Twitterでフォローしていない相手とDMでやりとりすることが可能に
by Pedro Ribeiro Simões
Twitterには相互フォローしている相手と1対1で会話をするダイレクトメッセージ(DM)機能が搭載されていますが、今後は一方通行のフォロー関係でもDMのやりとりをすることが可能になるようです。すでに、一部のユーザーには「自分のフォロワーであれば誰からでもDMを受け取る」というオプションが追加されています。
Get Twitter Direct Messages from people you don’t follow!
http://jimsmarketingblog.com/2013/10/15/get-twitter-dirrect-messages-from-people-you-dont-follow/
You can now receive DM's from anyone who follows you, without you following them. Just saw this in settings... pic.twitter.com/Lsf0FR563q
— Jim Connolly (@JimConnolly) October 15, 2013
これはJim's Marketing Blogを運営しているジム・コノリーさんが明かしたもの。TwitterのDM機能は、相手が自分をフォローしていれば送ることが可能という仕組みなので、やりとりを成立させるためには相互フォロー状態である必要がありました。このDMはタイムライン上に流れることがないのでプライベートやビジネスの話題をしても大丈夫。
しかし、コノリーさんは設定画面に「Receive direct messages from any follower」というオプションが追加されているのを発見しました。これは文字通り、コノリーさんのことをフォローしている人であれば、たとえコノリーさんがフォローしていなくてもDMを送ってくることが可能になるというもの。デフォルトではオフなので、今まで通り相互フォローしてない人からのDMがいきなり届くということはありません。
コノリーさんは、このオプションをオンにすることにしました。その理由としては、自分は有名人であり、ブログのあちこちでメールアドレスを公開しているけれどスパムや一方的に利益を求めるようなメールは届いていないから、と語っています。
「一方的にDMを送られる可能性がある」という見方をするとちょっと怖い機能ではありますが、コノリーさんは、別の視点から見れば一方的な質問をプライベートな状態で受けることが可能になると指摘。ビジネスユーザーやジャーナリストであれば、今までは最初の交渉を「DMでお話したいのでフォローしてもらえませんか?」とオープンに行う必要がありましたが、これからはすべてプライベート状態でやりとりすることが可能になります。
もちろん、「DMスパム」が発生する可能性は十分にありますが、DMが届いて欲しくない人は機能をオフにしておけばOK。また、仮にスパマーや一方的に文句を言いたい人がDMを送りつけてきたとしても、ブロックすれば済むことです。この機能に商業的な利益を見いだしてビジネスユーザーが動き始めれば面白いことになるのではないか、とコノリーさんは見ています。
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