試食

お取り寄せラーメン・オブ・ザ・イヤー2014にランクインしたオススメラーメンを食べてみた


宅麺」は全国のラーメンやつけ麺店の商品を冷凍保存した状態で届けられ、ほぼお店と同じ味が楽しめるお取り寄せサービスです。今回2014年の人気ランキングが発表され、様々なラーメンを食べる機会があったので、ラーメンを食べまくってみました。

お取り寄せラーメン・オブ・ザ・イヤー2014。宅麺でお取り寄せできる、ラーメン店100店舗以上の中から2014年の人気ランキングを発表!
http://www.takumen.com/st/lp/award2014/

編集部に宅麺ラーメン・オブ・ザ・イヤー2014とオススメのセットが到着。


ラーメンは個別包装された状態で箱詰めされて配送されます。


パッケージにはラーメンの原材料が書かれているので、人気店の原材料を知ることができます。


まずは「とみ田」の系列店で、二郎インスパイア部門賞2位の雷本店の「雷そば(税抜840円)」から作り始めます。麺やスープは基本的にどの袋にも入っていますが、一部の具材は自分で用意する必要があります。このラーメンの場合、もやしとキャベツは別途購入したもの。


作り方は鍋を2つ用意し、スープや具材を湯煎し麺をゆでて盛りつけるだけ。


スープの湯煎時間は10分から15分ほどで、麺のゆで時間よりも長いので、麺をゆでる前にお湯に入れたほうが良さそう。


麺のゆで時間は短いもので1分で、太麺だと8分以上かかるものもあります。


麺は冷凍されていて固まっているので、お湯に入れた後はさい箸でほぐしながら混ぜます。


麺をゆでている最中に、湯煎してあるスープを取り出し……


口を開けて丼へ。タレとスープは既に合わさっているので、混ぜる必要はありません。


自宅ではお店で使うようなテボを用意している人は少ないので、ざるなどを使うのがオススメ。


雷本店の雷そばは、スープに対して麺がかなり多いようです。


もやしや刻んだニンニクも載せてラーメンが完成。スープから味わってみます。


スープは大量の背脂が溶け込んでいて甘めのしょうゆ味に仕上がっており、オススメの通り刻んだ生のニンニクを入れるとニンニクの香りや味が強烈。たしかに二郎系っぽい味ではありますが、スープが乳化していないので、そこはちょっと違う点と言えそうです。


麺は太くかみ応えがあり、跳ね返るようなもっちりとした食感で、スープと良く合っています。スープが濃厚なので、もやしやキャベツもスープや麺に絡めて食べるのがオススメです。


チャーシューはスープにずっと浸かっているせいか、スープの味がかなり染みこんでいますが、これはこれでアリ。


続いて2杯目は2014年度の総合大賞で、山形の僻地で毎日500人も来客があるという琴平荘の「中華そばあっさり(税抜840円)」。


完成形はこんな感じ。ねぎのみ自分で用意する必要があります。


スープは淡麗系と言われるあっさりしたしょうゆをベースとしながら、アゴやいわしのダシが効いておりどこか懐かしい味。


麺は縮れており、加水率が高めの中太麺でスープとの相性もグッド。


チャーシューはスープに浸かっていたせいかやや味が抜けてしまっていました。琴平荘のラーメンは行きにくい場所にある上に、営業期間は10月から5月末までなので、特にお取り寄せに向いている商品といえそうです。


売上大賞に選ばれた東京の八雲の「特製わんたん麺(白)」は、税抜1020円ながら海老と肉のワンタンが6個載った豪華な一品。


ワンタンのゆで時間は5~6分かかるので、麺をゆでる前にでワンタンをゆで始める必要があります。


ワンタンを盛りつけ、ラーメンが完成。


スープは白しょうゆが使われており、あっさりしながらもしっかりと旨味があり、うるめなどの魚介類のダシが効いた上品な味に仕上がっています。


麺は細麺でスープとの相性も抜群。伸びるのがやや早いので、自分で作るときは注意が必要です。


海老ワンタンは、ツルツルとした柔らかい舌触りで、海老のプリプリとした食感もグッド。


肉のワンタンは豚の旨味がたっぷりとつまっており、生姜が入っているようで良いアクセントになっていました。


八雲はワンタンに定評がありますが、チャーシューには焼豚が使われており、肉の味をしっかりと楽しむことができます。


平日でも1時間以上の行列ができるつけめん大賞の中華蕎麦とみ田の「つけそば(税抜930円)」は、お取り寄せだと待ち時間なしで食べられるのがうれしいところ。なるとやねぎが必要であれば自分で用意する必要があります。


