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手のひらサイズで革新的デザインのアルコール検知器「The AURA Breathalyzer」


飲酒運転は日本の道路交通法で厳しく禁じられており、違反すると重い罰則が下されるほか、他人の命を奪う恐れのある危険な行為です。しかし、飲酒した直後に運転することは論外ですが、お酒を飲んだ次の日に運転しなければならない場合、体にアルコールによる影響を感じなくとも、血中のアルコール濃度は気になるところ。個人で血中のアルコール濃度を計測できるアルコール検知器は市販されていますが、大きさやデザイン性に欠けます。そこで考えられたのが、手の中にすっぽり収まるサイズで革新的なデザインのアルコール検知器「The AURA Breathalyzer」。現在、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募っています。

The AURA Breathalyzer | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/the-aura-breathalyzer

AURA Breathalyzer | Fashion Meets Precision
http://www.aurabreathalyzer.com/

The AURA Breathalyzerの詳細は以下のムービーから確認できます。

The AURA Breathalyzer - 2013 Indiegogo Team on Vimeo


The AURA Breathalyzerの開発チームによると、血中アルコール濃度は飲酒者の年齢・体重・性別などさまざまな要素に作用されるため、検知器無しで知ることはほぼ不可能。また、従来の検知器に含まれている酸化物半導体センサーでは、おおまかなアルコール濃度は測定できても、正確な数値は測れません。


そこで開発されたのが、燃料電池センサーで血中のアルコール濃度を計測できるThe AURA Breathalyzer。


人間工学に基づいて設計されているThe AURA Breathalyzerは、直径5.2cm・高さ1.5cmの手のひらサイズで、ポケットなどに入れても違和感はなさそうです。


重さも54gと軽量。


デザインはシンプルで高級感あふれる感じ。表面には傷つきにくいポリカーボネートを使用しています。


血中アルコール濃度の値などを表示するスクリーンにはLEDディスプレイを採用。


使い方は、ONボタンを3秒間押すと前回計測した値が表示されるので、再びONボタンを5秒間プッシュしてディスプレイに「BLOW」の文字が点滅したらデバイスを口にくわえて息を吹きかけるだけ、とかなりカンタン。


The AURA Breathalyzerは現在出資を募っている最中ですが、目標額3万ドル(約296万円)をすでに達成しており製品化はほぼ確実。製品化した場合のメーカー希望小売価格は200ドル(約2万円)ですが、Indiegogoで150ドル(約1万5000円)出資すると、The AURA Breathalyzerと専用のポーチ、充電用Micro-USBケーブルが1個ずつゲット可能。なお、別途30ドル(2900円)で日本への発送にも対応しており、締め切りは日本時間の2013年10月14日15時59分となっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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