召し上がり方」と書かれた紙が入っていました。よくある三角形になった八つ橋とは違い、自分で中身の量を調整しつつ作れるタイプです。
カレ・ド・カネールは生八つ橋の種類と中に入れるコンフィやあんの種類を2種類ずつチョイスできる仕組み。今回は水色とピンク色のにっき味の生八つ橋をベースにしてみました。
説明書に書かれている作り方をするにはカップが必要とのことで、今回は編集部にあった紙コップを使用します。
そのままだと八つ橋が底の方に落ちてしまいそうだったので、このくらいの高さにカット。
コンフィはチョコレートとオレンジを選びました。チョコレートの方はシナモンシュガーを振りかけて食べます。
にっき味の生八つ橋は鮮やかなピンク色と水色。「こんな感じの駄菓子があったような……」と懐かしい気分になってきます。
生八つ橋は全部で5個入り。
まずは用意したカップの上に生八つ橋を載せます。
チョコクリームをたっぷり載せて……
上にシナモンシュガーをパラパラ。
最後にこんな感じで八つ橋をカップの中に落とし込めば完成です。
食べるのが少し難しいのですが、巾着のようにして食べてみました。口に入れた瞬間、市販のものよりかなり分厚く、しかし柔らかな八つ橋のもちもちとした食感に「おお!」となります。にっきの香りもしっかり口の中に広がり、お土産屋さんなどに売られている八つ橋とは明らかに違う食感と、クリーミーなチョコレートという「洋」の組み合わせは、高級版「餅チョコ」という感じ。振りかけたシナモンシュガーのシャリシャリとした歯触りもアクセントになっており、これはかなりアリ。「八つ橋はそこまで好きではない」という人でも食べられそうなぐらい、いい意味で別のお菓子になっていました。
チョコレートの他にはオレンジのコンフィをチョイス。八つ橋はどちらも同じにっき味なので、オレンジのコンフィを水色の八つ橋に包んでいきます。
完成すると以下のような感じ。
2つ並べると花のような見た目です。
オレンジのコンフィはオレンジの皮や果肉が含まれていて食感もグッド。コンフィは5枚の八つ橋に対して多めに用意されているのでたっぷり包んでもOKで、これもにっきの香りがするモチモチの八つ橋とコンフィの相性はとてもいいです。
わざわざカップに入れるのは面倒、という人は市販の八つ橋のように広げた八つ橋の上にあんを載せ……
折りたたんで食べてもOKです。
コンフィ・あんの2種類ともを中に入れることもでき、チョコレート×オレンジという好きな人にはたまらない組み合わせの八つ橋を食べることもできます。
また、nikinikiでは生八つ橋だけでなく季節ごとに変わる創作菓子も扱っていたので2箱購入。2個セットの和菓子がこんな感じの箱に入れられています。
中身はこんな感じ。どれもカラフルで細かなディテールです。
iPhone 5と比較するとこのくらい。指先でつまめるくらいの大きさです。
ということで、食べてみます。
横から見るとよく分かるのですが、和菓子は薄い八つ橋を重ねてあり、中には白あんが使われています。八つ橋を2枚重ねているため、食べ応えやもちっぽさは増しており、もちっぽい和菓子が好きなら嬉しい仕上がり。中に入っているのが白あんのため、洋菓子の要素はなく、カレ・ド・カネールを食べた時のような意外性は少ないのですが、とにかく見た目が華やかなので贈り物によさそうです。
花のような和菓子や……
バレンタインの季節を思わせるラブレター型。
かわいい女の子型の和菓子は「その日、人類は思い出した……」と進撃の巨人ごっこもできます。
なお、和菓子2個セットは税込み550円、カレ・ド・カネールは5種類の八つ橋・8種類のあん&コンフィから何を選ぶかで価格が上下しますが、税込み900円から1600円で購入できます。
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