モバイル

サムスンがモバイル事業の復活をかけた「Galaxy S6」の詳細が徐々に明らかに


サムスン電子のスマートフォンGalaxyシリーズの最新モデル「Galaxy S6」に関する新しいムービーが公開されました。Galaxy S6はスペインのバルセロナで2015年3月2日から5日まで開催される携帯電話の見本市「Mobile World Congress」で正式に発表されると見られていますが、発表を前にさまざまな臆測が飛び交っています。

「素晴らしいビジョン」


ムービーでは暗い場所を映し出しています。


「ただ1つだけのビジョン」


「こういったビジョンが私をインスパイアするのです」


意味ありげなメッセージが表示された後、トンネルの出口が見えてきます。


「I am #TheNextGalaxy」


Galaxy S6の新しいムービーのパート2は下記から確認できます。

大きな窓から見渡す景色。


「より速く」


「より多くのことを可能に」


「より多くの時間を他のことに」


「I am #TheNextGalaxy」


Glaxy S6について、IT関連メディアのPC Proは「Galaxy S6は4GBのRAMを搭載し、容量が最大128GBで64ビットのCPUを採用する」と予想しています。加えて、2000万画素というスマートフォンではかなりのハイクラスであるカメラを搭載するとのこと。また、Android関連のニュースを扱うAndroidPITは、32GB・64GB・128GBの3モデルがリリース予定で、値段がそれぞれ749ユーロ(約10万1500円)・849ユーロ(約11万5000円)・949ユーロ(約12万8500円)になるとみています。


Galaxy S6は「Project Zero」というコードネームで開発が進められていることがSamMobileにより明らかになったスマートフォン。サムスン電子は過去、Galaxy S4に「Project J」、Galaxy Note 3に「Project H」、Galaxy S5に「Project K」というアルファベット1文字を使ったコードネームをつけてきましたが、Galaxy S6のコードネームはこの規則性から外れるものなので、過去のモデルから大きく進化したものになるのではないかとみられています。

サムスン電子は2014年に発売されたGALAXY S5の販売台数が同社目標を40%下回ったことで、モバイル事業を立て直すべくAppleのデザイナーであるジョナサン・アイブ氏の旧デザイン事務所の共同社長であるLee Don-tae氏をグローバルデザインチームに引き入れるなど、同事業部の再建に力を注いでいます。


ただし、AppleやGoogleにモバイル決済のアプリを提供しているLoopPayの買収を正式に完了させアメリカのモバイル決済サービスに本格的に参入したり、特許権を権利行使しない、要するに特許関連で訴えないクロスライセンス契約をGoogleと締結したり、さらには14nm FinFETのモバイルプロセッサの量産を開始したりするなど、ポジティブな動向が見られるのも事実です。

iPhoneが世界中で人気のAppleや、低価格スマートフォンが好調なXiaomiの台頭によってモバイル市場で苦戦を強いられているサムスン電子が、Galaxy S6の登場により復活することができるのか、注目が集まります。

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in モバイル,   動画, Posted by darkhorse_log

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