ついに第10弾になった大阪王将創業記念メニュー「濃厚レバ醤焼そば」など3品試食レビュー

大阪王将は去年の7月より15ヶ月連続で毎月3品新商品を販売していますが、今回の第10弾で2ケタに到達。記念すべき第10弾は「濃厚レバ醤焼そば」・「ピリ辛とりかつオム飯」・「潮 あさりレモンラーメン」の3品。中華料理の範疇に収まらない新商品が気になったので、さっそく食べに行ってきました。

45周年創業祭メニュー第10弾！
http://www.osaka-ohsho.com/news/140408.html

派手な外装の大阪王将道頓堀本店に到着。

お店の前でも新商品をアピール。

お店に入り席に着き新商品3品を頼むと、10分ほどで濃厚レバ醤焼そば・ピリ辛とりかつオム飯・潮 あさりレモンラーメンが到着。

濃厚レバ醤焼そば(税込630円)は、レバーペーストのようなオリジナルのレバ醤が載ったしょうゆ味ベースの焼そば。

真ん中に載る白髪ねぎの下には……

レバーペーストのような特製のレバ醤が。

豚バラや小松菜も使われています。

麺はやや太めで、豆板醤などが入ったピリ辛のしょうゆ味ベースの味付け。

焼そばを食べてみると、見た目はソース味のようですがソースの味はまったくせず、ごま油の味が強めのピリ辛のしょうゆ味で、味付けにクセがあまりありません。麺はやや太めでモチモチとした食感が楽しめます。

レバ醤は甜麺醤などで中華風に味付けられたレバーペーストのようなおもむきで、白髪ねぎや焼そばとの相性もグッド。麺に絡めて食べると、レバーのねっとりとした食感がよく楽しめます。

シャキシャキとした食感の小松菜と脂っぽい豚バラも好相性。全体の味付けをごま油が良くまとめている印象でした。

ピリ辛とりかつオム飯(税込590円)は、石焼き鍋にピリ辛のチャーハンがしかれ、プレーンオムレツ・とりかつが載っています。

とりかつの上には特製の赤味噌ダレが載っています。

オムレツはメニュー写真に比べやや作りが雑。

チャーハンは石の皿に接していてアツアツの状態。

とりかつから食べてみると、赤味噌で甘めの味付けで名古屋風。トンカツを赤味噌ダレで食べさせる店は少なくはないものの、とりかつでこういったタレで提供されることはあまり多くありませんが、相性は悪くない感じ。

「ピリ辛」という商品名の通りチャーハンには唐辛子が入っており、辛さがいいアクセントになっています。とりかつに赤味噌ダレが付いており、チャーハン自体の塩気は薄めで、かなり油が多く使われている印象でした。オムレツは柔らかさはあるものの、大阪王将の天津飯の卵焼きほど完成度は高くありませんでした。

とりかつとチャーハンを一緒に食べると、ピリ辛で甘辛い味が楽しめます。

潮 あさりレモンラーメン(税込630円)は、あさり出汁の効いた塩味ベースのラーメン。

あさりの他にねぎとにら……

輪切りのレモンが2枚入っています。

麺は中太でスープは少し濁っていました。

まずは麺から食べてみると、麺は市販製品レベルの普通の生麺なものの、あさりの味がしみ出たスープはさっぱりとしながら滋味のある味で、レモンの爽やかな酸味と良く合っています。白濁はしているものの、豚骨ラーメンのような脂っこさは感じません。

ねぎやにらもスープとよく合っており、シャキシャキとした食感がグッド。優しくさっぱりとした味わいなので、二日酔いの時や、飲んだ時のシメにも良さそうです。

いずれも4月30日(水)までの期間限定販売になっています。