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BaiduがAI(人工知能)と自律走行自転車を開発していることが判明、Googleへ対抗か


中国最大のインターネット検索サービスを提供し、全世界規模でも第2位のユーザー数をほこる百度(バイドゥ)が人工知能の開発に乗り出していることが明らかになりました。

The new Google? Baidu's big plans to bust out of China - tech - 25 July 2014 - New Scientist
http://www.newscientist.com/article/mg22329794.200-the-new-google-baidus-big-plans-to-bust-out-of-china.html#.U9bmvGMk0po

New Scientistが報じたところによると、バイドゥは人や車の込み入った市街地の中を自律走行できる自転車の開発を進めているとのことで、バイドゥもその計画自体が存在することを認めています。自律走行車両を実現するためには自ら判断することのできる知能が必要であり、そのことからバイドゥによる人工知能開発が確実視されるものとなっています。

バイドゥでは過去数年のあいだ人工知能関連への投資を進めており、2013年には人間の脳機能を模したニューラルネットワークを用いた画像検索エンジンを発表。さらに2014年5月にはコンピューターサイエンティストのAndrew Ng氏を迎え入れ、シリコンバレーにAI研究所を開設しています。

スタンフォード大学で教授を務めていたNg氏は、2006年にGoogleのディープラーニング関連プロジェクトであるGoogle Brainを立ち上げたことでも知られている人物で、バイドゥはその技術とノウハウを音声認識、画像認識および自然言語処理の研究に活用するものとみられています。「AIテクノロジーの進歩がインターネットにパワーを与えます」とAI技術の重要性について語るNg氏は、バイドゥのAI研究所は「ディープラーニング分野における未来の英雄となるでしょう」との展望を明らかにし、将来的にはGoogleに対抗する規模に達することを示唆しています。

By Ting-yu (Joseph) Jiang

さらにバイドゥで開発されるAI技術では、タグを用いない認識技術の開発が進められることになっています。コンピューターでAI技術を可能にするためには、さまざまな情報に人間が「タグ」をつけてその性質を与える必要がありますが、バイドゥではそれらすべての処理をコンピューターに完結させるための技術が開発されるとのこと。

Ng氏はバイドゥの試みをGoogleと比較することについて「単純化しすぎ」と指摘。中国国内ではアメリカの約2倍におよぶインターネットユーザーが存在し、人口一人あたりの携帯端末台数も世界一なので、そのインターネットエコシステムはアメリカとは全く異なるものであると語っています。

バイドゥは中国最大の検索エンジン提供サービスであり、現在はさらにブラジルでのサービス提供を開始。ノースカロライナ大学シャーロット校のMin Jiang助教授によると、インドネシアや北米でもサービス提供に向けた動きが見られるとのことですが、「今までのところ、バイドゥが成功しているのは中国国内のみです」と今後の展望はまだ未知数であるとしています。

By Luciano

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in メモ,   ソフトウェア,   ネットサービス,   サイエンス, Posted by darkhorse_log

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