試食

徹底的にミントリキュールとチョコにこだわり自作のチョコミントを作ってみた


チョコミントアイスクリームに限らず、チョコミント味のドリンクなども販売されるなど、チョコミントを使った商品が密かに盛り上がっています。しかし、ほとんどのチョコミント味の商品は着色料やケミカルな原材料で作られるものが多く、ミントっぽい味はするもののなにか違う味に仕上がっています。今回、天然のミントリキュールを探していたところ、ドイツのマリエンホーフという会社が天然の原材料を使いながらもきれいな色のミントリキュールを販売しており、「このリキュールを使ってチョコミントを使ったらどんな味になるだろう……」と気になったので、マリエンホーフのペパーミント リケールを購入し、究極のチョコミントアイス作りに挑戦してみました。

マリエンホーフの天然フルーツ・リケール
http://www.flavor-land.com/likor/index.html

NONNA & SIDHI SHOP - Prodotti, Domori
http://www.nonnaandsidhishop.com/prodotti/domori/

マリエンホーフのペパーミント リケールは200mlと350mlのプリンセスボトル、600mlのワインボトルで販売されています。今回は200mlを購入。値段は200mlで約4000円で700mlなら7000円ほどです。


色はとてもきれいな緑色ですが、なんと無着色。


原材料は書かれておらず、フレッシュミントなどを使っており、エキス分は25%。


アルコール分は18%なので、子どもや運転する人がいる場合は沸騰させてアルコールを抜いた方が良いかもしれません。


ミントに合うチョコを探すため、ベネズエラ・マダガスカル・ペルーなどの様々な高級チョコレートを扱うイタリア食材店ノンナアンドシディに行ってみました。


店内にはイタリア食材を中心にこだわりのワイン・ジャム・調味料が置かれています。


目当てのDOMORI社のチョコレートを発見。


今回はミントリケールを持って行き、このミントリケールに合う「グアサーレ」というベネズエラ産のチョコレートを選んでもらいました。


原材料はカカオマス・きび砂糖で70%クリオロ種のカカオマスが使われており、カカオバターなどは一切使われていません。


開封する茶色と金の袋が出現。


チョコレートの大きさは70グラムなので、あまり大きくはありません。


というわけで、マリエンホーフのペパーミントリケールとDOMORIのチョコレートを使いチョコミントを作ってみます。ミントリケールとチョコの他にクリーム・牛乳・砂糖を用意します。まずはクリーム400ml・牛乳200ml・砂糖200gの割合で原材料を混ぜ、アイスクリームの素に合わせてペパーミントとチョコを足してみます。


まずは砂糖に牛乳を合わせ……


砂糖が牛乳に溶けるまでまぜ合わせます。


良く混ざったらクリームを入れてさらに混ぜ合わせます。


混ぜ合わせたらペパーミントリケールを投入。


色がほんのり緑色に仕上がりましたが、この素でペパーミントアイスを作ったところ、砂糖やクリームの味が強く、ミントの味が生きませんでした。レシピを再考したところ、牛乳300ml・クリーム150ml・ミントリキュール75ml・砂糖75gで作るとバランスが良く、乳脂肪分がだいたい12%になり口当たりもいい感じでした。


仕上げにスペアミント1パックをみじん切りにし……


アイスクリームの素の中にエキスを絞り出しさらにミントの味を加えます。


ミントは単体で使うと緑色にならず、茶色っぽくなってしまうので注意が必要です。


今回は以前ソフトクリームを作った際に使ったマシンを使ってアイスクリームを作ります。


まずはマシンにアイスクリームの素を投入。


しばらくマシンを動かすと……


柔らかめのアイスクリームが完成。


アイスクリームにやや粗めに切った70グラムのチョコレートを入れ……


混ぜ合わせればチョコミントアイスクリームが完成。


上の2つが試作段階で作ったもの・ダントツで青い左下のものがサーティワンのチョコミント・右下が今回の完成品。左上はアイスクリームの素が固まる前にチョコを入れたため、チョコが溶けてしまい色が茶色くなってしまいました。


完成品のチョコミントアイスクリームを食べてみます。


ミントの清涼感がしっかりしており、アイスの温度以上に冷たく感じられるさわやかな味に仕上がっていながら、チョコの苦味がしっかり効いた深い余韻が残る大人の味。もう少し乳脂肪分や甘味を強くするとアイスらしくなる可能性があるのですが、ミントの味とチョコの味が潰れてしまうので、チョコミントアイスを作る際はミントの清涼感・甘味・クリームの濃厚さ・チョコの苦味のバランスにとても苦労しました。


チョコはやや粗めにして食感を残すのがオススメ。食べる部分によって味が変わり、苦味があったりなかったりするので印象がだいぶ違います。


チョコミントアイスはカンタンには手に入るようになったものの、なかなか本物の味がするお店は少ないので好きな人は自作してしまうのも一つの手段です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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