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コーヒーをおいしく淹れるために豆の量や抽出時間を正確に測る万能はかり「acaia」


おいしいコーヒーを飲む方法の探求は人類に課せられたミッションのようで、豆の挽き方にこだわったマシーンや、いつでもおいしいコーヒーが飲めるサーモマグが作られていたりと、さまざまな方向からおいしいコーヒーを飲むためのアプローチが行われています。

「コーヒーの淹れ方」もおいしいコーヒーを飲むために重視すべき行程の1つで、スターバックス コーヒー ジャパンが淹れ方のコツを公開していたりしますが、豆を量ったり時間を正確に測定するのは非常に手間がかかるもの。そんな手間のかかる作業を手助けしてくれるデジタルはかりが「acaia」です。

acaia: The Minimalist Coffee Brewing Scale by Aaron Takao Fujiki — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/627400928/acaia-the-minimalistic-coffee-brewing-scale


これがacaia。


スマートフォン用のアプリと連動して使用可能です。


本体は防水性で、角にあるボタンはコーヒー粉で汚れても本体が故障しないようタッチ式のものになっています。


おいしいコーヒーを淹れるには、コーヒー豆や水の分量が重要になります。acaiaはそれらの分量を誤差範囲0.1グラムで正確に量ることが可能。測定単位はグラムとオンスで表示できます。


上に載せられる物の上限は2キログラムまでで、acaiaの足部分にはシリコン製のクッションが付属しているので安定感も抜群。


acaia本体にはストップウォッチ機能もあり、抽出時間などを測定できます。数字が表示されるのは本体上部のLEDディスプレイ部分。


もちろんストップウォッチ機能や重量測定の結果をスマートフォンアプリから閲覧することも可能、acaiaとスマートフォンはBluetooth 4.0を使って通信するとのこと。


アプリ画面はこんな感じ。コーヒーを淹れている最中にタイマーをセットしたり、抽出しだしてどれくらいの時間が経過したかの確認も可能。さらにコーヒー豆に関するメモや淹れ方のレクチャー機能が追加される予定とのことです。


acaiaのサイズは縦160mm×横160mm×高さ32mmで、重量は462グラム。


本体側面にはmicroUSBポートがあるので、ここからバッテリーを充電して使用します。バッテリーはBluetooth接続をした状態で約3日から5日間使用できるようです。


acaiaには高性能なマイクロチップが搭載されているので、精密な重量測定などが可能になります。


本体カラーは5種類あり、これはClassic WhiteでLEDディスプレイのカラーは緑色。限定モデルに本体とLEDディスプレイのカラーが両方ホワイトになっているPure Whiteもあります。


Sparkle Gold、LEDディスプレイ:白色


Space Black、LEDディスプレイ:白色


Aqua Blue、LEDディスプレイ:白色


Rose Pink、LEDディスプレイ:白色


このacaiaは現在Kickstarterにて出資を募っており、目標金額の3万ドル(約310万円)を超える約4万ドル(約420万円)をすでに集めているので製品化は決定的。acaiaは、59ドル(約6200円)の出資でClassic WhiteとmicroUSBケーブル&充電アダプター&断熱マットのセットがゲット可能。アメリカ以外への配送には別途20ドル(約2100円)が追加でかかります。

また、Aqua Blue・Rose Pink・Pure Whiteは69ドル(約7200円)の出資でゲット可能で、Pure Whiteのみ100台限定の生産になり、記事執筆中の段階で残り台数は38台となっています。さらに、Space Blackをゲットしたい場合は99ドル(約1万円)、Sparkle Goldをゲットしたい場合には119ドル(約1万2000円)の出資でそれぞれをゲット可能で、Sparkle Goldは限定50台のみの生産で残り台数は38台です。

なお、出資期限は12月21日(土)の午後2時14分までとなっています。

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in 動画,   デザイン,   , Posted by logu_ii

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