ハードウェア

スマホとBluetooth・NFC接続して音楽再生や通話に使える「HiddenRadio2」


BluetoothおよびNFCを内蔵しているのでスマートフォンとペアリングが可能で、小型の卓上サイズにも関わらず迫力のあるサウンドを再生できるスピーカーが「HiddenRadio2」です。

HIDDEN | Welcome
http://www.hiddenradiodesign.com/

HiddenRadio2 Bluetooth MultiSpeaker by John VDN + Vitor Santa Maria — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/2107726947/hiddenradio2-bluetooth-multispeaker

HiddenRadio2の特徴や動作は以下のムービーを見ればわかるようになっています


こちらがHiddenRadio2を開発したVitor Santa MariaさんとJohn VDNさん。


HiddenRadio2には前身となるモデルがあります。2012年1月にKickstarterのプロジェクトで大成功したHidden Radioです。


そのプロジェクトには多くの出資が集まり、最終的に約94万ドル(当時のレートで約7200万円)を得て製品化されるに至りました。


今回登場するHiddenRadio2は、その成功の上に改良を加えたモデルとなっています。


前モデルでは手動で持ち上げていた上面カバーは、天面を指でタップすると……


電動で持ち上がり、再生可能なモードでスタンバイします。


また、本体容積が約2倍になって低域の再生能力が高められています。


本体は小型ですが、音量90デシベルまでの再生が可能となっており、余裕のある再生能力を保有。


本体にはBluetoothを内蔵し、スマートフォンなどとペアリングしてスピーカーとして使用することができます。まずは本体の天面をタップして……


スマートフォンの画面で、ペアリングの相手として「HiddenRadio2」を選択するだけ。


また、NFCにも対応しているので、対応するスマートフォンを本体に近づけるだけでペアリングが可能。


より使いやすく改良されています。


本体天面のタップセンサーは、各種コントロール用にも使用できます。


円を描くように指を動かすと、スマートフォン側のボリュームコントロールの代わりになります。また、タップすることで再生/ポーズの切り替えができたり……


iPhoneのSiriを起動させることも可能です。


本体の名称を変えておけば、複数台をシーンに分けて使用することも可能。部屋ごとに設置したHiddenRadio2に切り替えれば、行く先々で音楽を楽しむことができます。


ステレオでのペアリングにも対応し、左右に並べておけばさらに広がりのあるサウンドを得ることも可能になります。


タイマーで起動させることができたり……


ハンズフリー通話用のスピーカーフォンとして使えたりもします。


音質を確認できるムービーがこちら。録音された素材での試聴は非常に難しいものですが、ここではHiddenRadio2ともう1台のスピーカーを切り替えて再生することで、いくらか理解しやすい方法がとられています。(最初に大きめの音量で「ピー」というテストトーンが再生されるので注意してください)


あくまでムービーを聴いた上での比較のため断言は控えますが、HiddenRadio2に再生が切り替わると低音が下まで広がり、ドラムのキックやベースの音にリアリティが増して深みと安定感がプラスされるのがわかります。同様に高音のレンジも広がるのがわかりますが、その音質はやや硬めの印象。ドラムのシンバルやハイハットのキャラクターにザクザク感が強めにプラスされているようです。中低音と中高音に弱いピークがあり、低音がややぼやける印象を受けますが、それでもサイズを考えるとフラットな音作りになっているようです。

他社製品を含めた周波数特性グラフがこちら。低域から高域までを最もまんべんなくカバーしているのが、緑色のHiddenRadio2のグラフであることが見てとれます。参考までに、比較テストで使用された紫色のスピーカー「Mini Jambox」は、グラフ上ではオレンジ色のグラフとなっています。


HiddenRadio2は、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標額の9万ドル(約911万円)に対して約63万ドル(約6378万円)の出資が集まっています。

HiddenRadio2をゲットするには、出資額149ドル(約1万5000円)からのプランが用意されています。


HiddenRadio2を2台のセットが249ドル(約2万5000円)で用意されています。カラーがシルバーと黒の2色から選択できるようになります。


269ドル(約2万7000円)の「HELLO EDITION」プランはKickstarterオンリーの提供となっており、7色から本体色を選ぶことができます。


399ドル(約4万500円)の出資で「ブラッククロームペア」をゲットすることも可能です。なお、画像ではシリアルナンバー入りと記載されてますが、そちらの限定品はすでに定員に達しているため、いまゲットできるのは番号が入っていない製品となります。


なお、アメリカ国外への発送には、15~23ドル(約1500~2300円)の送料が別途必要となっています。出資の締め切りは日本時間で2月6日(木)の午前7時31分となっています。

HiddenRadio2 Bluetooth MultiSpeaker by John VDN + Vitor Santa Maria — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/2107726947/hiddenradio2-bluetooth-multispeaker

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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