レビュー

Microsoftが無料公開中のブラウザ版「カタンの開拓者たち」をプレイしてみた


ドイツで1995年に発売されてからというもの現在に至るまで絶大な人気を誇るボードゲームが「カタンの開拓者たち」です。そんな「カタンの開拓者たち」をベースにしたWebブラウザゲーム「Catan Anytime」のベータ版をMicrosoftが無料で公開しているとのことなので、実際にプレイしてみました。

Catan Anytime
http://www.catananytime.com/
※サービスの提供は終了した模様です

Catan AnytimeをプレイするにはFacebookかメールアドレスを使用してアカウントを作成する必要があります。今回はメールアドレスを使ってサインアップするので「EMAIL ADDRESS」をクリック。


上からユーザーネーム・メールアドレス・パスワードを入力し「SUBMIT」をクリックしたらアカウント作成完了。


アカウント作成が完了したら下記のページが開くので「PLAY」をクリックしてCatan Anytimeをプレイしてみます。


Catan Anytimeは今の時点ではネットワーク対戦にのみ対応しており、プレイするには自分以外に2人以上のプレイヤーが必要。プレイヤーはFacebookかメールを介して招待することができます。今回はメールを使って参加者を招待するので、「INVITE VIA EMAIL」をクリック。


招待するユーザーのメールアドレスを入力して「NEXT」をクリックします。


メッセージを入力したら「SEND INVITE」をクリックして招待完了。


招待されたユーザーは下記のようなメールが届くので、本文にあるURLをクリックし、上述と同じ方法でアカウントを作成しておきます。


招待したユーザーがアカウント作成すると、ゲームの準備画面にユーザーが追加されているので、画面上部にある「PLAYER 2」と「PLAYER 3」をクリック。


プレイヤーが追加されたら「PLAY」をクリックしてゲームスタートです。


「Catan Antimeの勝利条件は10ポイント獲得することです」といった簡単なルールが説明されるので「OKAY」をクリック。


Catan Antimeは土地から手に入れた資源を利用し島を開拓して街道や都市を建設してポイントを競い合うゲームです。カタンの開拓者たちではゲーム開始時に好きなタイルの交差点に開拓地と街道を設置するのですが、Cantan Anytimeではランダムに設置されます。ひとまず、画面下の太陽のアイコンをクリック。


太陽のアイコンをクリックするとランダムに選ばれた2つの土地に光が差して……


土地に隣接する開拓地を持つプレイヤーは、土地から入手可能な資源をゲット。ボードゲームではサイコロを振って資源を入手できる土地を決めていますが、Catan Anytimeでは変更されています。なお、ゲームに登場する資源は「BRICK(粘土)」「WOOD(木材)」「WOOL(羊毛)」「WHEAT(麦)」「ORE(鉄)」の5種類。


次は「金づち」のアイコンをクリックして、現在所有している資源を確認。


画面上部に濃い緑色で表示されているのが所持している資源。その下には「ROAD(街道)」「SETTLEMENT(開拓地)」「CITY(都市)」といった建設物が並んでいて、隣にはそれぞれの建設に必要な資源が表示されています。十分な資源を所持していれば、こちらのメニューから好きなモノを建設可能ですが、プレイ時は所持している資源が少ないので建設できるものがありません。


建設するには資源がたくさん必要。資源はターンごとにランダムで選択された土地から入手する以外に、他プレイヤーや銀行からトレードしてゲットできます。トレードするには画面上部に表示されている資源の中から必要なモノをクリック。


銀行に4つ資源を渡せば、他の資源1つに交換してくれるのですが、4つ以上資源を所持していないため、現在はトレード不可能。こんな場合は右上の「SET TRADES」をクリックします。


こちらでは、自分が所持している資源と他プレイヤーの資源を交換するためのトレードを設定できます。トレードを設定しておけば、他プレイヤーがトレードに必要な資源を入手したときに資源を交換できるというわけ。所持していないBRICKのアイコンをダブルクリックして……


BRICKとトレードしたい資源を選択してチェックをクリックします。


これでトレードの設定は完了。


「End Turn」をクリックしてターンを終了です。回ってくるターンで資源を入手したり、建物を建設したりして得点を重ねていくわけです。


他プレイヤーのターンが終了すると通知がくるはずなのですが、画面には何も表示されず、通知メールも受信しませんでした。記事執筆現在では画面左下にある更新アイコンをクリックして、自分のターンかどうか確認する必要があります。


更新アイコンをクリックして太陽のアイコンが表示されたら自分の順番です。なお、画面上部のプレイヤーアイコンをクリックすると……


各プレイヤーが所持している現在の得点を確認できます。


なお、得点は「SETTLEMENT(開拓地)」が1点、「CITY(都市)」が2点、「LONGEST ROAD(最長の街道)」が2点、「LARGEST ARMY(最大の軍隊)」が2点。


さらに、左上の吹き出しのアイコンをクリックすると……


全プレイヤーのプレイ履歴を確認したり、チャットしたりできます。画面下部のボックスにメッセージを入力して「SEND」をクリックすれば、メッセージの送信完了。必要な資源をチャットで他プレイヤーに知らせておけば、トレードしてくれるかもしれません。


ある程度プレイしていると「WHEAT」が4つたまったので銀行で他の資源にトレードしてみます。トレード画面から「WHEAT」を選択して「TRADE」をクリック。


これで「BRICK」を1つ入手。


「BRICK」を入手したので「BUILD ROAD」クリックして街道を建設してみます。


プレイ画面に街道が表示されるので……


クリックしたままマップ上に移動させて、設置したい場所でドロップ。


「OKAY」をクリックして街道の建設完了。


街道を建設したので、今度は都市を建設したいのですが、「Ore」が全く足りません。


しかしながら、「Ore」のトレード画面を確認すると他プレイヤーからの「Ore」のトレードが表示されていました。どちらかを選んで「TRADE」クリック。


トレードが完了して、見事「Ore」をゲットです。


このようにして、銀行や他プレイヤーと資源を交換して新しい資源を入手し建物を建設して得点を競い合うのがCatan Anytimeの基本的な遊び方です。Catan Anytimeはボードゲームの「カタンの開拓者たち」とは違い、遊び方が簡略化されている一方、1ゲームに要する時間が長くなっており、まったりとプレイするのがよさそう。Catan Anytimeはベータ版なのでフリーズするといった不安定な動作が見られますが、無料で公開されているので、「カタンの開拓者たち」をプレイしたことのある人だけでなく、プレイしたことのない人にもオススメです。


なお、Catan AnytimeはHTML5対応のウェブブラウザで動作するので、スマートフォンからでもプレイ可能ですが、動作がかなりもっさりするので注意が必要です。

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in レビュー,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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