乗るだけで測定者を認識して測定結果を出してくれるタニタの薄型体重計「体組成計 インナースキャン50 BC-313」レビュー

体重計で体脂肪などを測定したい場合まず測定スイッチを押し、個人番号を押した後に体重計の上に乗って測定、終わった後は再び測定スイッチを押す、という動作が必要ですが、測定スイッチや個人番号を押さなくとも体重計に乗るだけで測定者を認識し、登録してある身長・年齢をもとに体重・体脂肪率・BMI・推定骨量・筋肉量・内臓脂肪・基礎代謝量・体年齢などを表示してくれるのが「体組成計 インナースキャン50」です。

体組成計 インナースキャン５０ BC-313 (パールホワイト) | 商品紹介 | 株式会社タニタ
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体組成計 インナースキャン50 BC-313 (パールホワイト)のパッケージはこんな感じ。

この体重計のポイントは「乗るピタ」機能。測定ボタンや個人番号を押さなくとも、体重計に乗るだけで体重や体の電気抵抗値から測定者を認識します。

箱の中には体重計本体と取り扱い説明書が入っていました。

本体はこんな感じ。大きさは217mm×316mm×27mmで、乾電池込みの重量は約1.5kgです。

表面にはフラットなボタンが4つ。操作はすべてここで行います。

横から見た様子。

強化ガラスを使用したスタイリッシュなデザインで、厚さはわずか27mm。

薄型なので、ほんの少しの隙間でも立てかけておくことが可能です。

裏面はこんな感じ。

使用の際はまず、単4電池4本を本体にセットします。

初めに地域と日時・個人データを登録する必要があるので、左端の「設定」ボタンから地域を登録。なお、地域の登録は、使用地域によって重力の影響を受け誤差が生じることがあるため。

地域番号は取り扱い説明書に記載があります。

続けて日時も登録。

登録が完了すると、自動的に電源が切れます。

再び設定ボタンを押し、今度は個人データを登録。個人番号を選択し、生年月日と身長を入力します。個人データ1は、身長169.5cm、26歳男性の編集部員1です。

身長を入力後、素足で体重計に乗り、現在の体重など測定結果を登録します。

測定結果が表示されてから約40秒後、再び電源が自動的に切れます。

個人データは5番まで登録可能ということで、さらに登録。

個人データ2は身長171cm、45歳男性の編集部員2です。

ということで個人データを登録後、もう一度編集部員1が体重計に乗ってみます。

体重計に乗ると自動的に電源がオン。顔っぽい文字がモニターに現れ、登録者を認識中です。

ピッピッと音がなり、「1」と表示。登録した通り、個人データ1と認識されました。体重計からは音が鳴った時点で降りてOK。

50g単位の体重に続いて体脂肪率、BMI、推定骨量、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体年齢などが表示されます。

なお、取り扱い説明書には「BMIとは」「体脂肪率とは」「内臓脂肪とは」ということや、それぞれの数値の示すものについての説明が書いてあります。例えばBMIなら、体重計で18.5以上25未満と出たら普通体形で、それ未満の数値であればやせ型、それ以上であれば肥満型とされています。

体脂肪率判定表もあり。

靴下を履いたままでも個人データの認識はされるのか？と編集部員2が実験してみたところ……

認識できました。ただし正しいデータを出すためには素足で体重計に乗る必要があります。

過去に測ったデータは蓄積されませんが、前回の値は測定結果の表示中に「設定」を押すことで見ることが可能です。

自動補正機能がついているので立てかけたり上に物をのせたりしていても固く平らな床に置けば収納時等の誤差が補正され、正確な数値を出すことが可能。なお、執筆時点でのAmazonにおける価格は税込5809円となっています。測定結果を蓄積できないのがネックですが、これまでの体重計のように測定ボタン・個人番号を指定しなくとも細かいデータまで見ることができるので、使い方は格段にラク。個人データを登録し、何人かで体重計を使い回す場合はかなり重宝しそうです。

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