自家製の極太麺を使っているため、ゆで時間は6~8分ほどで、麺はゆで終わった後に水洗いする必要があります。


さっそく食べてみることに。


国産小麦を100%使った自家製の極太麺は、もっちりした歯ごたえだけでなく、のど越しもいい感じ。豚骨や魚介がたっぷり使われてドロドロのつけ汁には、濃厚ながらさわやかで後を引く味に仕上がっています。


大きめのチャーシューも食べ応え抜群でした。


味噌部門賞で大賞の東京スタイルみそらーめん ど・みその「特みそこってり(税抜920円)」は、コーンやバターを用意して食べるのがオススメとのこと。


というわけで、コーンなどを用意してラーメンを作ってみました。


スープは赤味噌が使われており、やや塩辛い味に仕上がっているものの、山椒や豚骨の味が効いたパンチのある味に仕上がっています。


「スープだけではちょっと濃いかも」と思ったものの、麺と一緒に食べればちょうどいい感じ。麺は太麺でスープの味をしっかり受け止めていました。


もやしやコーンが味噌味のスープに良く合います。家で作る際は野菜をたっぷりにして食べるのもいいかもしれません。


新人賞その他部門を受賞した麺屋こころ「台湾まぜそば(税抜930円)」は台湾混ぜそば発祥の「麺屋 はなび」で修行した店長が作る一杯。


まぜそばなのでスープはありませんが、台湾ミンチやタレを湯煎で温める必要があり、卵黄は買って用意する必要があります。


箸で上に載っかっている魚粉・卵黄・台湾ミンチ・ねぎなどを良く絡めたら完成。


かなり唐辛子が効いているので、辛い食べ物が苦手な人には厳しいものの、肉や魚粉の旨味や卵黄のコク、のりの香りなどが混ざり合い辛味は強いながら奥深い味わい。辛いのが苦手な人は卵黄の量を多くしたり、水菜などを入れて食べるといいかもしれません。


麺を食べ終わったら、ごはんを入れて食べるのも楽しみの一つ。他のラーメンにもご飯を入れて楽しむことができますが、このまぜそばは食べ終わった後にごはんを入れるのが特にオススメです。


豚骨部門賞3位で宮崎県にあるラーメンマンの「こってりとんこつ(税抜920円)」は、とんこつだけでなく鶏や椎茸をだしに使い、前日に寸胴で取ったスープに新しい原材料を入れる呼び戻し方式で何度もスープを継ぎ足したものを使っているのが特徴。


完成形はこんな感じで、とんこつの香りが部屋に広がりました。


スープはしょうゆやとんこつの味が効いた和歌山ラーメンのような口当たりですが、呼び戻し方式のスープを使っているため、骨などが溶けているためややざらざらしており独特の味に仕上がっています。かなりスープはこってりしていますが、鶏・椎茸も使っているので一筋縄ではいかない複雑なスープに仕上がっていました。


麺は細麺でゆで時間は1分程度で、40秒程度であれば固めに仕上げることができます。替玉が1個付いているので、2玉目を食べる際はゆで時間を変えて食べてもいいかもしれません。


チャーシューは脂身がたっぷりでしょうゆが良く染みており、ごはんのおかずなどにも良さそうです。


ミシュランにも載った多賀野(たかの)の「豚鴨のつけそば(税抜930円)」は、鴨の脂をたっぷり使ったつけそば。


つけそばなので、器を2つ用意する必要があります。


スープにつけて麺を食べてみると、ツルツルとした食感の中太麺に鴨の脂や甘めのスープが絡み、鴨南蛮風の味に仕上がっています。麺の量も多く、小さく刻まれた豚肉もたっぷり入っているので、ボリュームがかなりありました。


チャーシューにはスープの味が良く染みこんでいました。脂身がやや多いので、ご飯と一緒に食べると良さそうです。


宅麺は現在新規会員登録キャンペーンを行っており、300円分のクーポンを配布しています。行列が長くて行けないお店や、地方に引っ越してしまったためお気に入りの店に行けなくなってしまった人などには特にオススメで、寒い日に外に出ずラーメン三昧をするというのも良さそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
宅麺.comの専用アプリを使って自宅でラーメン三昧してみた - GIGAZINE

ココアパウダー入りのつけ麺でアニメとコラボした「ココアつけ麺 とま鶏白湯」を食べてみた - GIGAZINE

ラーメン博物館に行って全9店舗のラーメンを食べまくってきました - GIGAZINE

期間限定販売の「無茶苦茶ワイルド 豚そば」を無鉄砲本店で食べてきました - GIGAZINE

食べログラーメン部門全国1位の「清乃」と修業先の「月乃家」に行ってきた - GIGAZINE

かつてブームとなった和歌山ラーメンのお店の数々を和歌山で実際に食べまくってきました - GIGAZINE

徳島ラーメンとは何か、5店舗を巡って「徳島ラーメン」の奥の深さを思い知った徳島のラーメン屋さん巡り - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.