レビュー

スマホとBluetoothやNFCで接続・単体で拡声器にもなるサウンドシステム「Sound BlasterAxx AXX200」実機レビュー


CREATIVEから販売されているSound BlasterAxx AXX200はNFC対応でプレーヤー機能に加えてメガホン機能などの新機能を搭載し、大容量バッテリーを内蔵して単体での利用可能はもちろん、スマートフォンやパソコンとの接続も可能という多機能なワイヤレスサウンドシステムです。GIGAZINE2013年冬の読者プレゼント企画でプレゼントの一つとなっているこの商品はクリエイティブ運営の直販サイトなど3店舗で限定販売されており、「満足できなかったら全額返金」というキャペーンも実施中。それだけの自信を持っている品はどんな威力なのか、実際に体験してみました。

Sound BlasterAxx AXX 200 - Sound Blaster - Creative Technology (日本)
http://jp.creative.com/p/sound-blaster/sound-blasteraxx-axx-200

◆「Sound BlasterAxx AXX200」フォトレビュー
パッケージはこんな感じの英語表記になっています。


裏面の説明も含めてすべて英語。


BluetoothやNFCによる周辺機器との接続をサポートしています。電源として5200mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、最大駆動時間は15時間。USB出力端子とスマートフォンをつないで充電することもできます。


パッケージ横には各ボタンの説明などが書かれています。


箱から取り出してみます。天面をがばーっとオープン。


中身を守っているスポンジのような緩衝材を取り外して……


ずぼーっと本体を抜き出します。


箱の中には、AXX 200の本体と周辺機器を収める段ボール箱が収められていました。


これが内容物の一覧。USB電源アダプタとUSBケーブル、マニュアル類と持ち運び用のキャリングポーチが入っています。


AXX 200本体はこんな感じ。前面はメタル製のグリルを装備しており、持ち運びの際にも高い耐久性を備えています。最上部の左右には、2個のマイクが内蔵されています。


横から見るとわかりやすいのですが、天面のタッチスクリーンは前に傾斜しており、操作しやすいようになっています。


そしてこちらが背面のコントロール部。最上部にあるグリル部分にも2個のマイクが内蔵されており、合計4個のマイクで360度周囲の音をくまなく拾うことができます。


電源スイッチの左横には、NFCのアイコンが描かれています。対応する機器をこのあたりに添えると、自動認識でペアリングを行うことができます。


本体重量は532グラムでした。この角度からみると、まるでエンピツのような正六角形の形状がよくわかります。


高さは、500mlのドリンク缶を一回り大きくしたぐらい。重さ・サイズともこの大きさのドリンクと同じぐらいと想像すると、持ち運んだときのイメージがつかみやすいかもしれません。


背面にある電源スイッチは、Bluetoothの接続ボタンを兼ねています。その下にはmicroSDを再生する時のプレイボタンと頭出しボタン。


「REC」と書かれているのは、音声の録音と再生を行うためのスイッチ。AXX 200では、microSDカードに音声や電話の通話内容を録音できるようにもなっています。


最下部には、低音増強用のポート穴とmicroSDカードスロット、USB電源出力用の端子、ヘッドフォン出力ジャックと外部入力/マイク入力用の端子、そしてPC接続と充電用を兼ねたMicro USB端子が装備されています。


専用の持ち運び用キャリングポーチに入れると、持ち運びの際にも安心。


このように、バッグのポケットにも収まるサイズになっています。


◆電源を入れてみる
電源ボタンを1回押すと、本体の電源がオンになります。


タッチスクリーンが点灯しました。下の2個はミュートボタンなので、赤く点灯します。


タッチスクリーンを操作したムービーはこんな感じです。

CREATIVE「Sound BlasterAxx AXX200」のタッチパネル - YouTube


◆まずはmicroSDの音源を再生
AXX 200はmicroSDカードに保存されたWAV/WMA/MP3形式のデータを再生することが可能です。カードをスロットに差し込み、再生ボタンを押すだけというカンタン操作となっています。


