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賞金1万5000ドル、空港の長蛇の列を解消するアイデアコンテストが開催中

By Wayan Vota

大きめの国際空港で必ずと言っていいほど遭遇するのが出国の際に通るセキュリティチェックの列です。乗客の安全のためには仕方ないとはいえ、重い荷物を持ったまま牛歩で進むのはお世辞にも心地よいものとは言えません。そんな問題を解消しようと取り組みを進めているTSA(アメリカ運輸保安庁)では、長蛇の列を解消するためのアイデアコンテストを開催しており、採用された人には最高で1万5000ドル(約150万円)の賞金が贈られることになっています。

Next Generation Queue Design and Model | InnoCentive Challenge
https://www.innocentive.com/ar/challenge/9933343


TSA willing to pay $15,000 for best ideas to help shorten airport lines - The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/blogs/in-the-loop/wp/2014/07/29/tsa-willing-to-pay-15000-for-best-ideas-to-help-shorten-airport-lines

9.11の発生以来、アメリカ国内の空港でのセキュリティチェックは非常に強化されてきましたが、安全と認められる乗客を対象にTSAプレチェックと呼ばれる優先スクリーニング制度が導入されて利用者の利便性を高める試みが行われてきました。プレチェック対象者は、通常のチェックで必要とされるように靴やコートを脱いだり、カバンの中身をすべてひっくり返すといった検査をスルーすることができるようになります。

By Karl Baron

今回公募が行われているコンテストでは、このTSAプレチェックに加えて各航空会社のプレミア会員や、車いすなど補助を必要とする乗客、そして乗務員などを含めた乗客乗員すべてを対象とした問題解決アイデアが求められています。「Next Generation Checkpoint Queue Design Model(チェックポイントにおける行列の次世代デザインモデル)と銘打たれたコンテストに応募するためには、「応募者は問題を解消するためのコンセプトと実現可能であることの証明を提出する必要がある」とされています。

公募期間はアメリカ時間で8月15日(金)までとなっており、最低でも1名に5000ドル(約50万円)の賞金が贈られることになっています。応募はアメリカ国内居住者ではなくてもOKのようなので、「我こそは」という人は応募してみてもいいかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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