「Xperia Z3」は「Z1」から何が進化しているのか、徹底比較フォトレビュー

2014年10月24日に発売されたau版「Xperia Z3」は、2世代前の「Xperia Z1」から何が変わっているのか、その違いを調べるために徹底的に比較してみると、パッと見ただけでは分からない多くの変更点が判明しました。

Xperia(TM) Z3（エクスペリア ゼットスリー） SOL26 | スマートフォン | au
http://www.au.kddi.com/mobile/product/smartphone/sol26/

こちらがXperia Z3のパッケージです。

箱をパカリとオープン。

箱の中にはXperia Z3本体・使用注意事項・設定ガイド・Xperia Z3および卓上ホルダの保証書・取扱説明書・アタッチメント・卓上ホルダ・ソニーモバイルTVアンテナケーブル02が入っていました。Micro-USBケーブル・ACアダプタなどは含まれていません。

本体正面にはシートが貼られています。

シートをペリペリ。

背面にもシートが貼られているのでペリペリと剥がします。

シートを剥がし終わると、新品のXperia Z3とご対面。

Xperia Z3とXperia Z1を徹底的に比較していきます。

左側がZ3・右側がZ1で、正面から見るとZ3はディスプレイの上と下にスピーカーがついていますが、Z1にはついていません。さらに、もう1つの大きな違いは両機種ともカラーはホワイトですが、Z3のベゼルは白・Z1は黒色になっていること。

近距離から確認すると、高さはZ3の方がZ1より数ミリ長くなっています。Z3が146ミリでZ1が144ミリなので、その差は2mm。

上がZ3で下がZ1。幅はZ3が72ミリでZ1が74ミリです。

左側がZ3・右側がZ1。厚さはZ1が8.5mm・Z3が7.3mmなので、1.2mmの差があります。

重量はZ3が151g。

Z1が171gなので、Z3はZ1から20g軽量化。

サイズと重さ比較の次は、外観をチェック。双方とも天面にイヤホンジャックが付いていますが、Z3はイヤホンジャックの左側に小さなマイクを搭載しています。また、よく見るとZ1はディスプレイが盛り上がっているのに対して、Z3は盛り上がっていません。

Z3は各角に継ぎ目アリ。一方、Z1には継ぎ目は一切ありません。

Z3は側面が曲線加工されていて、Z1は側面がカットされてエッジが立つようになっています。

コチラは底面で、上にあるZ3は何も付いていませんが、下にあるZ1にはスピーカーとストラップホールが付いています。

本体左側面には両機種とも真ん中に卓上ホルダ用接触端子を搭載。

Z3は左側面にMicro-USBポート、Z1はmicroSDカードスロットとMicro-USBポートを搭載しています。

Z1の底面にあったストラップホールが、Z3では本体左側に付いていました。

こちらは本体右側面。

Z3は右側面にmicroSDカードスロットとNano IC Cardスロットがあり、Z1はSIMカードスロットのみを搭載。

両機種とも電源ボタンと音量調節ボタンは右側面に搭載。ただし、Z3の音量調節ボタンの方がZ1よりも長くなっています。

こちらはカメラボタンで、音量調節ボタン同様にZ3の方がZ1より長め。

次は背面をチェック。

背面下部には両機種ともauのロゴ入り。

背面左上部にはカメラを搭載。手前にあるZ3には、Z1のカメラの横にあった赤外線ポートがなくなっています。

背面の素材はZ3とZ1に違いはなし。

次はディスプレイをチェック。Z3は5.2インチ・Z1は5.0インチのトリルミナスディスプレイ for mobileを採用しており、ベゼルはZ3の方が若干狭め。

ディスプレイ上部のベゼルもZ3の方が狭くなっていました。

次は充電クレードルを使って充電してみます。

Z3を充電クレードルに差し込むとこんな感じ。

充電中や満充電になったときは、ディスプレイ左上にある通知LEDが光ります。

Z1はというと、通知LEDをディスプレイ上部に搭載。

最後はZ3とZ1のベンチマークを「AnTuTu Benchmark」を使って計測。なお、Z3のCPUはSnapdragon 801 2.5GHzで、Z1はSnapdragon 800 2.2GHzです。

左がZ3・右がZ1のベンチマークで、総合スコアはZ3の方が上。ただし、DalvikとRAM速度はZ1の方が上でした。

CPUのスコアはZ3の勝利ですが、GPUの2DグラフィックスはZ1に軍配があがりました。

Xperia Z1と比べてみると、Z3には細かいながらも多くの変更点があることがわかりました。他にも、ハイレゾ再生やPlayStation 4のリモートプレイなど、Z3には多くの魅力が詰まっています。