シャケ丸ごと5匹分を使った豪快すぎる巨大「チャンチャン焼き」を食べてみました
脂ののったあきあじ(鮭)と野菜を味噌やバターで味付けし、豪快に鉄板で焼いて作る北海道の名物料理「チャンチャン焼き」をさらに巨大なスケールでやってしまったジャンボサイズのチャンチャン焼きを「第41回池田町秋のワイン祭り」で発見したので、並ぶことにしたわけですが、思わぬ展開が待っていました。
池田町観光協会 - 秋のワイン祭りのご案内
http://www.kankou-ikeda.com/?p=757
というわけでチャンチャン焼きの列に並びます
全部で6回焼かれることになり、並んだ回は第2回目。
バターたっぷり
鮭丸ごと5匹分を鉄板で焼きます、ジュッジュー。
焼くのに使っているこの巨大鉄板は、池田町名物のワインを醸造させる缶を切ったもの。捨てるのがもったいないので何か活用方法はないだろうかと考えた末にできあがったのがコレ。
とか言っている間に目の前でソールドアウト、売り切れ。10時35分の回は終了になり、11時10分の回まで待つことに。なんという人気っぷり。
使っているシャケは北海道大樹産のもの、とれたてぴちぴち
この時点でバターの香りが広がり、実に「たまらーん!」な気分にさせてくれます、じたばたもだもだ。
いかにけしからんレベルに達しているかは以下のムービーを見れば一目瞭然。
チャンチャン焼きのシャケin第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
そこへおもむろに野菜を一気に投入
とてつもない量の野菜が投下されるまさにその瞬間のムービーは以下から。
チャンチャン焼きに野菜投入in第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
さらにもやしもどばーっと一気に放り込まれます
単にもやしを入れているだけなのに、いい知れない迫力が以下のムービーから感じられるはず。
チャンチャン焼きにもやし投入in第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
で、巨大なふたをしてしばし待ちます
なんというか、今まで知っているつもりだったチャンチャン焼きとはスケールが違いすぎるというのが以下のムービーで理解できます。
チャンチャン焼きにフタin第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
しばらく蒸し焼きにした後、おもむろにフタを開け、力自慢の大の男が4人がかりでまぜまくります、まぜまぜ!
どれぐらいの勢いで混ぜているかというと、以下のムービーのような感じ。見ている人たちがあっけにとられるほど。
チャンチャン焼きをまぜまぜしまくりin第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
まんべんなく混ざり、期待が高まります
が、ここでさらにもう一度ふたを閉めて仕上げへ
よいしょっと。
そしてついに完成へ!適度に蒸し上げられたチャンチャン焼き登場の瞬間ムービーは以下。
チャンチャン焼きファイナルまぜまぜin第41回池田町秋のワイン祭り - YouTube
ここで大葉を刻んだものを投入。これが意外にマッチします。通常のチャンチャン焼きでも使えそう。メモメモ。
味付けを最終調整し、味見をして「OK!」となったら取り分け開始、15分も待ったので、もう我慢できません。
もうもうと舞い上がる湯気、列に並んでいる人々の期待度も頂点へ
一人前ずつ猛烈な速度で取り分けられていきます
ゲット!
実際の味の方はこれがもうすごいとしか言いようのない味わい。というか、素材のレベルが高いので、どう作ってもおいしいのではないか?という気もしますが、なぜかこういう「大鍋でゆでただけ」とか「大きな鉄板で焼いただけ」みたいな、豪快におおざっぱな料理の方が、火力の差によるモノなのかそれとも雰囲気なのか、明らかに普通に作るよりもウマウマ。適度な塩味、バターの香り、鮭のうまみ、野菜のシャキシャキ感、そしてちょうどいい具合のみずみずしさが相まって、期待を裏切らない完成度に至っています。これは当たりです。
チャンチャン焼きで感動し、ふらふらと歩いていると、じゃがいもを大釜でゆでただけというえらくシンプルなものを発見
列の最後尾へ回りましょう
ここから並ぶようです、わかりやすいですね
これがじゃがいもをゆでる大鍋
ぱかーっと開けてもらいました。中にぎっしり詰め込まれているのは池田町高島地区で収穫されたばかりのじゃがいも。
これをバターと一緒にいただくだけという実にシンプルなもの
単純なので列がどんどんはけていきます
バターも次々と消滅
というわけで、ジャガバタ風にして食べてみます
これが思わぬ伏兵、「なんだ、ただのゆでたジャガイモか」となめてかかっていたのですが、これが群を抜いてウマウマ。普通のジャガバタとかが足元に及ばないレベルの高さでした。池田町、おそるべし。
なお、会場には座る席とかそういうモノがないので、自前で折りたたみの机やイスを持ち込んでこんな感じでもぐもぐすることになります。
レジャーシートを敷いて上に座っている人も多数。会場でも有料でイスは貸してくれ、レジャーシートも一応売っているため、とにかく前売り券をゲットして早めに着いてしまえば、どうとでもなると言えばなる感じ。
で、よくよく考えるとイベント自体が「秋のワイン祭り」という名前なのでワインがあるわけですが、それだけにとどまらず、さらに記事更新予定なので乞うご期待!
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