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Googleやサムスンがスマートハウス向け通信規格開発を手がける企業連合を設立

By SamsungTomorrow

Googleは2014年1月にスマート火災警報器「Nest Protect」の開発元を3300億円で買収し、家電を自動化してコントロールするスマートホーム市場に参入。そのGoogle傘下のNest Labsとサムスン電子、ARMホールディングスなどがスマートハウス向けの新しい通信プロトコル「Thread(スレッド)」の開発・普及を推し進める企業団体「Thread Group」を設立しました。

Thread Press Release
http://www.threadgroup.org/2014_07_Press_Release.aspx

Thread Group
http://www.threadgroup.org

スマートホームとは、家にある家電製品をすべて自動化で制御し、使用者に快適な生活を届けるとともに消費エネルギーを節約するというもの。GoogleのNest Labsやサムスン電子、半導体開発のARMホールディングス、フリースケール・セミコンダクタ、シリコン・ラブズ、ビッグ・アス・ファンズ、エールが共同で立ち上げたThread Groupは、スマートホーム向けの新しいIPベースのワイヤレスネットワーキングプロトコルThreadの開発を行い、一般家庭への普及を目指す企業連合です。


Thread Groupによると、既存の短距離無線ネットワーク規格802.15.4は相互運用性に難があり、Internet Protocol Version 6(通称:IPv6)をサポートするのに十分な能力を備えておらず、ネットワークに接続された家電が1台のデバイスに依存するため、そのデバイスがダウンするとネットワーク自体もダウンするといった問題があるとのこと。Threadは802.15.4とは違い、安全で簡単に250台以上のデバイスを同時に接続可能で、消費電力は低く、全てのデバイスがインターネットとクラウドサービスに直接接続できるそうです。

Googleの副社長でありチーフ・インターネット・エバンジェリストのヴィントン・サーフ氏は「既存のワイヤレスネットワークはスマートホームやスマート家電の概念となるIoTが誕生するかなり前に開発されたものです。その点Threadのプロトコルは既存の技術から最適な部分のみを抽出して採用しているので、家にあるデバイスを今までよりも快適にかつ素早く接続可能なのです」と、Threadの利点を語っていました。


Threadは新しいセキュリティアーキテクチャを採用しているので、ユーザーは簡単に、かつ安全にデバイスをネットワークに接続したり、切り離したりできるとのこと。Gigaomによると、GoogleのNest Labsが販売中の温度調節装置「Thermostat」は、すでにThreadを採用しており、2014年後半には、Threadのスペックが公開され各スマート家電メーカーがThreadベースの製品を開発できるようになるとのことです。

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