ハードウェア

従来の10分の1の価格を実現したパーソナルロボット「UBR-1」の予約受付がスタート


アメリカのロボットベンチャー企業Willow Garageが2010年に、ロボット工学を研究する企業や研究所に向けて発売したパーソナルロボット「PR2」は大きな話題になりましたが、40万ドル(約3600万円)と非常に高価なため、より低価格なロボットの登場が望まれていました。そんな中、Willow Garage出身の技術者が起業したUnbounded Robotics社が、PR2の10分の1以下の低価格でパーソナルロボット「UBR-1」をリリースすることになりました。

Unbounded Robotics | Specification
http://unboundedrobotics.com/ubr-1/specification/

UBR-1がどんなロボットなのかは以下のムービーを見ればよく分かります。

Introducing the UBR-1 on Vimeo


キュートな顔。


これは手。


腕。


UBR-1は、こんな感じのロボットです。


顔にはカメラレンズとマイクロホン・スピーカーを完備しており……


腕はこの通り自在に動かすことができます。


手は1.5kgまでの物をつかんで持ち上げることが可能。


胴体も鉛直方向に延ばすことができます。


サイコロのような小さな物を器用につかんで……


これまた器用にサイコロの上に重ねることに成功。


カップ形状の物も……


最大9センチメートルまで広げられる手をカップの中に入れることでしっかりとキャッチできます。


顔の向きは下方向へ変えることができ……


腕も7つの関節を使って自在に動かすことができます。


UBR-1はCPUにIntel第4世代Coreプロセッサ Core i5を搭載し、メモリは16GB、250GBのSSDを採用しており、遠隔操縦はUbuntuで行います。なおUBR-1のセッティングにはROS対応のPCが必要です。


外部端子は、USBポート・Display Port・イーサネットを搭載。


最大移動速度は秒速0.75メートル(時速2.7キロメートル)で、前方の障害物をよけながら進むことができます。


連続稼働時間は3~5時間で、3.5時間で90%の充電が可能です。


背中には緊急停止ボタンもあります。


頭の上にはUSB3.0ポートも搭載。


充電が必要な時は自動で充電ドックに戻ります。


前方には北陽電機製の高性能レーザースキャナー「UST-20LX」を搭載しており……


180度の広い視野を実現しています。


UBR-1は価格3万5000ドル(約350万円)で8月の出荷が予定されており、現在予約を受付中です。なお、当面はアメリカ・カナダ・メキシコへのみの発送ですが、UBR-1は非常にコンパクトな木箱に入っておりSUVやピックアップトラックで十分運べるサイズなので、取りに行けば直接販売してくれるとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ロボット開発をめぐるGoogleとDARPAの2大勢力のせめぎ合い - GIGAZINE

GoogleがFoxconnと共同で「労働者代替ロボット」の開発へ乗り出すことが判明 - GIGAZINE

遠隔地から現場の様子を見つつ会話もできる「Double Robotics」レビュー - GIGAZINE

マウスやスマホで操縦可能な卓上サイズのミニチュアロボットアーム「uArm」 - GIGAZINE

Amazonが無人飛行機で自宅前まで注文から30分でお届けしてくれる「Amazon Prime Air」がよくわかるまとめ - GIGAZINE

軍事用偵察マシンに子どものおもちゃから「ルンバ」プロトタイプまで、iRobot社が作ったロボットが勢揃い - GIGAZINE

あのリアル過ぎる軍用四足歩行ロボット「LS3」が音声認識によって指示を理解するように - GIGAZINE

Googleが歩行ロボットメーカーのボストン・ダイナミクスを買収 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by logv_to

You can read the machine translated English article here.