生き物

世界一毛の長い猫としてギネス世界記録認定されたブサカワ猫「ニャア大佐」


さまざまなジャンルの世界一を競うギネス世界記録には、「Tシャツを重ね着した枚数」や「世界一うるさい猫」という変わった記録があったりしますが、このたび、「世界で一番毛の長い猫」がギネス世界記録に認定されました。

Colonel Meow Now Holds Guinness World Record for Longest Cat Hair | TIME.com
http://newsfeed.time.com/2013/08/29/colonel-meow-now-holds-guinness-world-record-for-longest-cat-hair/

「最も長い猫の毛(Longest Fur on a cat)」として、ギネス世界記録に認定された猫の毛は、一本あたり平均9インチ(22.87cm)もあり、週に3回はブラッシングをしてあげる必要があります。そのしかめっ面から「Colonel Meow(ニャア大佐)」と名付けられたこの猫のブラッシングは2人がかりの作業で、家中が毛だらけになるために掃除機を頻繁にかけなくてはいけないそうです。


ヒマラヤンキャットとペルシャ猫のミックスであるニャア大佐はシアトルの動物保護団体で保護されていたところをオーナーであるアンネ・マリー・アヴェとエリック・ロザリオさんによって引き取られ、現在はロサンゼルスに住んでいます。


インターネットで大人気となっているニャア大佐は公式ウェブサイトFacebookページを持っており、YouTubeで公開されている動画は200万回以上再生されるほどの好評を博しています。


ニャア大佐の毛の長さは、「それぞれの独立した3人の獣医によって10本の毛の平均を計算する」という形で測定され、証拠物としてギネスワールドレコーズ本社に提出されました。


しかし、ミズーリ大学コロンビア校の獣医学教授であるレズリー・ライオンズさんは「ニャア大佐の毛の長さの平均は普通のペルシャ猫と同程度である」と述べるなど、測定方法に対して懐疑的な人も多数存在するようです。


一方で、ライオンズさんは「ニャア大佐の毛がとても長いことは事実である」とも述べており、平均で競うのではなく、猫の一番長い毛で測定する「最長の毛を持つ猫」というカテゴリーが新たに作られるかもしれません。ギネスの広報担当であるジェイミー・パナスさんは、「猫の飼い主たちは、2014年の新カテゴリーとしてウェブサイトから申請するのは大歓迎です」と話しています。


なお、2014年版のギネス世界記録ブックは、9月12日に発売される予定です。


追記:
ギネスワールドレコーズでは名前をカーネル・ミャウ、「日本語だと、ニャオ大佐」としているので、ニャオ大佐と呼んだほうがよいのかも。

カーネル・ミャウの身の毛がよだつお話 !! ~ 『ギネス世界記録 2014』より | Guinness World Records

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
一見奇妙だが、確かにすごいギネス世界記録いろいろ - GIGAZINE

ジェット機なみの騒音、世界一うるさい猫「スモーキー」ギネスに挑戦 - GIGAZINE

猫パンチしたり激突したりでとにかくビビりまくる猫を集めたムービー「Scaredy Cats」 - GIGAZINE

「猫は液体である」ということの証拠写真15枚 - GIGAZINE

トイレ中の飼い猫の様子を撮影、自動でTwitterに投稿し安否確認ができる「トイレにゃう」 - GIGAZINE

子猫を火災から救出して蘇生するまでを映画の予告編風にまとめた「The Rescue」 - GIGAZINE

飼い主がいない時の猫の行動を24時間密着追跡するとこんな感じになる - GIGAZINE

in 生き物, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article The Guinness World Records certified Bus….