実際に再生させてみたのが以下のムービーです。

CREATIVE「Sound BlasterAxx AXX200」にmicroSDを挿して音楽を再生 - YouTube

Eclipse/ By killtime_tettin

◆NFCでスマートフォンと接続する手順
NFC対応機器との接続は、端末を数回タップするだけで完了するというカンタンなもの。以下のムービーでは約30秒でスマートフォンとの接続が完了し、「Hello, welcome back」という音声が再生される様子を確認できます。

CREATIVE「Sound BlasterAxx AXX200」とスマホをNFCで接続してみた - YouTube


◆NFCでスマートフォンと接続していろいろコントロール
スマートフォンなどと接続するメリットは、さらに多機能な設定アプリを活用できることにあります。Android端末にインストールしたアプリ画面からAXX 200をコントロールしてみました。音量や音質、そしてスマートフォンへの電話着信をAXX 200のパネルからコントロールしている様子を確認できます。マイクの感度がよかったため、テストの際には声のハウリングを発生させてしまいましたが、実際の使用時には問題ありません。なお、ハンズフリーで電話中の内容をmicroSD内に録音することも可能です。

CREATIVE「Sound BlasterAxx AXX200」をスマホからいろいろコントロール - YouTube


※本記事で使用した曲は無料&手続き不要で3400曲以上ある日本ファルコムの全楽曲が利用できる「ファルコム音楽フリー宣言」に基づいたものです。
Masquerade of Lies/英雄伝説 空の軌跡 the 3rd ORIGINAL/Copyright© Nihon Falcom Corporation


◆サイレン・メガホン機能
そしてAXX 200の意外な機能がこちら。大音量のサイレンを鳴らしたり、メガホン(拡声器)として使用することもできます。ボイスチェンジャーも搭載しており、自分の声を変化させることも可能。音量がかなり大きいので再生時には注意してください。

CREATIVE「Sound BlasterAxx AXX200」はサイレンやメガホンとしても使えまーす - YouTube


◆専用ドッキングベース
AXX 200には、充電の際に便利な専用のドッキングベースが別売りで用意されています。


ドッキングベース背面にはMicro USB端子を装備。


上面に備え付けられた2個のピンで、AXX 200のコネクタに接続します。


接続する際は、AXX 200の底面にあるゴムカバーを取り外します。


このようにすれば、充電の際にMicro USB端子を抜き差しする必要がなくなるので便利、というわけです。


CREATIVEのワイヤレスサウンドシステム「Sound BlasterAxx AXX200」は、クリエイティブストアなど3店舗で税込み価格1万4800円、専用ドッキングベースは税込み価格5980円で販売中です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
BOSEのBluetooth対応小型スピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker」を使ってみました - GIGAZINE

ラッパのようにiPhone 4Sのスピーカー音声を電源不要で増幅するアクセサリ「ARKCANARY(アークカナリー)」 - GIGAZINE

段ボールで自作できるレトロなラジカセデザインのスピーカー「Berlin Boombox」を組み立てて使ってみました - GIGAZINE

アナログスピーカーに接続してスマホやタブレットから高音質で音楽を再生可能にする「The Vamp」 - GIGAZINE

クッションのような見た目でインテリアとしても活躍できるワイヤレススピーカー「Libratone LOOP」 - GIGAZINE

スマホとワイヤレスで接続し、あらゆるスピーカーで高音質&スムーズに音楽を再生できる「ROCKI PLAY」 - GIGAZINE

Bluetooth・NFCなど5種類の接続を可能にした高音質&高性能ヘッドフォン「Sound Blaster EVO ZxR」と「Creative Hitz MA2400」2機種を一気レビュー - GIGAZINE

再生・充電時にiPhone/iPodの除菌ができるスピーカー「NX-SA5」 - GIGAZINE

スマホと接続してタッチ操作でハンズフリー通話ができる角柱型スピーカー「Sound BlasterAxx SBX 20」実機レビュー - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.