ネコ好きのエンジニアがネコの生態を真面目に分析しすぎるとこうなる

By Jeffrey de Graaf

猫は世界中で愛されているペットの一種で、日本では(PDFファイル)約975万頭の猫が飼育されています。かわいい表情や仕草が大人気の猫には、まだまだ解明されていない謎の生態があるとのことで、猫の生態をエンジニアの視点から分析したムービー「An Engineer's Guide to Cats 2.0」が公開されました。

An Engineer's Guide to Cats 2.0 - The Sequel - YouTube


猫の生態を分析するのは、プロのエンジニアという2人の男性。

2人は何かの装置を組み立て始めます。

完成した装置の前でポーズを決める2人。なお、組み立てた装置はムービー内で一切使用されませんでした。

猫は世界中で大人気のペットで、インターネットには飼い主が愛する猫と一緒に撮った写真があふれています。

ただ、猫にはアメリカの経済にも影響を与える特殊な能力があるようです。

ある調査委員会の発表によれば猫の体のサイズが経済に影響していることが判明、この現象は「Aspect Ratio Drift」と名付けられたとのこと。

Aspect Ratio Driftを年ごとに数値化するとこんな感じになり……

ドルの為替レートに大きな影響を与えているそうです。

こちらは、Aspect Ratio Driftを上げて経済を操作するために、猫のお尻をカキカキしているところ。

また、猫にはポストモダン建築の一派である脱構築主義建築を自然に作れてしまう能力もあります。

ダンボールをかみちぎりながら、脱構築主義建築の特徴である破片のような形状の箱を作成中。

猫の脱構築主義建築は、瞬く間に動物界に広がり、馬や……

犬も猫の影響を受けているそうです。

素晴らしい脱構築主義建築の箱が完成しました。猫も誇らしい様子。

地球の重力を利用した猫の行動も、猫の魅力的な特徴の1つ。立ったり……

座ったり……

寝転がることなどが、重力を利用する猫の特徴的な行動です。

猫の小さな前足も重力を利用した行動に使われます。

猫が自身の体重と重力を猫の前足に集中させると……

大人でも痛がるほどの威力を発揮。

猫に服を着せたときにだけ発生する、猫の不思議な特性もあります。

猫に服を着させて立たせようとすると……

猫は横にコロリと倒れてしまいます。

この現象は「CISCIS」と名付けられました。

帽子をかぶせた猫を立たせようとしても、猫は立つそぶりも見せずに床に倒れ込んでしまいます。

南半球と北半球にいる猫が「CISCIS」を繰り返すことによって、物理学的な力が打ち消し合い、地球が正しく自転できるとのこと。

猫が興味を引きつけられるものには、ご飯や……

クモなどさまざまなものがあります。

一方、我々エンジニアはヘリコプターや……

飛行船などの機械に興味があります。

ただ、猫はエンジニアが大好きな飛行船など見向きもしません。

エンジニアが好きなものに興味を全く示さない猫の生態は、人間の女性と全く同じだと考えられています。

かっこいいラジコンに周囲を囲まれると女性は明らかに嫌そう。

女性の表情からも不快感が感じ取られます。

気分を害した女性はその場を離れてしまい、猫と全く同じ行動を示しました。

最後は猫の発するガスを採取して、猫の生成するエネルギーがリサイクル可能なのかどうか検証。

猫のお尻に仕掛けられた青い風船が膨らんで、ガスの採取に成功しました。

猫のお尻から採取したガスを、じゅうたんにこすりつけて静電気をたっぷりとため込んだ風船に近づけると……

大爆発。

「An Engineer's Guide to Cats 2.0」では、多くの猫の生態がエンジニア視点で分析されていますが、全てムービー作成者のジョーク。なお、実際の猫にアメリカの経済を左右するような能力は秘められておらず、猫のおならが大爆発を引き起こしたという事例も、2013年の現時点まで発生したことはないはずです、おそらく。