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おいしいコーヒーが飲みたい一心で15年間かけ作られた長時間適温で飲み物を保温してくれるサーモマグ「Temperfect mugs」


寒い冬に、「温かい飲み物を飲もう」と淹れたてのコーヒーをマグカップに注ぎ、一口飲んでみたものの熱すぎて飲めたものではないのでしばらく放置。そろそろ飲めるかな、と思ってカップを手に取ってみると冷やっとした感触が肌を伝わってきて、「まさか!?」と思いながらコーヒーを口にすると、もはや熱々だった頃の面影もないひんやりとしたコーヒーがカップの中に……という経験をしたことがある人も多いはず。そんな時に役立つのが、温かい飲み物を長時間適温のままキープしてくれるサーモマグカップ「Temperfect mugs」です。

Joeveo drinkware | Temperfect mugs
http://joeveo.com/


このTemperfect mugsを開発したのは、せっかく淹れたコーヒーが熱すぎたり冷たすぎたりで適温の状態で楽しめないことに大きなイライラを抱えていたDean Verhoevenさん。


彼は、「コーヒーの熱すぎる温度分の熱をマグカップの壁の中に閉じ込め、その熱を使ってコーヒーを長く適温状態で保温できないか」という考えを持っており、「Temperfect」と呼ぶパーツを標準的なマグカップの中に埋め込むことで、飲み物を適温に保てるのではとひらめきます。


このマグカップの内側にある「Temperfect」部分が熱すぎる飲み物の温度が適温になるまで熱を吸収して、すぐに適温にしてくれます。


そして、適温になってからは飲み物を快適に飲める温度を保つように放熱してくれるというわけ。


Verhoevenさんはこの理想のマグカップを作成し始めてからなんと15年間も材料を研究し、試作品を作り、テストを行い、改善するというループを繰り返してきたようです。


彼はステンレス鋼から真空断熱素材を作り出すプロセスを全て学習し、そしてついにプロトタイプが完成、このサーモマグカップでは何時間も適温のコーヒーや紅茶が楽しめる、とのことです。


これがプロトタイプのTemperfect mugs。重量は16オンス(約454グラム)で、指一本で開閉可能なフタ付き。サーモマグカップの縁は陶器製のもののように唇にやさしいデザインとなっており、内部はステンレス鋼製なので手洗い可能、さらに香りや味が容器に残ることもありません。本体内部にはTemperfectパーツがあるので食器洗い機での洗浄はできませんが、簡単にバラバラにできるので他パーツを食器洗い機で洗うことは可能です。


これはセラミック製のマグカップと通常の真空断熱マグカップの中に注いだ飲み物の、時間における温度変化を示したグラフ。横軸が時間(1で1時間)を表し、縦軸が温度(カ氏)を表すので、カ氏180度がセ氏82.2度、カ氏150がセ氏65.6度、カ氏120がセ氏48.9度、カ氏90がセ氏32.2度、カ氏60がセ氏15.6度を示します。黄色の「Ahhh…zone」が飲み物をおいしく飲める温度範囲を示しており、真空断熱マグカップやセラミックのマグカップでは適温ゾーンに入るのに時間がかかる、あるいはすぐに適温以下になってしまうことが分かります。


1997年に製作されたプロトタイプだとこんな感じで、熱々の飲み物を注いですぐに適温になり、そのまま約1時間半もの間、飲み物をおいしく飲める温度に保ってくれたようです。


さらに2007年に製作されたTemperfect mugsのプロトタイプでは、より長時間飲み物を適温に保つことが可能になっており、グラフによると約3時間おいしく飲める温度で飲み物をキープできるようになっています。


Temperfect mugsにはオレンジの他にもピンクやブルーのカラーもあります。


他にもセピアブラックに仕上がった「Black oxide」マグや……


チタニア(二酸化チタン)コーティングが施されたマグもアリ。


さらに、Dustin Walkerさんというアーティストによる彫刻が彫られた「Black oxide」マグもあります。


このTemperfect mugsは現在Kickstarterにて出資を募っている最中で、Verhoevenさん1人の手ではTemperfect mugsをより多く作れないので、専門の工場と契約をかわすために資金が必要なようです。40ドル(約4100円)の出資でTemperfect mugsのオレンジ色が1つゲット可能で、他にも50ドル(約5100円)の出資でピンクまたはブルーのTemperfect mugs、160ドル(約1万6000円)の出資で「Black oxide」マグ、280ドル(約2万9000円)の出資でチタニアコーティングされたマグ、400ドル(4万1000円)の出資で彫刻が彫られた「Black oxide」マグがそれぞれゲット可能。アメリカ国外への配送には別途36ドル(約3700円)が必要となります。

プロジェクトの目標額は2万3500ドル(約241万円)でしたが、現在すでに約3万5000ドル(約360万円)が集まり、Temperfect mugsの製品化は決定しています。なお、このプロジェクトへの出資期限は日本時間の2014年1月2日(木)午前2時までとなっています。

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in 動画,   デザイン, Posted by logu_ii